文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

エコノミストは亀井金融相を何故恐れるのか?


昨日か一昨日、鳩山首相は、エコノミスト数人と会合を持ち、いろいろ経済や金融問題について勉強したようだが、そもそもエコノミスト等に相談し、勉強しようという時点で、鳩山首相の経済政策に対する構えは間違っていると言わなければならない。小泉純一郎以来、日本経済が極度に混迷しているのは、小泉純一郎エコノミストという蛮族・竹中平蔵等に洗脳され、その挙句に経済政策を竹中平蔵等、エコノミストに丸投げし、彼等のやるがままに任せたからである。エコノミストは「経済」が分かっていない。国家や国民の政治や経済は、明らかに政治的な問題であり、いわゆる純粋な「経済問題」ではない。大学で勉強した経済学の知識や理論が、あるいはサラリーマン生活で身につけた金融取引や株式投資のテクニックが、そのまま通用すると想う方がどうかしている。エコノミストやマスコミの経済記者等は、常に自民党政府の経済運営や経済政策を批判してきたわけだが、エコノミストやマスコミの言うことで、正しかったことがあるだろうか。戦後の自民党政権の経済政策は、吉田ドクトリンから、所得倍増論、高度成長・・・に至るまで、一貫してエコノミストやマスコミの反対をやってきて成功してきたというのが戦後日本の歴史的現実である。経済もまた「生き物」である。得体の知れない、この「怪物」を相手に出来るのは熟練した老練な政治家しかいない。エコノミストなどという若造どもが、軽々しく相手に出来るようなものではない。鳩山首相が、経済や金融は、経済学者かエコノミストに相談すればいい、と考えた時点で小泉純一郎と同様に政治家失格である。鳩山首相は、亀井金融相という熟練した政治家に相談し、彼に経済政策を任せればいいのである。言い換えれば、エコノミストは、亀井金融相のような政治家の登場を恐れているのである。何故ならば、亀井金融相のような、頭ではなく、身体全体で経済の本質を知り抜いている政治家には、エコノミストたちの習い覚えたばかりの知識や理論が通用しないということ、そして結局、亀井金融相のような政治家が、経済政策のトップに立ち、経済政策を支配し始めると、エコノミストなどという人種は相手にされず、メシの食い上げになることを知っているからである。政権から、エコノミストエコノミストごとき者たちを排除し、追放することから経済改革は始まる。(山崎行太郎)




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