文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「江古田哲学研究会」だより。現在、「江古田哲学研究会」は柄谷行人の新著『哲学の起源』を読みながら、アテネの「デモクラシー(民主主義)」とイオニアの「イソノミア(無支配)」について勉強している 。

昨日は早めに家を出た。「江古田哲学研究会」は6時からだったが、その前に十条駅前の喫茶店で「孤独な散歩者の夢想」ばりの静寂な「思索の時間」を過ごしたかったからだ。この喫茶店は老人夫婦がやっているらしい古い喫茶店だ。腰の曲がりかけた老人が珈琲を…

十条駅前の喫茶店で柄谷行人の『哲学の起源』を読む。

アテネのデモクラシーは、アテネ中心主義的に形成されたデモクラシーの神話であるという柄谷行人が注目するのは、アテネに先立つ古代イオニアの歴史と文明と、そしてイオニアで試みられたイソノミア(無支配)である。つまり、アテネのデモクラシーは、挫折し…

石原慎太郎「党大会欠席」の政治学。風邪をこじらせて、入院中といわれている石原慎太郎だが、ついに党大会も欠席ということが確定したようである。電話出演とかビデオメッセージによる参加とも言われているが、これで、おそらく、石原慎太郎の政治生命は終わりだろう。(続く)

・ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html 最高裁の罠作者: 志岐武彦,山崎行太郎出版社/メーカー: ケイアンドケ…

「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月は、明日、3/30(土)、池袋東口「ルノワール」(ビッグカメラ裏)・・・になります。間違いないようにご注意ください。

・ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html ■緊急連絡■ 「江古田哲学研究会」のお知らせ。 ーーーーーーーーーー…

小林秀雄「ドストエフスキー論」を超えて。清水正の「ドストエフスキー論全集」の世界へ。

日大芸術学部(文芸)が刊行している「江古田文学」82号に、清水正の「ドストエフスキー論全集」が特集されているが、そのなかに、編集長の中村文昭氏と清水正氏の長編対談と、清水氏の「自著をふりかえって」という「清水正『ドストエフスキー論』自筆年譜…

「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月は、3/30(土)、池袋東口「ルノワール」(ビッグカメラ裏)・・・になります。間違いないようにご注意ください。

■緊急連絡■ 「江古田哲学研究会」のお知らせ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ★今月は第5土曜日、3/30、午6時から。★ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ★ 「江古田哲学研究会」の場所は、池袋駅東口。「ルノアール」(ビックカメラ裏)地下会…

立川の「昭和記念公園」の花見。雨で中止。飲み会だけ・・・。井口時男さんよりメール。メンバーは、文芸評論家の井口、菊田、小林、富岡、山崎、大日方(東京新聞)・・・。それでは拙宅近くの公園の満開の桜でも写して行こう。

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板橋駅前の「コロラド」で爆弾製造の密談。昨日は、「月刊日本」編集部の中村君と池袋駅前の「エクセルシオ」で待ち合わせて、新刊『保守論壇亡国論』の打ち合わせの予定であった。しかし、なんと、「エクセルシオ」が閉店している。あんなに混雑していたのに。何故?

仕方なく、板橋駅前へ移動。駅前の喫茶店「コロラド」にはいり、新刊の打ち合わせ。最近、板橋や十条にある、古い、昔風の、古色蒼然とした、いかにも喫茶店らしい喫茶店にこり始めたのだ。板橋や十条には、そういう喫茶店が何軒か生き残っている。そう言え…

満開の桜。近くの公園で。今年の桜は異様に咲き誇っている。

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日大芸術学部文芸学科「卒業記念パーティー」。小林さんとソヒさん(韓国からの留学生)、亀本さんと。池袋サンシャイン展望台宴会ルーム(60F)で。

例年は、この頃は、田舎に行っているので出席できないが、今年は、たまたま朝日カルチャーセンターの講義と重なったため、「卒業記念パーティー」だけは出席できた。こちらの方は、僕は出席していないが、卒業式も学位授与式も賑やかだったようだ。清水先生…

山下聖美・日芸准教授と、今夏のインドネシア大学との学術交流について話し合う。

この学術研究プロジェクトは山下先生が中心になって、数年前から企画・推進する学術交流。インドネシア大学で、両国の研究者(ジャパノロジスト)たちが、研究発表を行うらしい。清水正教授はお得意の漫画論「ドラエモン論」を話す予定とか。僕は、何を話すか…

三宅雪子と橋本久美。いつも元気なお二人さん。昨日は新宿小田急ハルク前で街宣活動。三宅雪子さんは、今夏の参議院選、全国比例区に「生活の党」公認候補として出馬が決定しているが、すでに選挙モードに突入している感じだ。

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「江古田文学」ドストエフスキー論特集で「清水正」を特集!!!が完成。というわけで、久しぶりに、江古田の某所で、清水さん、山下さんらと祝杯!!!

この特集号には、僕も書いているが(「ニコライ・スタブローギンの帰郷」)、日大芸術学部の僕の教え子で、僕がひそかに期待する「愛弟子(?)」の一人、先ごろ、「文芸思潮」の「詩」部門の新人賞を受賞した「山下洪文(日芸5年生?)」も、寄稿している。「清…

小沢一郎議員と亀井静香議員の広島遊説演説を聞く。青森、岩手を皮切りに、小沢一郎が元気よく、全国を飛び回っているうようだ。先日は、佐藤公治応援のため、広島に駆けつけたらしい。しかも、広島出身の亀井静香議員と一緒に。その動画があるようなので是非、ご覧いただきたい。

小沢一郎と亀井静香(広島)。 ★ 動画はここをクリック!!! 1) http://m.youtube.com/watch?v=0hXnge_T3LE&feature=relmfu 2) http://m.youtube.com/#/watch?v=T_Ru-XAfJJ4&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3DT_Ru-XAfJJ4 小沢氏「参院選で野党結集を」 広島市で街頭…

冤罪製造裁判官・飯田喜信を裁判に!!! 小沢一郎秘書3名の控訴審、いわゆる「石川裁判」で、予想通り、問答無用の「控訴棄却」、「一審推認判決支持」というトンデモ判決を下した飯田喜信という「冤罪製造裁判長」に対して怒りが収まらないが、ここに来て、飯田喜信という裁判官を、「罷免」しようという動きが出てきた。以下に、「日々担々ブログ」経由で知った「討論Bar“シチズン”マスターの西岡ブログ」から引用する。

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東京ステーションホテルで。

昨日は帰郷するはずだったが、その気にならず、日程変更、自宅で休養。そこへ電話。東京駅前の丸善で待ち合わせ。岩田温氏や佐藤春雄氏、濱本博氏らと 飲み会。久しぶりに「東京駅」に降りた。江藤淳と蓮實重彦の対談『東京ステーションホテル』を思い出し …

新中国「習・李体制」が本格的に始動。二人と親しく、太い人脈を持つ小沢一郎発言に注目。開戦前夜とも囁かれる日中関係だが、こじれる日中問題の処理は、新中国指導部と太い人脈を持つ小沢一郎にしか出来ないのではないか。

・ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html 「日中の威勢の良い姿勢、危うい」 小沢・生活の党代表 ■小沢一郎・生…

今こそ吉本隆明を読み直そう。

昨日(3/17、日曜日)、如水会館というところで、「吉本隆明さんー逝去一年の会」という催しがあり、出席してきた。吉本隆明というと、僕らの世代の人間にとっては、忘れっがたい、懐かしい名前だ。吉増剛造さんと福島泰樹さんが、吉本隆明の詩を朗読したが 、…

ヒラメ裁判官・飯田喜信の正体!!!

証拠もなしに有罪判決を下すという、反近代的、反法律的な「推認判決」を、そのまま、なんの疑問も持たず、最高裁事務総局の意のままに、新しく提出された証拠、陳情書を片っ端から却下した上で、「追認」したヒラメ裁判官・飯田喜信裁判長。こういう無能な…

昨夜、安倍首相がTPP交渉参加を正式に表明したらしい。完全な公約違反である。

反対派がいきり立つのも無理はない。安倍首相は米国の軍門に屈したことになる。問題は安倍晋三を熱烈に支持する右翼・保守勢力、あるいは農業・農協関連者たちの動向だ。はたして彼らはそれでも安倍首相を支持するのか?それとも、TPPに断固反倒し、安倍…

TBSは、今こそ,現金授受の「捏造動画」を放映せよ。

石川裁判は高裁で、一審の登石郁郎裁判長による「推認判決」がそのまま認められ、一億円の現金(裏金)が、水谷建設の元社長・川村尚氏から、大久保秘書と石川元秘書に、それぞれ5000万円ずつ、手渡されたということになった。証拠はないが、「推認」によ…

昨日(3/14)、メルマガ「週刊山崎行太郎」104号を送信しました。テーマは「石川裁判判決にはjhsて、産経新聞は即刻、廃刊にせよ」です。携帯からでも購読できます。申し込みはこちらから→

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産経新聞に「廃刊・解散」を勧める。親米売国新聞・産経新聞の「主張」が、東京高裁での「秘書有罪」を受けて 、小沢一郎氏に、「議員辞職」を勧告している。笑った。「小沢一郎陸山会裁判」が、アメリカによる植民地支配の片棒を担ぐ、産経新聞を最下層とする「既得権益維持勢力」 によってデッチ上ゲられた日米合作のインチキ裁判であることは、今や、自明である。子供でも知っている。産経新聞も知らないはずはない。それに頬かむりして 、小沢氏に、「議員辞職」とは、「何処まで 、お前らは『売国奴新聞』なんだ!!!」と、あまり使いたく

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3・13判決。小沢一郎からのメッセージ。

平成25年3月13日 東京高裁判決について 衆議院議員 小沢一郎 本日の東京高等裁判所の判決は、明確な証拠も合理的な根拠も全く示さないまま、元秘書たちのそれぞれの主張を全面的に認めない驚くべきものであり、極めて遺憾です。 それは、法と証拠に基づく法…

石川裁判、高裁で控訴棄却、つまり一審の推認による有罪判決を支持したということ 。馬鹿馬鹿しい推認判決の連鎖。裁判所の機能を果たしていない。政治謀略裁判は続くーーー。

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「石川裁判」、判決の日。今日、小沢一郎秘書・・・石川知裕、大久保隆規、池田光智・・・への「高裁判決」が下されます。裁判長は、飯田喜信。冤罪が確定した「ゴビンダ裁判(東電OL殺人事件)」で、一審無罪に対し、「逆転有罪判決」を下した、世に言う「ヒラメ裁判官」の見本のような裁判官。飯田のような「冤罪製造裁判官」がまだ裁判官の職にあるとは驚きである。ヒラメ裁判官とは、一審で「推認による有罪判決」を下した登石郁郎裁判長と同様に、証拠調べや証人尋問など、つまり裁判そのものには無関心で、上役である「最高裁事務総局」の顔

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柄谷行人と小沢一郎。

僕には、今、現在、愛読し、追跡し、夢中になっている思想家、政治家、運動家が、二人いる。柄谷行人と小沢一郎である。この二人を並べることに違和感を感じる人も少なくないかもしれない。しかし、僕 の精神の内部では 、この二人は、なんの違和感もなく共…

「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月は、春休みということで、旅行などの関係もあり、二人が3/30(土)、池袋東口「ルノワール」(ビッグカメラ裏)・・・になります。間違いないようにご注意ください。

■緊急連絡■ 「江古田哲学研究会」のお知らせ 今月の「江古田哲学研究会」は第5土曜日、3/30(土曜日)、午後6時からです。新しく参加希望の方は、メールで問い合わせてください。→ http://form1.fc2.com/form/?id=593910(今年から、場所や時間などが変わりまし…

小沢一郎「豪腕伝説」の政治哲学。

小沢一郎というと、即座に「剛腕」ということが言われる。それはいい意味でも悪い意味でも言われる。しかし、何故、小沢一郎というと「剛腕」と言われるようになったのかということになると、あまり分析・解明されてはいない。その怖そうな、あるいは無愛想…

三田誠広と高橋三千綱。数日前、三田誠広さんから新刊『菅原道真ー見果てぬ夢』(河出書房)が送られてきた。そろそろ読もうかと思っていたら、今度は、共同通信文化部のSさんから電話があり、「高橋三千綱さんの小説『猫はときどき旅に出る』(集英社)の書評を御願いできませんか」と言う。

不思議な偶然だ。三田誠広と高橋三千綱はともに、僕と同世代の芥川賞作家だ。現在、二人とも、作家としての活動はそれほど活発ではないが、かつては、一斉を風靡した作家である。その二人が、60を過ぎて新作長編小説を書いたのだ。今夜、これから、読むこと…