文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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「似非右翼=安倍自民党」の分裂ーー都知事選を、『保守論壇亡国論』で読み解く。(2)

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安倍首相が、米国政府などの反対にもかかわらず、靖国参拝を強行した。僕が、「似非保守」「エピゴーネン保守」「ネット右翼」・・・と呼ぶ人々は、拍手喝采したはずである。誤解を承知の上で言うが、僕も、いくつかの留保を付けた上で、原則論としては賛成だ、と書いた。当然のことだろうが、早速、米政府は、「失望した」とコメントしたようだ。この言葉の解釈をめぐって様々な意見が出ている。これで「米中露」による「日本包囲網」が出来て、日本は国際的に孤立化するとか、あるいは米政府の「失望コメント」はたいしたことではない、とか。しかし、いずれにしろ、安倍政権は、少なくとも国内的には安泰であるはずだった。安倍政権が潰れることがあるとすれば、米政府を怒らせたことが理由であるはずだった。しかし、都知事選の立候補者を巡って事態は一変した。「田母神俊雄」という「インチキ右翼」が立候補し、僕が「似非保守」「エピゴーネン保守」「ネット右翼」・・・と呼ぶ「インチキ文化人」の多くが、田母神支持を表明したことで、安倍自民党支持グループは、安倍支持(桝添)グループと田母神俊雄支持グループに分裂し、文字通り「分裂選挙」に突入した。それだけならまだいい。しかも、ここに来て、それだけではなく、早くも、「インチキ保守」「ネット右翼」特有の「内ゲバ」が始まったようである。安倍自民サイドの掲示板やコメント欄への抗議の書き込みで、掲示板を「炎上」させるだけではなく、「桝添は朝鮮人だ・・・」「桝添先生がんばれ・・・」「韓国のためにがんばれ・・・」(?)と叫ぶ「褒め殺し」グループまでが出現したようだ。安倍自民のメルトダウンが、安倍自民応援団の足元から起こり始めたというわけだ。まさに「政界は一寸先は闇」である。ちなみに、安倍自民党が、おそらく応援演説の目玉として、頼りにしていた小泉シンジロウが、自民党を見捨てて離党した経験のある「桝添応援」を拒絶する、と断言した。どっちも、どっちだね。(続く)



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