文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

冷蔵庫の「ES細胞」ケースについて?



「doraのブログ」の紹介を続けたい。専門的な話になるので、専門家たちの話に誤魔化されないためにも、そのまま紹介する。もちろん、以下のdora氏の分析や説明を信じるか信じないかは、読者自身の問題である。私は、稀に見る重要な分析記事だと思うので、高く評価した上で、紹介している。是非、全文をお読みいただきたい。



人気ブログランキングへ

(「Doraのブログ」より)
http://m.blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j/12759359.html


ありそうで、 あり得ない話。
2015/1/5(月) 午後 2:00
ナイス!0
調査委の報告というのは、ようするに、「欠失や塩基置換を含め、DNA配列が全く同じものならば、それらの細胞は同じものである」という理屈に基づいている。これは一見わかりやすい理屈なので、皆すぐに納得してしまった。しかし、いかに細胞が同じであるにせよ、「欠失や塩基置換が全く同じ」ということが、本当にあり得るのだろうか。
ここで、「細胞が同じ」であることの意味をもう少し厳密に考えてみよう。調査委の報告によれば、ES細胞の樹立時に、そのES細胞に特有の変異(欠失や塩基置換)が起る。だから、二つの細胞の変異箇所が同じものであれば、その二つの細胞は同じものである(同じES細胞由来である)、という結論になる。しかしそれは、両方とも同じ受精卵に由来する場合である。異なる受精卵に由来するのであれば、当然、変異箇所は異なる。
そこで、かつてNHKスペシャルで放映された「小保方さんの冷蔵庫から発見されたES細胞のケース」の映像を見てみよう。そのケースには100本ちかいES細胞のサンプルがあった。あれらが、すべて一つの受精卵から樹立されたものなのか。ひとつの受精卵から、あれほど多くのES細胞ができるのか。もし、あれらのES細胞のサンプルが、異なる受精卵から樹立されたものであれば、当然、変異箇所は異なる。つまり、同じFES1のサンプルであっても、「変異箇所が何もかも一致する」なんてことは、あり得ないのだ。
もし、仮に、FES1のサンプルが、すべて唯一のマウス、唯一の受精卵に由来すると考えてみよう(変異箇所が何もかも同じというのは、この場合にあり得る)。とすれば、一つの受精卵から、最終的にあれだけの量を得るためには、何度となく、培養増殖を繰り返さなければならないだろう。しかも、その後さらに、FI幹細胞の培地でも培養させているのである。このプロセスのなかで、ただの一回も新たな変異(培養変異)が生じなかった。依然として元の塩基配列を保っていたというのは、ほとんどあり得ないことではないだろうか。
それ以前に、小保方さんが、FES1を盗むということ自体が不可能なのだ。若山研にいた研究者がFES1を作製したあと、それを全て持ち去ったのが2010年3月。その1年後、2011年4月に小保方さんが若山研にやってきた。この1年のあいだ、若山研には、FES1の存在した記録も、使われた記録もない。ところが、その後、小保方さんの冷蔵庫に、そのFES1のケースが突如として出現したというのだ。こんなことを信じろというのか。
「FES1が、どのようにしてSTAP細胞等の作製時に混入したかは謎である」と、調査委はいう。
アホか。
謎なのは、「FES1とSTAP幹細胞の変異箇所がことごとく一致した」という調査委の解析結果の方だよ。どこから、どう考えても、そんなこと絶対にあり得ないだろ。調査委は絶対にあり得ない解析結果を出したんだよ。それこそが最大の謎だよ。
調査委の解析結果は、すべてでっち上げだよ。最初から、「一種のサンプルを二種のサンプルと偽って解析した」んだよ。最初からまったく同じサンプルを解析したのだから、まったく同じDNAになるのは当たり前なんだよ。また、それ以外に、「すべての変異箇所が一致する」なんてことはあり得ないんだよ。
調査委の解析結果がすべてでっち上げであるとすれば、すべて説明がつく。これまで解決できなかった謎がすべて解けるんだよ。
こんな茶番を、いつまで続けるつもりだ調査委。もう嘘がバレバレじゃないか。いいかげん白状しろ。

<<

人気ブログランキングへ