文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

何故、本名「木嶋佳苗」と書かないのか?

女性による前代未聞の大量連続殺人事件・・・。インターネットの「出会い系サイト」を悪用したらしい結婚詐欺殺人事件の「犯人(女)」について、テレビや新聞が、犯人の本名や写真の公開を渋っているようだが、これだけの大事件にもかかわらず、何故、マスコ…

櫻井よしこ女史の「架空対談」のデッチアゲについて。

櫻井よしこ女史の言論活動には、常に捏造とデッアゲという言論人以前の根本的な人間的「いかがわしさ」がつきまとっているが、読者(povire)からのコメント投稿で、言論人として犯罪とも言うべき、ある架空対談のデッアゲの事実と、言論人としての致命的な犯…

「チーム前原」は、何故、解体されるのか?

前原国土交通相の肝いりで、「JAL」本社に意気揚々と乗り込んできたはずの冨山和彦等を中心メンバーとする「JAL再建チーム」(「JAL再生タスクフォース」)だったはずだが、その「チーム前原」とも言うべき「JAL再建チーム」に、突然、暗雲が立ち…

曽野綾子氏が日本郵政役員に・・・。奥田トヨタ相談役は留任。

産経新聞や地方新聞が、以下のような速報を流しているらしい。これは驚き。どうでもいいけど、曽野綾子って、つい最近まで積極的な「郵政民営化」推進派じゃなかったのかな。そうだとすれば、民主党政権になり、権力側から声がかかったとしても、これまでの…

櫻井よしこと小林よしのりの「エイズ報道」は間違いだらけだった。

櫻井よしこと小林よしのりの言論人としての原点は「薬害エイズ報道」であったが、しかし彼らの「安部英犯人説」を中心とする「薬害エイズ・バッシング報道」は、櫻井よしこがその著書『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中央公論社)を絶版にして、読者の目に届…

「月刊日本」読者への手紙

以下は「月刊日本」11月号「読者」欄に掲載された小生の文章である。「月刊日本」11月号は現在、書店で発売中です。「月刊日本」11月号には、城内実、亀井静香、鈴木宗男、古川禎久等・・・今回の選挙で激戦を勝ち抜き、政権交代を実現した各議員が登場し、…

今こそ、高坂正尭の『宰相・吉田茂』を熟読すべし。

■中川昭一氏の急死が意味するもの。 自民党保守派の最後の砦とも言うべき中川昭一氏の突然の死に驚かなかったものはいないだろう。私もまたそうであった。しかし、しばらくして、その急死が、偶然的というよりも、いかにも必然的な、運命的な死であったとい…

亀井・西川会談に奥田前経団連会長が同席していた。

「西川更迭」から「斉藤元大蔵次官登場」へという予想外の急激な展開に、相変わらず、新聞やテレビは、「小泉・竹中構造改革」一派の情報工作の一翼と化して、ピントはずれの「郵政民営化見直し」批判や亀井批判を繰り返しているが、たとえば、「郵政の民か…

斉藤次郎元大蔵次官を日本郵政次期社長に・・・。

小沢一郎幹事長との関係が深い斉藤次郎元大蔵次官を、日本郵政次期社長に・・・。これは、大方の予想を裏切る大胆な人事であって、亀井・小沢コンビが、この政権を実質的に支配していることを見せ付ける人事だ、といっていいだろう。もし、この人事が亀井氏…

西川社長の辞任会見の動画。

西川善文・日本郵政社長の辞任問題に関して、民間会社の社長人事に国家権力が介入することは不当だという意見があるが、そういうことを言う人は、何か勘違いしているのではないか、と思う。西川善文・日本郵政社長の「首」の問題は、一民間会社の問題ではな…

西川社長が更迭・辞任会見で怒り爆発?(笑)。

政権交代のメイン・テーマは「郵政改革見直し」だったわけだが、その中でももっとも象徴的な意味を持つのは「日本郵政」の社長人事だったが、その社長人事がいよいよ動き出したようだ。つまり西川社長がついに更迭され、新しい社長人事が、亀井郵政担当大臣…

亀井氏主導の「郵政改革見直し」が具体的に始まった。

亀井金融・郵政大臣が、日本郵政の西川善文社長に直接会い、面談した上で、西川社長辞任や西川社長主導の四分社化などを含む「郵政改革」にまったく反対の「見直し方針」を提示した模様である。おそらく今週にはその結果が、様々な形で現実化していくことに…

エコノミストは亀井金融相を何故恐れるのか?

昨日か一昨日、鳩山首相は、エコノミスト数人と会合を持ち、いろいろ経済や金融問題について勉強したようだが、そもそもエコノミスト等に相談し、勉強しようという時点で、鳩山首相の経済政策に対する構えは間違っていると言わなければならない。小泉純一郎…

外資系エコノミストは外資系金融機関のエージェントか?

亀井発言問題で一番先にマスコミに登場し、マスコミや世論を「亀井バッシング」に誘導したのは外資系エコノミストで、自称「国際金融のプロ」と称する連中であったが、彼等は国際金融のプロというより、外資系金融機関のエージェントとでも呼ぶべき連中であ…

証券・銀行・商社系エコノミストは、即刻、退場せよ。

亀井静香金融・郵政大臣に対する西松建設からの献金問題が浮上してきたようだが、この情報は何処の、誰から出てきたのだろうか。今頃、この問題が蒸し返されるとは、うまく出来すぎた話だ。それにしても情報源は何処なのか。東京地検か、漆間巌関係か、それ…

亀井法案が暴露した御用文化人の正体・・・。

亀井発言から始まった「貸し剥し・貸し渋り対策法案」成立、実施への一連の動きのなかで、新聞、テレビなど大手マスコミの周辺に棲息し、「小泉・竹中構造改革」以来、自民党系御用文化人として活動してきた面々の怪しい正体が暴露されたことは、決して悪い…

亀井モラトリアム法案、政府与党内で、ほぼ合意。臨時国会提出へ。

「小泉・竹中構造改革」一派やその残党を中心とするマスコミ、自民党、自民党系御用評論家たちからの批判が渦巻いていた「亀井モラトリアム法案」だが、「中小企業などの借入金や住宅ローンの返済を猶予する」「借り入れ元本だけでなく金利の支払いの一部も…

亀井発言は間違っていない。亀井静香大臣支持の声

以下は、一昨日、僕が書いた記事へのコメントである。参考のためここにも再録する。もちろん、亀井発言を支持するコメントである。亀井発言を批判・愚弄する「専門家」と称する経済音痴の「経済ジャーナリスト」は「主人持ち」の御用評論家たちである。彼ら…

亀井発言を断固支持する!!!

国民新党から連立政権に参加した亀井静香金融・郵政担当大臣の過激な発言が相次ぎ、その度に、マスコミ等から集中砲火を浴びうているようだが、僕は本質的に亀井発言に対して、まったく違和感を持っていない。むしろ断固、支持したい。中小企業の借金や住宅…

植草一秀の帰還と中川昭一の死。

痴漢冤罪で不当な実刑判決を受け、収監されていた植草一秀氏が、昨日か一昨日、解放され、無事、帰還されたようだ。植草氏、および関係者の皆さんに、まずは、「おめでとう」と申し上げたい。植草ブログに次のような声明文が掲載されている。ともあれ、前自…

中川元財務相の死に想うー「保守原理主義の時代」の終焉。

昨夜未明に、「もうろう会見」で信用失墜した自民党政治家・中川昭一氏が亡くなったらしい。理由は分からないが、これはやはり政権交代に伴う時代の転換期における犠牲者第一号ということになろう。「…しからずんば死」という政治や思想の現場の過酷さが、こ…