文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「STAP細胞事件」調査報告書はデッチアゲだ!




人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ

「doraのブログ」の紹介を続けたい。


(「Doraのブログ」より)
http://m.blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j/12801785.html

彼らはいかにしてそれをデッチ上げたか。
2015/1/12(月) 午後 2:59



当ブログでは、調査委の報告が完全なデッチ上げであるという仮説をとっています。なぜなら、もし調査委の報告が正しいとするなら、数多くの説明できない謎が生じるのに対し、デッチ上げと仮定するなら、それらの多くの謎がすべて解消するからです。より矛盾の少ない仮説を採用するのがより合理的であろうと思われます。
さて、AC129関係の場合、調査委の報告はいちおう、説得力があります。すなわち、
「欠失3、欠失4、重複1」の「これらの3種の構造変異は、細胞株樹立当時の親マウスのどちらかあるいは両親にヘテロで存在した可能性が高いと考えられる」。ゆえに、「異なる時期に作製された3種の細胞株が偶然、性別および4種(欠失3,4、重複1、第6}染色体ホモ領域)を共有する確率は極めて低い」。したがって、「STAP幹細胞AC129−1、AC129−2、並びに、STAP幹細胞FLS−T1、FLS−T2は、129FES1に由来すると結論づけた」。
いやはや、ほぼ完璧ですねえ。ここだけは。
しかし、FLS関係ではボロボロ。「FLS3がFES1と99.95%一致する」といっても、コントロールがなければそんな数字は意味がない。それが同じ細胞であるという証拠にはならない。もし仮に、同一の細胞株からとった二つの細胞のSNPを調べて99.999%のオーダーで一致したとしましょう。これをコントロールとした場合、「99.950%の一致」なんてのは、「細胞が同一」であることの証明にはならない。いずれにせよ、調査委は必要なコントロールをとっていない。そこが問題だ。遺伝的背景の異なるマウス由来の細胞をコントロールにしても意味がない。意味のない比較をやっている。しかも、小保方さんがFES1を入手した経緯をまったく説明できないのだから、なおさら説得力がない。これで、「FLS3はFES1の混入の結果である」というのは、強引としかいいようがない。
さて、それでは、なぜFLS3に関しては、こういう強引な結論になるのか。
それは、今回の調査が最初から、「結論ありき」の調査だったからです。すなわち「STAP細胞はES細胞の混入の結果である」ことを証明するのが至上命令だった。そのため、サンプルをデッチ上げる必要があった。
しかし、サンプルをデッチ上げるにしても、どのES細胞を使ってデッチあげるのか。それが問題です。
AC129関連の場合、サンプルをデッチあげるのは簡単です。なぜなら、AC129の場合、129B6F1ES1というコントロール用ES細胞がすでに若山研に存在していたから。これを使えばいい。つまり、129B6F1ES1をAC129と偽って解析した。最初から二つとも同じ細胞ですから、同じ結果が出るのは当たり前です。
ところが、ここで大きな問題が生じた。まずB6由来のFI幹細胞。これは、遠藤高帆氏がすでに詳細なデータ解析を行っている。である以上、これと一致するサンプルを用意しなければならない。が、これとピタリ一致する生サンプルをデッチ上げるなんてことは不可能である。だから、B6由来のFI幹細胞に関しては「行方不明」ということにして誤魔化した。
次に、FLS3。これが最もややこしい。これもすでに、データ解析が行われている(アクロシン入りということが判明)。しかも、それを使ってキメラまで作製されているから、それらの遺伝子データと一致するES細胞サンプルを用意しなければならない。そこで、アクロシン入りのES細胞で、かつ同じ箇所に欠失のあるサンプルを探した。それがFES1であった。しかし、これは小保方さんが若山研にやってくる1年も前に持ち去られたものであった。それが「STAP細胞と同一細胞である」というのは、かなり無理無理なコジツケであるが、そこのところは「謎である」といって誤魔化した。
また、FLS3とFES1は、同じ遺伝的背景をもつマウスではあるものの、「同一細胞株由来」というところまでは証明できなかった。そこで、わざと必要なコントロールを示さず、意味のない数字だけを示して誤魔化した。
‥‥だいたい、こんなところだろうと想像します。

人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html