文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

後藤夫人声明は安倍官邸と打ち合わせ済みだった。

・昨日、後藤健二の妻を名乗る人物から、声明文が発表されたようだが、この声明文は、安倍官邸と打ち合わせし、安倍官邸の了解のもとに発表されたようだ。しかも菅・官房長官は、昨年末(11月)から、つまり、後藤健二が「イスラム国」の人質になり、10億円の…

安倍政権に「当事者能力」はあるか?

・ はじめに断っておくが、「イスラム国」人質事件をめぐって、安倍政権批判を展開したいとは思わない。また、黙って、安倍政権の人質事件への取り組みを支持し、応援したいとも思わない。そもそも事件の長期化にともなって、安倍政権の無為無策ぶりが明らか…

サイクス・ピコ協定とは何か?西洋列強が決めた国境線を、自らの手で

「西洋列強が決めた国境線を、自らの手で引きなおすこと!」という言葉は、「イスラム国」の標語であるらしい。私は、この言葉に、深く共感する自分がいることを隠すつもりはない。 一昨夜の「報道ステーション」で、「イスラム国」側の主張にも耳を傾けなく…

安倍首相はその時、「俺はツイている」とほくそ笑んだ!

「週刊ポスト」最新号によれば、安倍首相は、「イスラム国」人質事件に、「俺はツイている」とほくそ笑んだそうである。話半分としても、何かが狂っているとしか思えない。 共産党の某女性議員が、Twitterか何かで、「イスラム国」人質事件にかんして、「安…

安倍首相は知っていた!安倍首相は戦争を選んだ。情報を隠蔽している

(クリックお願いします。↑) 財界人を引き連れての大名行列的な中東歴訪の旅から、急遽帰国した安倍首相とその周辺が漏らした「情報戦だ!」という言葉が、今度の「イスラム国」人質事件の真相を、よく表しているように見える。安倍首相とその周辺は、人質事…

安倍政権擁護論と情報戦

「イスラム国」人質事件で、人質の一人が殺害されたにもかかわらず、安倍政権批判が沸き起こるどころか、安倍政権擁護論がかなり広い範囲で、沸き起こっているらしい。予想された現象だが、やはり、不可解な現象であろう。安倍政権の支持率も横這いの状況が…

「イスラム国」人質事件で殺害か?

・「イスラム国」人質事件に新しい展開があったようだ。情報は錯綜しているようだが、人質の一人が殺害された可能性があるようだ。私は、人質が解放されようと、殺害されようと、その結果にあまり関心はないが、しかし、たとえ、どう転んだにせよ、安倍内閣…

安倍首相にとって「情報戦」と何か?

・ 中東歴訪中の安倍首相は、「イスラム国」による日本人人質事件が起きるや、日程を切り上げ、ただちに帰国したが、帰国後の第一声で、「情報戦」という言葉を使った。情報戦?私も、その意味が分からなかった。人質救出作戦に、何故、情報戦が必要なのか?…

「イスラム国」は「誘拐ビジネス」をする夜盗集団か?

・国家の起源には暴力がある。フランス革命にしろロシア革命にしろ、明治維新にしろ、暴力革命による新国家建設であることに変わりはない。 しかし暴力によって誕生した国家は、革命防衛隊とも言うべき暴力によって国家支配を開始する。 様々な国家のイデオ…

「国家論」的視点からで考えよ!「イスラム国」は国家か?

・ 日本には国家観を語る人は多いが、国家論を語る人は少ない。国家論とは、国家とは何か、国家の起源は何かなどの、国家に関する原理的な問いを問うことである。 イスラム国人質事件を、目先の政治的選択の問題として、「テロリズムとの闘い」や「テロリズ…

安倍首相よ、もっと深く絶望せよ!

・ 「テロリストが国家を作る」と批判されている「イスラム国」が、日本人二人を人質にとり、二億ドル(240億円)の身代金を、安倍首相と日本国民に要求しているという。安倍首相は、今まさに、中東歴訪中で、テロ対策に二億ドルの資金援助を約束したばかりら…

『捏造の科学者』はデタラメなインチキ本だ!

昨日、立川の駅ビル「ルミネ」にあるオリオン書房という本屋さんで、捏造の毎日新聞記者=須田桃子の『捏造の科学者』を見つけたが、買わなかった。一読の価値無しと思ったからだ。言い換えると、すでに新聞記事などに書き散らしたもので十分だからだ。要する…

「STAP細胞事件」は冤罪事件だ。

・ 「STAP細胞事件」を、若山照彦サイドに立って、徹底的に「小保方博士バッシング」を続けてきた毎日新聞の須田桃子記者が、「STAP細胞事件」の本(『捏造の科学者』)を出したらしい。まったく興味はないが、そこで、須田桃子は、「「小保方晴子=STAP細胞事…

昨夜は、新宿三丁目の近くの「玄海」という料亭で、新年会でした。政治学者の岩田温氏の主宰する勉強会「松柏の会」。いろいろな人が出席していました。「玄海」は、「頭山満」も関係するところらしい。 もちろん、私は初めてでしたが、「玄海」は、かなり格…

マルクスとエンゲルス(7)

昨日、本屋で立ち読みしている時、『ネット言論が日本を滅す』(ベスト新書)とかいう新書を発見。ブログやTwitterなど、snsの登場で「1億総政治評論家」の時代を迎えている、というのだ。著者は中田安彦さん。ネット右翼もネット左翼も、薄っぺらい議論ばかり…

尾崎秀英さんのこと。

・ 病気療養中だった「月刊日本」副編集長の尾崎秀英氏が、今年の正月早々に亡くなりました。私から見たらまだ子供のような年齢でした。言葉もありません。 尾崎秀英君は、東大文学部哲学科倫理学専攻卒の秀才でした。『武士道の逆襲』でお馴染みの菅野覚明…

「STAP細胞事件」調査報告書はデッチアゲだ!

・「doraのブログ」の紹介を続けたい。 (「Doraのブログ」より) http://m.blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j/12801785.html彼らはいかにしてそれをデッチ上げたか。 2015/1/12(月) 午後 2:59 当ブログでは、調査委の報告が完全なデッチ上げであるという仮説…

調査報告書はニセ医学だ!

我々は、一般的に調査報告書とか科学者とか、専門家という言葉に弱い。頭から鵜呑みにして、よく考えないままに信じ込んでしまう。「STAP細胞事件」の場合もそうだった。怪しげな調査委員会とか外部委員会とか、改革委員会なるものが 、それこそ怪しげな報告…

冷蔵庫の「ES細胞」ケースについて?

「doraのブログ」の紹介を続けたい。専門的な話になるので、専門家たちの話に誤魔化されないためにも、そのまま紹介する。もちろん、以下のdora氏の分析や説明を信じるか信じないかは、読者自身の問題である。私は、稀に見る重要な分析記事だと思うので、高…

桂勲等の調査委報告はデッチアゲか?

「桂勲氏は出てきて調査委のデッチ上げを全て白状してください。」「ヤバイことは、すべて「不明」ということにして逃げた。そうだろ、桂勲さん。」・ (「Doraの日記」より)もうそろそろ、この話は終わりにしたいのだけれど、その前にはっきりさせておきたい…

冷蔵庫の「ES細胞」の真犯人は誰だ?

「ES細胞事件」における「小保方博士捏造神話」の重要な鍵を握っているのが、小保方研究室の冷蔵庫に残っていたと言われる「ES細胞」のケースである。この「ES細胞」は、誰がつくり、誰が保管管理しており、最終的に、小保方研究室の冷蔵庫に、誰が置いたの…

「小保方博士バッシング報道事件」の真実

「小保方博士バッシング報道事件」は、科学的事件だが、純粋に科学的事件ではない。人間の嫉妬心や権力欲、猜疑心などが複雑に絡み合っている。科学事件だから事実だけが重要だという奴らは、嫉妬心や権力欲を暴きだされたくないだけである。 この事件は、凡…

理研内部で何が起きているか?

理研内部で、今、何が起きているのか?理研内部には、今、大きく分けて理研執行部側と反執行部側との対立抗争が起きている。野依理事長を辞任に追い込み、野依体制を崩壊せようとする中堅若手グループと、現体制を支持し、野依体制のもとで、研究を続けよう…

失敗と捏造の差異。捏造とは失敗ではない。捏造とは、自覚的な偽装工作だ。小保方博士は失敗はしたかもしれないが、捏造はしていない。おそらく、小保方博士を騙したか、罠に嵌めた人物が、近くにいる。

「STAP細胞事件」について考える。理研の発表によると、「STAP細胞はES細胞の混入したものだった」「誰かが混入したと思われるが、それが誰かははっきりしない」ということらしい。しかし、ここから、「小保方博士が犯人だ」という主張が定着しそうな情勢に…

狂暴な「バッシング国民国家」の登場が日本を滅ぼす。ー「STAP細胞事件」を、小保方博士の「個人犯罪」(盗作と捏造)で終わらせようとする科学者、科学者予備軍、エセ科学者、マスコミ・・・。彼等こそ新しいバッシング集団である。彼等は、共同研究者であった「若山照彦問題」に無関心である。あるいは、STAP細胞が論文発表されると同時に、「盗作=捏造スキャンダル」として匿名告発=内部告発を続けた謎の理研研究員の問題?つまり「遠藤高帆という問題」に無関心である。何故なのか? バッシングは悪だと言いながらバッシングに狂奔

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。より過激により本質的に、より原理的に・・・をモットーに、今年も頑張ります。吹雪舞う薩摩半島の山奥の某所で新年を迎えています。写真のみかんは、庭の片隅に数年前に植えた「小みかん」の木に実ったコミカンです。

今日は、午後、枕崎湾が一望できる「なぎさ温泉」へ。枕崎周辺をドライブ。帰宅後は、市川海老蔵のドキュメンタリー、長嶋茂雄の真実を見ながら、魔王で一杯。海老蔵も長嶋も、本物は違う。私は、海老蔵は嫌いだった。しかしよく見てみると歌舞伎役者として…