2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
最近、政治的発言を繰り返している「百田尚樹」という大衆通俗文学系の通俗作家がいる。要するに「大衆の欲情」と結託したエンタメ作家である。昔だったら、「お涙頂戴のメロドラマ作家」とでもいうところだろう。 さて、もちろん政治的発言などというまとも…
資料分析や新資料の発見、そして現地調査・・・を売り物に、大江健三郎に論争を仕掛け、挙げ句の果ては裁判闘争まで引き起こして、保守論壇やネット右翼まで巻き込んで、自信満々、先頭に立って、大騒ぎしたのが曽野綾子だったはずだが、その自慢の「資料分…
今のNHK会長が誰だか知らないが、その現役のNHK会長が、「慰安婦問題」について、「馬鹿丸出し」の、「知ったかぶり」の雑学的教養を披露して、大恥をかいたらしい。マスコミや世論などの批判に対して、すぐ謝罪し、発言を取り消したのだという。謝罪したり…
米軍が渡嘉敷島に上陸した日はいつか? 曽野綾子は、『ある神話の背景』の中で、沖縄住民側の三つの文献資料(沖縄タイムス社刊『沖縄戦記・鉄の暴風』、渡嘉敷島遺族会編纂『慶良間列島・渡嘉敷島の戦闘概要』、渡嘉敷村、座間味村共編『渡嘉敷島における戦…
大江健三郎と大江の著書『沖縄ノート』を名指しで批判し、いわゆる「沖縄集団自決論争」を仕掛け、挙げ句の果てに、保守論壇をも巻き込んで 、大江健三郎を「名誉毀損裁判」の被告席に引き摺りだした張本人が曽野綾子だが、その後、多くの資料や真相が暴露さ…
昨年末の「サンデー毎日」の佐高信の「曽野綾子批判」には、激怒し、「反論を書かせろ」と抗議してきたというではないか?「週刊金曜日」には、沈黙するのか?「週刊金曜日」編集部は、反論を期待しているはずだ。それとも、曽野綾子よ、逃げるのか?「逃げ…
「沖縄集団自決論争」の哲学 ーオバサン保守=曽野綾子氏への公開状。曽野綾子は大江健三郎や沖縄在住のジャーナリストらを名指しして、批判=罵倒し、「分裂症じゃないの?」とまで愚弄し、威丈高に論争を仕掛けた張本人である。「沖縄集団自決論争」から逃げ…
細川護煕はピエロで終わるかもしれない。しかし細川立候補によって、停滞・膠着状態にあった日本の政治状況に、一陣の嵐とともに、もたらされたものは限りなく大きいように思われる。僕は細川にも小泉にも興味はないが、二人の老人の「気違い沙汰」には、拍…
田母神閣下は泡沫候補だったのか?細川、舛添、宇都宮という有力候補が揃ったが、さて、どういう結果になるのだろうか。共産党丸抱えの宇都宮は、「立候補することに意義あり」だから問題外としても、似非保守論壇の西尾幹二や西部邁から中西輝政、渡部昇一…
会場予約の都合で変則な日程になりました。ご注意ください。柄谷行人の『哲学の起源』を読みながら、「都知事選を『保守論壇亡国論』で読み解く」「憲法改正論」「遊動論」(柄谷行人)ーーなどをやります。 ■■■■■■■■■■ 緊急連絡 ■■■■■■■■■■「江古田哲学研究会…
沖縄県自民党代議士、沖縄県知事まで強引に説得(脅迫)し、米軍基地の辺野古移転を強行しようとする安倍政権だが、予想通り、地元の名護市長選挙で惨敗したようだ。想定内のことではあろうが、都知事選における「細川ー小泉連合」の登場といい、あるいは、死…
今月の23日(木曜日--2014/1/23)、午後6時より、「『保守論壇亡国論』の政治哲学ーー都知事選を、『保守論壇亡国論』で読み解く」と題して、京王百貨店8階で、「講演会」(創造経営研究会主催)を開催します。一般参加も可(1、000)。だだし、参加希望者は事前…
■■■■■■■■■■ 緊急連絡 ■■■■■■■■■■「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月の「江古田哲学研究会」は、第4土曜日、1/25(土曜日)、午後7:30時00分からです。 ★ 柄谷行人の『世界史の構造』の続編『哲学の起源』を読みながら、同時に現代政治分析、沖縄…
『保守論壇亡国論』で、僕は、「自分の頭で考えること」を放棄し、「分かりやすさ」と「単純明快な解答」を求める「イデオロギー的思考」を批判的に取り上げた。そして、その傾向が、「正論」や「諸君!」で活躍する、いわゆる保守論壇の面々の思考に顕著で…
今回の都知事選で、潮目が大きく変わるかもしれない。東国原某が、参議院議員を辞め、都知事選立候補が確実と思われいたにもかかわらず、立候補を断念したというニュースが、ほとんど注目されることもなく、流れていたが、僕は、意外かもしれないが、東国原…
安倍首相が、米国政府などの反対にもかかわらず、靖国参拝を強行した。僕が、「似非保守」「エピゴーネン保守」「ネット右翼」・・・と呼ぶ人々は、拍手喝采したはずである。誤解を承知の上で言うが、僕も、いくつかの留保を付けた上で、原則論としては賛成…
私が『保守論壇亡国論』で取り上げた「似非保守」の面々が、ほぼ例外なしに田母神俊雄の応援団 (ー西尾幹二、中西輝政、渡部昇一、西部邁などを筆頭に、クライン孝子までー) に集結した。おそらくこのグループは、現実の政治に関わる政治的パワーを、田母神…
ある時期から、日本の政治が急速に堕落、退廃し、政治思想的にも幼児化してきたように見えるが、その原因は何処にあるだろうか。私は、論壇やジャーナリズム、アカデミズムの思想的に劣化と退廃に根本原因があると考える。政治家たちは、意外に「論壇やジャ…
有力都知事候補として舛添要一や細川護煕が名乗りを挙げる前に、彼らよりも先に、自衛隊出身の田母神俊雄が立候補している。泡沫候補というわけではないだろうが、当選が目的ではないだろう。しかし、その応援団を見て、驚いた。安倍自民党を熱烈に応援=支…
しかし、マグレで当選出来た議員の数の多さに幻惑したのか、強固な政権基盤を持つ安定政権=長期政権と勘違いし、無邪気に「長期政権ゴッコ」をやり始めたところに、私が、『保守論壇亡国論』で指摘した思想的幼児性が現れていたと言っていい。靖国参拝などで…
細川護煕元首相の都知事選立候補がほぼ確定したようである。なるほど、政界は「一寸先は闇だ」と言われているが・・・。人間の世俗的な欲望や野心には限界がないということだろうか?「陶芸家・細川護煕」なんて、所詮、仮の姿であり、欲望や野心を隠すため…
「やしきたかじん」というタレント司会者が、正月早々に、食道ガンで死んだという報道が駆け巡っている。私は、彼の歌や司会、お喋りなどに、ほとんど興味も関心もなかったが、司会者として、政治的討論番組を面白可笑しく切り回して行く、その政治的立ち位…
今日中に東京駅につかねばならない。明日は宇都宮。車中、頭を切り替えるため「週刊金曜日」の「曾野綾子大批判特集号」の原稿を。「『沖縄集団自決論争』の哲学ー曾野綾子への公開状」。正月休みは山奥の山荘に閉じこもり柄谷行人の『トランスクリテーク』…
長期政権がほぼ確実と見られている安倍政権だが、その安倍政権が、「日中関係」や「日米関係」で行き詰った時、小沢一郎の出番が来る。小沢一郎にしか乗り越えられない難問が、そう遠くない時期にやって来る。しかし、「鳩山・孫崎」妄想一派と訣別しない限…
私は、駅から蘇我入鹿の墓といわれる塚まで、「山の辺の道」を歩いたことがある。おそらく聖徳太子や大海人皇子、古代万葉の歌人等も歩いたであろう道を、お寺の鐘の音を聞きながら歩いた。バスや自転車が追い抜いて行ったが、私は歩き続けた。夏の暑い頃っ…
「豪腕・小沢一郎の政治」を恐れたマスコミ権力、司法権力、米国植民地支配権力など、戦後植民地主義的支配体制を構成していた何者かに誘導された見えない闇の植民地主義権力構造によって、日本政治権力のトップから追放された小沢一郎だが、その「豪腕・小…
4、5年前、庭の片隅に「こみかん」の苗木を植えた。日陰なので、実をつけるかどうか心配していたが、庭技の手入れをしている時、小さな黄色いミカンが、一個見つかった。枝をよく点検すると、6個も実っているのを発見。幸せになる。「幸せの黄色いコミカン…