文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

冷蔵庫の「ES細胞」の真犯人は誰だ?


ES細胞事件」における「小保方博士捏造神話」の重要な鍵を握っているのが、小保方研究室の冷蔵庫に残っていたと言われる「ES細胞」のケースである。この「ES細胞」は、誰がつくり、誰が保管管理しており、最終的に、小保方研究室の冷蔵庫に、誰が置いたのか、という謎が残るのだ。調査委員会によると、「小保方博士が盗んだ」ということになっているらしいが、これは、あまりにも不自然である。


冷蔵庫に「ES細胞」を置いた真犯人は誰だ?


調査委員は、この問題を調べていない。この問題を深く追求していくと、調査委員会自体に、疑惑が降りかかってくる可能性があるからだ。言い換えれば、この「ES細胞」の所持者、管理者と調査委員会とはグルである可能性が高いと言わなければならない。


人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ

(DoraのBlog)
http://m.blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j/12759359.html


小保方さんが「不服申し立て」をしないのを受けて、理研の懲戒委員会が再開されるそうだが、よくよく考えると、ここからが面白い。理研は研究費の返還を検討しているそうだが、それが巨額となると、小保方さん側も受けて立たざるを得ない。つまり、法廷闘争になる。争点は二つ。
(1)STAPはESの混入であるかどうか。(2)論文不正。
このうち、(2)については争えない。したがって、最終的に小保方さん側が裁判に勝訴する見込みは薄いが、問題はそこではない。問題は(1)である。(1)の争点を争う過程で、何もかも暴露される可能性がある。調査委がウヤムヤにしてきたことが、法廷ではウヤムヤにできなくなる。
まず、小保方さん側としては、NHKスペシャルに登場した留学生の証人尋問を要求することになるだろう。留学生は出廷を拒否するかもしれないが、それはそれで「なぜ、出廷を拒否するんだ?怪しい」ということになる。また、仮に出廷を拒否したとしても、「若山研の引越しのときに持っていくはずだった」という証言のウソは確実にばれる。そうすると、今度は「なぜ、そんなウソをつく必要があったのか」「では小保方さんの冷蔵庫にES細胞を置いた真犯人は誰だ?」ということに疑惑の目が向けられることになり、ここから陰謀の全容が芋づる式に暴かれていく。
若山氏も、証人としての出廷を余儀なくされるだろう。法廷では「知りません」では済まされない。徹底的に尋問を受ける。あの人がそれに耐えきれるかどうかである。
また、「FES1」の作製者と「129GFP・ES」の作製者が同一人物であるかどうかも、裁判では明らかにされる。「2010年に若山研を去った研究者」と「留学生」が同一人物ではないとすれば、「FES1=129GFP・ES」ではないということになり、この時点で調査委のデッチ上げが歴然としてしまう。その可能性はきわめて高いと思う。
他にも、「STAP細胞関連株を管理していたのは誰か」「ES細胞がFI幹細胞の培地で増殖することが実証され得るか」など、争点は豊富だと思うが、おそらく、「小保方さんの冷蔵庫にあったES細胞の出所」が究明される過程で、すでに調査委の報告はボロボロにされていくだろう。
この事件、意外と楽しみは尽きませんね。

人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html