文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

曾野綾子さん、大江健三郎の『沖縄ノート』に言いがかりをつけたのは、ストーカー行為ではないのか?と、佐高信氏が、「サンデー毎日」で再度、曾野綾子からの反論(「サンデー毎日」)をふまえて、曾野綾子を批判しているが、当然だろう。曾野綾子は自分は、自信満々、積極的に批判・罵倒するが、逆に反論、批判されれると、途端に黙り込んでしまう。批判や論争を仕掛けてくる論敵を、「ストーカーの論理」だと拒絶する。「被災者は甘えている」「子供を産んだ女性は仕事を辞めろ」・・・などと勇ましく言っておきながら、反論されると逃げる。「逃

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「曾野綾子研究20」ー曾野綾子の『ある神話の背景』(『沖縄戦 渡嘉敷島 集団自決の真実』)は、赤松部隊側の提供した資料・文献に基づく、赤松部隊擁護を目的とした政治的プロパガンダ文書である。客観的な現地取材と綿密な資料分析に基づいて、『鉄の暴風』や『沖縄ノート』を批判・論破したというのは嘘である。曾野綾子が依拠している『陣中日誌』も『赤松嘉次手記』も、戦後、新しく書き変えられたり、書き加えたりしたもので、実証的根拠は薄いと言わなければならない。客観的な現地取材と綿密な資料分析に基づいて、『鉄の暴風』や『沖

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「曾野綾子研究19」ー本日、午後2時から、半蔵門の「月刊日本」事務所で、佐高信氏と「曾野綾子批判」の二回目の対談を行いました。この対談は書籍化します。そこで、話の途中、曾野綾子の「教育再生会議委員」辞任の話を聞きました。佐高信氏は、『魯迅烈読』(岩波現代新書)で、「水に落ちた犬を打て」「聖人君子こそ危険」という魯迅の言葉を紹介しています。私も、佐高信氏との対談を、その話から始めました。また、今週の「サンデー毎日」に、佐高信氏が、二回目の「曾野綾子批判」を書いたそうです。発売中の「サンデー毎日」を買って読み

曽野綾子氏、委員を辞任 教育再生実行会議 2013年11月27日05時00分朝日新聞デジタル 政府の教育再生実行会議(座長=鎌田薫・早稲田大総長)の委員だった作家の曽野綾子氏が辞任した。27日に下村博文文部科学相が明らかにした。下村氏によると、「作家業に…

安倍内閣の「秘密保護法案」強行採決と中国の「防空識別圏」設定。安倍首相と習近平の馬鹿比べ? 何やらきな臭くなってきた日中関係だが、強気一点張りの安倍首相の腰の軽さが気になる。「柳に雪折れなし」と言うが、安倍首相の場合、その逆だろう。曾野綾子の言動とよく似ている。ところで、中国が一方的に宣言した「防空識別圏」に、グアムを飛び立った米軍のB52長距離爆撃機二機が進入し、尖閣諸島上空を飛行したらしい。欧米各紙はトップ・ニュースで伝えているとか。また中国大使館は、在日中国人に所在確認の登録を呼び掛けているとか。い

防空識別圏の狙い、尖閣主権の主張…中国認める 【北京=五十嵐文】中国外務省の秦剛チンガン報道局長は25日の記者会見で、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏を設定したことについて、「国連憲章など国際慣例に合致しており、目的は中国の…

『はじめてのマルクス』を読む。本日、神田猿楽町のYMCAホールで刊行イベントあり。駆け付ける。鎌倉孝夫氏と佐藤優氏の対談トーク。マルクス経済学は、今、どうなっているのか?宇野弘蔵学派の鎌倉孝夫氏の「資本論」と「現場分析」を聞く。その後、佐藤氏と鎌倉氏の対談。「資本論」の「労働力の商品化」や「窮乏化」の話を聞きながら、久しぶりに頭が回転する。難解な読書と教養主義の復権を主張する佐藤氏の話にうなづく。明後日の佐高信氏との対談で話すことが浮かんで来た。それにしても、浦和高校時代に知り合ったという鎌倉氏と佐藤氏の

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「曾野綾子研究19」ー曾野綾子はカソリック信者だそうだが、彼女の神様談義には、「神様だけが知っている」という程度の、つまり一般的な通俗的信者レベルの宗教談義しかないように見える。要するに「こけおどし」で「神が、どうした、こうした」と言っているにすぎない。我々、日本人が、日常的に「お天道さまがどうした、こうした」とか、「バチがあたる」とかいうレベルの話と、たいして違いはない。言い換えれば、「沖縄集団自決問題」を議論・論争するのに、曾野綾子の「神」や「神の視点」・・・などは関係ないということだ。ハッタリもいい

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「曾野綾子研究18」ー「曾野綾子自伝」を読む。私は知らなかったが、曾野綾子に自伝があるらしいという話を聞いた。早速借りて読んでみた。自慢話と身辺雑記で、くだらない 内容だったが、一箇所だけ、『ある神話の背景』(『沖縄戦 渡嘉敷島 集団自決の真実』)と「大江健三郎裁判」に関する、注目すべき文章があった。その文章を読むと、曾野綾子は、まだ「罪の巨塊(罪の巨魁)」の誤読の意味を理解できていないようだということが分かる。それとも死ぬまで、知らぬぞんぜぬ ・・・で押し通すつもりなのか?

2012年、『この世に恋して』という自伝の中で、曾野綾子は、大江健三郎の『沖縄ノート』に触れて、こう書いている。 それから私はこの問題について手に入る限りの資料を集めて読み始めたのです。その中に大江健三郎氏が書いた『沖縄ノート』という本もありま…

「曾野綾子研究17」赤松嘉次隊長と接触の多かった女子青年団団長の古波蔵蓉子は、何故、自分の母親に、集団自決現場へは「行くな」と言ったのか?「集団自決問題」の秘密の多くを知っているはずの古波蔵蓉子だが、証言や発言が異常に少ない。何故なのか?そ…

■緊急連絡■本日です。午後6:00。ルノワール地下会議室1号室。『哲学の起源』35p「植民とイソノミア」から。「アジア外交と歴史認識問題」など・・・。「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月の「江古田哲学研究会」は、第4土曜日、11/23(土曜日)、午後6時…

論争なき保守は滅びよ!!!ー「曾野綾子研究16」ー「月刊日本」12月号に、佐高信氏との「論争なき保守は滅びよ」という対談を掲載している。われわれは、別に曾野綾子に「反論」を期待しているわけではない。論争から逃げる論客・曾野綾子:を批判しているだけ…

本日、「『月刊日本』を叱咤激励する会」が、「グランドアーク半蔵門」で開かれます。私も長年、お世話になっている「月刊日本」ですが、「創刊200号」を迎えました。そこで「創刊200号記念パーティー」を開くことになったようです。私は、「創刊200号」には…

「曾野綾子研究15」ー「知念朝睦」元少尉(副官)の証言は信用出来るか?曾野綾子の『ある神話の背景』の中で、「壕の中の士官会議はなかった」とか「赤松隊長は投降の時、女を連れていなかった」とか、重要な証言を行っている「知念朝睦」だが、その証言には…

1384734250*「曾野綾子研究14」ー渡嘉敷島、女子青年団団長・古波蔵蓉子とは何ものか? ・ 赤松嘉次隊長と、終始、行動を共にし 、最後に赤松部隊が米軍に投降する時は、赤松嘉次隊長と共に山を降りた古波蔵蓉子。投降勧告に来た伊江島の女たちの虐殺事件に…

曾野綾子とネット右翼と「新しい歴史教科書をつくる会・・」。ー「曾野綾子研究13」ー。彼らは、歴史教科書論争において、共産党的な「裁判闘争」を運動の中心に置いた時点で終わった。さらに、市民運動だから仕方がないが、「定年退職老人」と「ネット右翼」が中心勢力になった時点で終わった、と言っていい。

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沖縄集団自決論争と「お嬢さん」(2)ー「曾野綾子研究12」ー曾野綾子は、赤松嘉次の娘たちに対して、「令嬢」「お嬢さん」を連発している。何故か。テーマがテーマだけにこの言葉は、私には異様にかじられる。この「令嬢」と「お嬢さん」という言葉の使い方に曾野綾子の「戦略」が仕組まれているように見える。「令嬢」と「お嬢さん」という言葉の使い方に、「赤松隊長擁護」「赤松部隊擁護」への作為・意図が感じられないだろうか?『ある神話の背景』(『沖縄戦 渡嘉敷島 集団自決の真実』)から、抜き出して見る。

・ p49 しかし中でも、とりわけ私の心をうったのは、赤松氏の令嬢のことだった。娘はもともと、父親を理解しにくい立場にいる、ましてや、悪玉呼ばわりされている父であったらなおさらであろう。そしてその父は、いったい、その島で何をしていたのか。 私は…

沖縄集団自決論争と「お嬢さん」。ー「曾野綾子研究11」ー私が曾野綾子の『沖縄戦 渡嘉敷島 集団自決の真実』を読んで、違和感を感じたことの一つに 、「お嬢さん」とか「令嬢」という言葉があった。曾野綾子は、沖縄の若い女性たちが、戦時中とはいえ、赤松嘉次隊長の命令で次々と斬首される場面では「仕方がなかった」と冷静に見捨てるかのような言い方をするのに対して、赤松嘉次の戦後生まれの「二人の娘たち」のことを、「お嬢さん」とか「令嬢」とか書いている。「お父様」が、つまり赤松嘉次渡嘉敷島戦隊長(守備隊長)が、渡嘉敷島集

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拝啓曾野綾子殿。あなたは、「サンデー毎日」(発売中)の「曾野綾子批判」(佐高信)には、不十分ながらも、同じ「サンデー毎日」に怒りの電話を入れて、反論文を寄せ、反撃したようですが、「沖縄集団自決論争」(大江健三郎裁判論争)からは逃げるつもりですか?ー「曾野綾子研究10」ー

・ 曾野綾子殿。あなたは、公然と、「沖縄集団自決問題」で、『沖縄ノート』の著者「大江健三郎批判」を繰り返し、しかも裁判までおこし、それを背後から支援・応援したわけですが、この「沖縄集団自決論争」に対する私の「曾野綾子批判」からは逃げるつもり…

曾野綾子が「サンデー毎日」(今日発売)で、佐高信の「曾野綾子批判」に反論するも、「沖縄集団自決裁判問題」、つまり小生の『保守論壇亡国論』での「曾野綾子批判」には何も答えず。「反論の価値なし」「逃げるが勝ち」ということだろうか?しかし、私は、逃がしはしない。実は、今日、佐高氏と対談した。「月刊日本」12月号に掲載の予定。後、何回か対談して、書籍化する予定とか? 今日の対談でも、「曾野綾子は、何故、論争から逃げるのか?」という問題に終始したのだが・・・。というわけで、今日発売(11/11)の「サンデー毎日」

■今日発売の「サンデー毎日」22ページ。 ■沖縄で取材中の曾野綾子?(沖縄出身の某氏提供) ・ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com…

赤松嘉次・戦隊長と女たち。ー「曾野綾子研究9」ー

集団自決においては、「女」が重要な役割を演じているが、集団自決論争において「女の問題」が大きく取り上げられることはあまりなかったように見える。梅澤裕・座間味島戦隊長が、朝鮮人慰安婦とともに下山、米軍に投降し、住民に石を投げつけられたことは…

曾野綾子は、ノーベル賞作家である大江健三郎を、名誉毀損で訴えた「集団自決裁判」を、どう考えていたのだろうか ?

大江健三郎は、「新潮」のロング・インタビューで、こう語っている。 「社会科の教科書から私が『沖縄ノート』に書いた、旧日本軍の命令によって、住民たちの集団自決が行われたという歴史的事実が取りのぞかれてしまう・・・・・・その勢いのなかで、『沖縄…

これでも曾野綾子は、シラを切るんか?「曾野綾子研究 8」ー

(写真は、「沖縄集団自決」を取材中の曾野綾子と、集団自決を命じたと言われる赤松嘉次戦隊長?二人は、『ある神話の背景』(『沖縄戦 渡嘉敷島 集団自決の真実』)を執筆前に、名古屋の某所で、赤松部隊の隊員たちとともに、打ち合わせをしていた?) 曾野綾子…

曽野綾子は、何故、「曽根元一・朝鮮人軍夫逃亡事件」を、書かなかったのか? 曽根元一は、朝鮮人軍夫約20名、朝鮮人慰安婦数名を引き連れて、赤松部隊から逃亡し、米軍に投降した。これを知った赤松嘉次と赤松部隊の隊員たちが、ますます疑心暗鬼の狂乱状態に陥ったことは言うまでもない。曾野綾子は、何故、この事件を書かなかったのか?書くと「大変なこと」になると判断したからだ。ところで曽根元一とは誰か? 曽根は生きていたのか?「朝鮮人慰安婦問題」を追及・研究している川田文子が曽根元一を探し出して、インタビューを試みている。

・ (川田文子『赤瓦の家―朝鮮から来た従軍慰安婦』筑摩書房より。この文章は、「美しい壷日記」http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-169.htmlから引用したことをお断りしておく。) 一九四五年六月三十日、曾根という一等兵が朝鮮人軍夫を連れて二三四高地…

「曾野綾子研究ー6ー」。曾野綾子は、何故、「朝鮮人軍夫」問題を書かなかったのか? 赤松嘉次は渡嘉敷島の守備隊長であった。赤松部隊には、「朝鮮人軍夫」と「朝鮮人慰安婦」がいた。彼らに対する処遇は酷いものだったという。だが、曾野綾子は、そのことは一言も書いていない。隠蔽しているのだ。何故か ?何故、とりわけ赤松部隊における「朝鮮人軍夫問題」をパスしたのか?知らなかったのか?情報や資料がなかったのか?そんなことはない。曾野綾子は知っていて書かなかったのだ。赤松嘉次や赤松部隊の「悪事」を暴露することになるからだ。

曾野綾子は、この「朝鮮人軍夫問題」については、こう書いて、逃げている。つまり、明らかに「朝鮮人軍夫問題」を隠蔽している。 当時、渡嘉敷島には、210名の朝鮮人が軍夫として連れられて来ていた。彼らについて、赤松部隊には、ろくろく記憶もないことを…

伊江島の5人の女性たちは、 渡嘉敷島守備隊長・赤松嘉次によって、どのように斬り殺されたのか?曾野綾子は、それを、どう描いているのか?そして、どう弁護しているのか?ー「曾野綾子研究6」ー

この斬殺事件については、多くの文献資料が触れている。たとえば、次のようなものだ。 一、伊江島から移住させられた住民の中から、青年男女六名が、赤松部隊への投降勧告の使者として派遣され、赤松大尉に斬り殺された。 (曾野綾子『沖縄戦 渡嘉敷島 集団自…

曾野綾子にとって「神」とは何だろうか?曾野綾子の『沖縄戦 渡嘉敷島 集団自決の真実』で、私が最も違和感を感じるのは、大事な場面で、「神」の話が頻発することである。むろん、曾野綾子の言う「神」はキリスト教の「神」であり、カトリック教会の「神」である。キリスト教の「神」を理解できない日本人を見下すかのような「上から目線」の物言いの材料としての「神」である。ー「曾野綾子研究5」ー

たとえば、曾野綾子は、「住民斬殺」などを記した後に、「神」の話を持ち出し、赤松部隊の責任を曖昧化する。つまり、神だけが知っている、とか、神でない人間に人を裁く権利があるのか、というわけである。大江健三郎を、裁判所の被告席に引きずり出して、…

これが皇軍の成れの果てか?帝国軍人・赤松嘉次を擁護しようとして、逆に、赤松部隊の戦争犯罪を暴露した曾野綾子の『ある神話の背景』を読む。ー「曾野綾子研究」4ー

曾野綾子は皮肉なことに、帝国軍人・赤松嘉次の「名誉回復」を目指して『ある神話の背景』を書いたのだろうが、逆に名誉回復どころか、赤松部隊の戦争犯罪ともいうべき「住民斬殺」「集団自決」・・・を次々と暴露する結果に終わっている。「集団自決に軍の…

曾野綾子と『保守論壇亡国論』と「サンデー毎日」

昨夜は、東京八丁堀で開かれた岩田温先生主催の勉強会「松柏の会」に行って来た。そこで、私も、ちょっと話をさせてもらった。岩田先生の話は、マッカーサーと天皇との会見の美談が、マッカーサーの作り話である可能性が高いという話題、そしてそれが憲法問…

曾野綾子は、何故、自ら提起したはずの「沖縄集団自決論争」から逃げるのか? ー「曾野綾子研究2」

私は、詳しく点検したわけではないので自信はないのだが、曾野綾子は、『沖縄ノート』の作者・大江健三郎を名誉毀損裁判の被告席にひきづり出した「沖縄集団自決裁判」の論争から逃げているように見える。2007年の産経新聞のコラム、サピオでの池田信夫との…