文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

若山照彦は、「マウスすり替え問題」で、一体、何が言いたいのか?「俺にはいっさい責任はない。小保方博士個人に全責任はある」と言いたいのか?

朝日新聞が、「マウスのすり替え問題」を詳細に伝えている。それを読むと、小保方博士個人の問題とは、とても思えないのだが・・・。「マウスのすり替え問題」に最初に気が付いたのは若山照彦であり、それをマスコミに暴露したのも、第三者機関に調査を依頼…

「集団的自衛権容認論」と『保守論壇亡国論』。

安倍政権が進めようとしている「集団的自衛権容認論」が、いよいよ現実のものになってきた。僕は、憲法改正にも集団的自衛権容認にも反対ではない。しかし、それを誰がやるか、誰の内閣でやるか、にはこだわる。 僕は、安倍政権が進めようとしている「集団的…

小保方晴子と小沢一郎とソクラテスの接点。小保方博士事件を考える時、どうしても小沢事件を思い出す。そして二つの事件の共通性を考えていくと、ソクラテス、つまり、アテネの法廷で死刑判決を受けた「ソクラテス裁判」を思い出さないわけにはいかない。

日本人の「思想的劣化」の見本がここにいる!!!曽野綾子である。沖縄の集団自決問題を扱った名著(?)『ある神話の背景』の根本資料『陣中日誌』に、隠蔽=改竄の事実が指摘されている。つまり、曽野綾子が、沖縄集団自決問題を論じた『ある神話の背景』は、全面的に赤松部隊の制作した「陣中日誌」に依存しているが、この「陣中日誌」は、1970年に赤松部隊隊員=谷本小次郎によって書き換えられた資料価値ゼロの「捏造文書」「改竄文書」であったことが判明している。だが、曽野綾子は無視したままである。反論できないということか?

日本人の「思想的劣化」の見本がここにいる!!! ↓↓↓■曽野綾子が、 某週刊誌で、夫の三浦朱門と、夫婦対談をしていた。健在であることをアピールしたかったのだろうか?それとも?夫婦円満な老後を自慢したかっただけなのか?そうではないだろう。尻に火がつい…

科学主義とオリエンタリズム。科学の理想主義、あるいは科学のイデオロギー中心主義とでも言うべき知的官僚主義の悪習が、日本の科学者やその予備軍の脳内を占拠しているように思われる。

小保方晴子博士への批判=罵倒の仕方を見ていると、彼らには、科学のリアリズムが見えていないに思われる。つまり、彼らには、何が何でも科学的大発見をして、ノーベル賞でももらってやるぞ、というような先端科学研究者の「リアリズム」がない。他人の研究の…

『月刊日本』講演会「竹中平蔵とは何者か! 〝新自由主義に呑み込まれたアベノミクス〟」のお知らせ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『月刊日本』講演会「竹中平蔵とは何者か! 〝新自由主義に呑み込まれたアベノミクス〟」のお知らせ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 講師◎佐々木実(大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家) 1966年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日…

「小保方事件」の仕掛け人の一人は遠藤高帆(理研、上級研究員)だったのか? とすれば、遠藤高帆は 、表に出て来て、公式の記者会見を行うべきではないだろうか!!!

小保方晴子博士は、理研に出社し、STAP細胞再現実験に参加しているようである。毎日新聞や日経新聞が、理研内部の関係者からの情報として伝えている。 さて、この「理研関係者」とは誰だろうか。理研には、現在の体制に不満を持ち、毎日新聞や日経新聞の記者…

「小保方晴子『逮捕』の可能性」と書く週刊誌「週刊現代」の「思想的劣化」と「脳内痴呆化」、ここに極まれり。

「週刊現代」という週刊誌を、ちょっと立ち読みして、そのあまりの痴呆ぶりに愕然とした。本気で、「小保方晴子『逮捕』の可能性」などどと題して、小保方晴子博士批判(バッシング)を書いていたからである。しかも、あの、テレビに出まくって、ヘイトスピー…

昨日は、辛淑玉(シン・スゴ)さんと、御茶ノ水「山の上ホテル」で対談。反韓論ブームや在日問題、天皇論.、保守論壇批判・・・などを語る。「月刊日本」8月号に掲載予定。

今、巷では、反韓論、嫌韓論、韓国蔑視論・・・的な本が売れて、一種のブームになっているらしい。その種の本が、各出版社から、続々と出版されている。しかも一流と思われている出版社からである。本屋に立ち寄ると、店頭にその種の本が、独占的に並べられ…

小保方博士を「詐欺師」だの「嘘つき」「希代のぺてん師」だのと批判=罵倒する「小保方批判派」の面々の思想的貧しさについて。

「STAP細胞はES細胞」だの、若山照彦が手渡したマウスが他のマウスに「すり替えられていた」だのということを根拠に、小保方博士を詐欺師だの嘘つきだの、ぺてん師だのと、安易に「断定」して良いのか。 良くない。そこには論理の飛躍がある。それは、まさし…

「小保方事件」の仕掛け人は「遠藤高帆」(理研=上級研究員)だった? マスコミは、今こそ、遠藤高帆=上級研究員という情報源であり、情報工作の首謀者の正体を明らかにせよ。

小保方事件という前代未聞の科学業界スキャンダルは、若山照彦の記者会見あたりを契機に、その雲行きが変わりつつある。「小保方晴子つぶし」=「理研つぶし」を狙う、遠藤高帆=上級研究員や若山照彦、そして一部のマスコミ(毎日新聞、日系サイエンス、新潮45…

小保方博士は、「解雇」か、「再現実験参加」か?野依良治=理研理事長の発言を読み解く。

野依良治も、「小保方博士潰し」が、実は「理研潰し」であることに気付いたように見えるが、どうだろうか?つまり、野依良治理事長は、懲戒委員会に、「懲戒解雇にすれば、再現実験は出来ないよ」「懲戒解雇だけは止めろ」とメッセージを送っているように見…

「答えのない問題」や「間違うかもしれない問題」、あるいは「人跡未踏の境地」に挑戦する冒険者が、ホンモノの科学者だろう。そういう知の荒野を目指す、気違い染みたホンモノの科学者たちの手によって、科学は進歩してきたのだ。「小保方事件」は、そのことを実証したと言っていい。

しかし、そういう「危険な冒険者」としての科学者は、極めて少ない。多くの科学者は、既存の知の領域に安住する小市民的な存在にすぎない。この、安定した生活を欲する小市民的科学者たちは、「危険な冒険者」としての科学者を毛嫌いし、科学者業界から、様…

小保方博士が、若山照彦記者会見に反論、反撃。「STAP細胞はES細胞だった」「マウスのすり替えが判明した」と若山照彦は、「小保方=捏造説」を主張しているようだが、小保方博士は、即座に、それに反論。さー、どうする?若山照彦くん。君が、当事者であり、責任者だったのではないのか?

(三木 秀夫)小保方晴子さんから、コメントを預かり、本日、発表しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「いろいろと報道されていますが、マウスに関しても細胞に関しても、私には所属させていただいていた研究室以外からの入手はありません。この点については、今…

若山照彦=記者会見の政治学。これで、「小保方捏造説」が確定したかのように、断定的に言うマスコミもあるようだが、大丈夫なのか・・・。裏が取れているのか?妄想記事じゃないのか?

「小保方博士がES細胞を混入したという捏造説」を補強するかのように、小保方研究室から「ES細胞」のケースが見つかったそうだが、話ができすぎていないか?この「ES細胞」を誰が、小保方研究室に持ち込んだのか?持ち込んだのは若山照彦の学生だったそうで…

若山照彦の正体?若山照彦が記者会見で「STAP細胞はES細胞だった?」。何、それ? とすれば、誰がES細胞を研究室内に持ち込んだのか? 犯人は誰か?

小保方研究室から「ES細胞」が見つかった 、と若山照彦の記者会見にタイミングを合わせるように、理研関係者が発表したらしい。とすれば、ないはずのES細胞を、小保方研究室に持ち込んだのは誰か?小保方博士か?小保方博士でないとすれば・・・。 「改竄=捏…

若山照彦らの「ES細胞混入説」は、科学的に論証=実証されたのか? 今日、若山照彦は、記者会見するらしいが・・・。若山照彦の正体が、その背後関係を含めて、いくらかは明らかになるだろう。

「ES細胞混入説」が話題になっている。小保方晴子博士が、「ES細胞を混入した・・・」というわけだ。それで、小保方晴子博士の「改竄=捏造=詐欺」説を、科学的に証明出来たとすれば、不倫問題や就職面接問題などのシモネタで騒ぐよりは、それはそれなりに科…

若山照彦と須田桃子(毎日新聞)は、何を狙っているのか?

お喋りの若山照彦が、毎日新聞を使って、つまり毎日新聞の須田桃子記者にだけ情報を流しながら、またまた新ネタを発表している 。 「毎日新聞のインタビューに応じ、自らの研究室で実験していた小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーの実験ノートを…

改革委員会(委員長・岸輝雄東京大名誉教授)は、「小保方潰し」だけではなく、日本の先端科学技術の宝庫である「理研潰し」を狙っているのか。改革委は、誰の手先になっているのか?植民地主義の手先だろう。「理研潰し」=「日本先端科学技術潰し」を画策する改革委の背後に誰がいるのか?安倍政権中枢か?米国の先端科学技術の優位性を死守しようとする国際的謀略一派か?改革委のメンバー各位は、それが分かっているのか?視野狭窄に陥った単純素朴な「嫉妬心」や「正義感」ほど、恐ろしいものはない。「小保方事件」は、ますます「小沢一郎事件

■理研よ、小保方晴子博士の「蜥蜴の尻尾きり」は敵の戦略に乗せられた愚行(自滅行為)だ。真の敵を見誤るな!!!理研解体を画策する植民地主義の手先、白色日本人どもに(植民地主義現地代理人)に反撃せよ!!! 改革委の辞任勧告を受けて、辞任する西川伸一特別顧…

「若山照彦夫妻の恐怖に怯えた三ヶ月」と言うべきだろう。若山照彦の「週刊文春」に掲載されている「若山照彦独占告白」を立ち読みして、思わず吹き出した。「小保方さんに怯えた三ヶ月」とあるからだ。

若山照彦は、何に怯えているのか。若山照彦には、狙われるようなことがあるのか。誰にも、若山照彦の失脚を狙っているようには思えないが・・・。若山照彦が、何に怯えようとかまわない。誰だって暗い過去の一つや二つはある。しかし、そんなことには、興味…

「小保方事件」は「若山照彦事件」かもしれない。「週刊文春」の「若山照彦独白」を読んで、そう思った。

この男は、明らかに過度の被害妄想に陥り、マスコミを相手に奇行を繰り返し、つまり、「小保方事件」に、内部情報を暴露し続け、再点火を繰り返してきたといっていい。若山照彦は、自己正当化のあまり、とんでもない人権侵害、名誉毀損・・・を犯し続けてき…

「小保方晴子事件」と「小沢一郎事件」の類似性。

小保方晴子事件の特徴は、絶えず、硬軟織り交ぜた「バッシング情報」が、「何処か」から流され続けるところだが、それ故に、思い出すまでもなく、「あの事件」を連想させる。「小沢一郎事件」である。小保方事件は、「画像の切り貼り」「博士論文のコピペ」…

『月刊日本』講演会「竹中平蔵とは何者か! 〝新自由主義に呑み込まれたアベノミクス〟」のお知らせ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『月刊日本』講演会「竹中平蔵とは何者か! 〝新自由主義に呑み込まれたアベノミクス〟」のお知らせ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 講師◎佐々木実(大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家) 1966年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日…

小保方晴子博士が、先月から、理研のSTAP細胞再現実験に立ち会っているらしい。下村博文・文部科学相が2回にわたり、「参加すべきだ」と発言し、それが転機になったようだ。当然だろう。

■万能細胞:STAP論文問題 小保方氏、検証立ち会う 理研で先月から STAP細胞の論文不正問題で、理化学研究所が神戸市で進めているSTAP細胞の検証実験に、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が先月下旬から立ち会っていること…

「蓮實重彦的批評」は「小林秀雄的批評」を乗り越えたか?

蓮實重彦や蓮實重彦信者たちの批評的言説を点検していくと、最終的に小林秀雄的批評が槍玉に上がっているように見える。実は僕が、文芸誌「海燕」に書いた「実生活に犠牲を要求しない思想はない」という批評は、小林秀雄からの引用であり、それを目敏く見つ…

東大教授たちの「ゴマスリ・ヨイショ文学論」を読む。

僕は、昔、蓮實重彦に批判=罵倒されたことがある。今はないが、「海燕」という文藝雑誌に、僕が、初めて、寺田博という有名な編集者の推薦で、文芸誌に書く場所を得て、書評的雑文を連載していた頃である。僕が、「実生活に犠牲を要求しない思想はない」とい…

「東大教授」と「小保方事件」と「現代文学」

「文学は終わった」とか「文学の地盤沈下」などが言われて久しいが 、その原因や思想的根拠について考えるたびに、僕は、今回の「小保方事件」や「小保方バッシング現象」に感じるものと「同じもの」を感じる。「東大=京大病」の蔓延化=制度化である。 実は…

小保方晴子博士の「就活問題」の真相。「理研採用面接が日本語だった?」と。小保方晴子博士は英語はペラペラ。何処に問題があるのか?日本語で面接したのは、理研側の内部事情だろう?

要するに、理研側の「小保方晴子博士追い出し」の情報工作は、新聞、テレビを筆頭とするマスコミと、マスコミに登場するエセ科学者たちとの共同作戦で行われていることが分かる。特に、「小保方晴子潰し」に熱狂するマスコミの中の「エセ科学ジャーナリスト…

「金曜会」=ドストエフスキー一派の一夜。ドストエフスキー論全集全10卷」刊行中の清水正先生と 、「ドストエフスキーの全著作を読む会」代表の下原敏彦先生と。

いつもの「金曜会」、江古田=和田屋で。例によって「ドストエフスキー」と「小保方晴子博士」を酒の肴に、多いに盛り上がる。和田屋は、清水正先生が、若い頃、江川卓、小沼文彦等と、有名な鼎談「ドストエフスキーの現在」を行った思い出の居酒屋であるらし…

久米秋三郎氏の「山崎行太郎論」(?)を読む。

山崎先生、先生の肩書きの変更について思うところがあったので、次のような小文を書きました。 「哲学者=山崎行太郎の誕生」(久米秋三郎) 山崎行太郎氏のブログ「毒蛇山荘日記」をよく読んでいる人は、もう気づいているかもしれない。山崎氏は、自らの肩書…