文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「小保方博士バッシング報道事件」の真実


「小保方博士バッシング報道事件」は、科学的事件だが、純粋に科学的事件ではない。人間の嫉妬心や権力欲、猜疑心などが複雑に絡み合っている。科学事件だから事実だけが重要だという奴らは、嫉妬心や権力欲を暴きだされたくないだけである。


この事件は、凡庸なボンクラ科学者にはわからない。もちろん、凡庸なジャーナリストでしかない江川紹子ややまもとイチローにも、メイロマ(谷本真由美、元国連職員 、英国在住)や⚫▲◼★➡のような、人を見る目を持たない者にも、分からない。事実と真実は異なる。事実を並べただけでは真実には至らない。多くの専門の科学者たちも、騙されていたのである。


ハイデガーは、我々は、「存在を忘れている」と書いた。どういうことか?科学的者たちのいう事実は、真実ではない。ハイデガーは、存在的事実と存在論的事実とを区別した。目の前に見えている事実=存在は、存在的事実である。それは「存在」ではない。文芸や哲学を知らずして、政治や経済を語るなかれ、と私は書いた。いまは、文芸や哲学を知らずして、科学や先端科学研究を語るなかれ、と書かなければならない。


この事件の真相が「盗作」や「捏造」だという「調査委員会」などは、問題の本質を見ていない。だから、調査委員会などが、何回、小保方博士の「個人犯罪」=「捏造事件」として幕引きを図っても、問題は解決しない。これまで、内部情報のリークを鵜呑みにしていたマスコミも、騙されていたのである 。しかし、マスコミは気付き始めている。若山照彦とその周辺の女性研究者たちが怪しい、と。これまで内部情報リークし続けてきたのは、彼女たちである。


STAP細胞事件」を捏造事件だと思う人はいない。前日のBlogの続き(doraのブログ)を引用=紹介する。事実の暴露の裏に、何かが隠されている。それを知っているのは、若山照彦とその周辺の女性研究者たちである。

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理研内部の対立。
2015/1/2(金) 午後 1:07



それでは、次にこの事件の全貌を推理してみたいと思います。
まず、2014年6月18日。2ちゃんねるに載った、あまりにも有名な怪文書。‥‥


「世に倦む日々の人、竹市のこと信用してたのね。御愁傷様」
「竹市は本件をここまで深刻にした張本人です」
「CDBの小保方擁護筆頭、未だに現実を受け入れられない。今日も相澤研までわざわざ小保方に会いにいっちゃったり」
「もうホント馬鹿じゃないかと」
「で、細胞の調査をすることには絶対反対ね。認めてもしぶしぶ。CDBは5月末になってからやっと細胞の調査を始めた」
「けれど、若山にプライマーの配列聞いてたから、一瞬で元のESが同定www」
「もっと早くやってればCDBこんなことにならなくて済んだんだよ。氏ねって感じ」
「小保方が引越しのどさくさに若山の所から盗んだ細胞が箱ごと発見されたことも公表しろよ」
「丹羽のTSもたくさん出てきただろ」
「相澤も小保方さんを励ましてあげようなんて言ってるんじゃねーよ。お前、監視役として検証チームを組織したんじゃなかったのか?陰でこそこそ再現実験させてどうするつもりだ?また手品か?」
「小保方〜地獄の底はまだまだ深いぜwww」

‥‥さて、この書き込みをみて、確実に言えることがあります。
(1)これを書いた人物は、若山研あるいはCDB内部の人物であり、内部の事情にかなり詳しい。
(2)これを書いた人物は、小保方さんに対して激しい憎悪感情を抱いている。
(3)この怪文書にあるような、小保方さんが「引越しのどさくさに細胞を盗む」必要性はまったくありません。したがって、小保方さんの冷蔵庫にES細胞を置いたのは、まさにこの人物ではないかと強く推測される。
(4)この人物は、この後も、小保方さんを陥れるために様々な画策を行ったであろうことが強く推測される。
ちなみに、「2014年6月18日」という日付が、若山氏の記者会見(6月16日)の直後であった、ということも興味深い。
さて、おそらく、小保方さんの冷蔵庫にES細胞を置いたのは、この人物である。しかも、この人物は、若山氏ときわめて親しいか、あるいは世間によく知られた人物である。若山氏は、それに気づいた。だからこそ、冷蔵庫のES細胞について、若山氏は「知らない」としらばっくれたのである。真実が知れたら、あまりにヤバイからである。
若山研にある、STAP細胞関連サンプルを、ES細胞にすり替えたのも、おそらくこの人物である。
したがって、この人物は若山研に所属すると考えられるが、あるいは、CDBに所属する重要人物で、若山研に内通している人物であるとも考えられる。
いずれにしても、若山研とCDB内部には、「反小保方」の大きな集団が形成されていると、強く推測される。
今回の調査報告は、そのような集団によるでっち上げの産物である。
ちなみに、この怪文書の口調から受ける個人的な印象をいえば、この人物はおそらく女性ではないだろうか。



理研内部の対立(2)
2015/1/2(金) 午後 3:34
ナイス!1

では、彼ら(彼女ら)は、なぜそれほどまでに、小保方さんを憎悪するのか。次のような理由が思いつきます。
(1)そもそもSTAP実験そのものが、当初から理研内部で極秘に行われ、他の理研の研究者は蚊帳の外に置かれたため、強い疎外感を抱いた。
(2)笹井・竹市・相澤をはじめとする理研上層部が小保方さんを囲い込み、寵愛したため、それが彼ら(彼女ら)の激しい嫉妬をかった。
(3)しかも、万一STAPが本物なら、世紀の大発見であるため、巨額の予算と報酬と栄誉が小保方さんに与えられる。それが妬ましい。自分たちはその栄誉の影で片隅に追いやられる。
(4)しかも、小保方さんがあまりに杜撰な研究者であることが判明したため、「なんであんな奴をチヤホヤするのか」「あんな奴に手柄をたてさせてたまるか!」「許せない!」という憤りと不満がつのっていった。
‥‥まあ、こんなところでしょうか。ある意味当然だと思います。
小保方さんに対して、このような憎悪を抱く人間(主に女性)は、理研内部に相当数いたと考えられます。
いえ、おそらく、「小保方さん+理研上層部」vs「理研・若山研の女性研究者グループ」という様相を呈したのではないでしょうか。
で、女性研究者を中心とする「反小保方グループ」は、激しい内部リーク攻勢と、捏造証拠でっち上げ作戦を、平行して展開した。この激しい攻勢に耐えられず、まず笹井氏が自殺する。笹井氏は、「反小保方グループ」の首魁である女性研究者の研究室の前で首を吊り、「小保方さん、あなたのせいではない」と言い残した。その意味するところは明白である。
こと、ここに至って、野依氏を頂点とする理研上層部は、ことの真相と事態の深刻さを認識した。しかし、もはやどうすることもできない。若山研にある貴重なSTAP関連サンプルは、すでに「反小保方グループ」の手に握られていた。サンプルをすり替えるのは彼ら(彼女ら)の思いのままである。したがって、STAP関連サンプルの調査についてどのような結果を出すのかも、彼ら(彼女ら)の思いのままである。理研上層部は、STAP関連サンプルの調査結果について、どのような調査結果が報告されるか、すでに予想がついた。「捏造」という結果が出るのは確実である。理研上層部は窮地に追い詰められた。l



理研内部の対立(3)
2015/1/2(金) 午後 4:12
ナイス!1

そもそも、今回のSTAP関連サンプル調査を行ったのがなぜ「理研有志」なのか。まず、そこに疑問を感じるべきである。本来ならば、今回の調査はあくまで中立な第三者機関でなくてはならなかったはずである。それが「有志」によって行われるのはおかしい。「有志」といえば聞こえはいいが、ようするに、特定のバイアスのかかった人間の集団に他ならない。
桂勲氏は、「真実を追求ようとする理研内部の自浄作用」といったけれども、理研内部のドロドロを考えれば、とてもそんな奇麗事ではないことは明らかであろう。その本質は、「反小保方グループによる捏造証拠でっちあげ作戦」だったのである。それが、今回の調査の正体である。
さて、このような「反小保方グループ」の画策が進行する中、理研上層部は難しい判断を迫られる。進められている調査は、いずれ「捏造」の結果が出る。それがわかりきっているのに、このまま小保方さんに再現実験をやらせて、はたして意味があるのか。残されたSTAP関連株の調査結果は「捏造」、一方、小保方さんの再現実験は「成功」では、事態の混乱を招く。ここはいったん「STAPはなかった」ということで決着させるべきではないか。‥‥これが理研上層部の判断であったように思われる。小保方さんの再現実験があまりに不自然な失敗に終わったのは、「反小保方」の画策とも思えるが、理研上層部がそのように仕向けたとも考えられる。
理研上層部は、やむなく「論文は捏造」「再現実験は失敗」というシナリオを組んだ。しかし、それを知らずにシナリオどおりに失敗することがわかりきっている再現実験に取り組む小保方さんが気の毒でならなかった。それゆえ、野依理事長は、小保方さんの退職に際し、慰めと励ましの言葉を贈ったのである。
‥‥「STAP論文が公表されてからこの十ヶ月あまり、小保方晴子氏にはさまざまな心労が重なってきたことと思います。このたび退職届けが提出されましたが、これ以上の負担が増すことを懸念し、本人の意志を尊重することとしました。前途ある若者なので、前向きに新しい人生を歩まれることを期待しています」‥‥

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