文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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赤松嘉次・戦隊長と女たち。ー「曾野綾子研究9」ー

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集団自決においては、「女」が重要な役割を演じているが、集団自決論争において「女の問題」が大きく取り上げられることはあまりなかったように見える。梅澤裕・座間味島戦隊長が、朝鮮人慰安婦とともに下山、米軍に投降し、住民に石を投げつけられたことはよく知られているが、赤松嘉次・渡嘉敷島戦隊長の場合は、どうだったろうか。実は、当初から、赤松嘉次も、愛人の女を引き連れて下山し、米軍に投降したという証言が少なくなかったらしい。それに対し、赤松部隊の兵士たちは、「そんなはずはない」と全面否定したらしい。曾野綾子は、全面否定せず、赤松嘉次の愛人の存在については、「25歳と若いのだから・・・」とか、「当時の若い女性は若い将校に憧れていて、接近したがっていたから・・・」と一般論で逃げているが、赤松嘉次自身が、曾野に手紙で、「女を連れて下山・投降したことは事実だ・・・」と告白していてる。その時の女は、女子青年団長の古波蔵容子であった、と。しかし、その女が愛人だつたかどうか分からない。他にホンモノの愛人はいたのか?あるいは、座間味島の梅澤裕戦隊長は、明らかに朝鮮人慰安婦を愛人にしていたと思われるが、赤松嘉次と朝鮮人慰安婦の関係はどうなっていたのか?あるいは久米島日本兵の隊長は16歳の沖縄女性(少女?)を愛人にして逃げまわっていたらしいが・・・。赤松嘉次の場合は、どうだったのか?
(続く)




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