『保守論壇亡国論』の政治哲学ーー都知事選を、『保守論壇亡国論』で読み解く（4）今月の２３日(木曜日--2014/1/23)、午後6時より、「『保守論壇亡国論』の政治哲学ーー都知事選を、『保守論壇亡国論』で読み解く」と題して、京王百貨店8階で、「講演会」(創造経営研究会主催)を開催します。一般参加も可(1、000)。だだし、事前予約を。
『保守論壇亡国論』で、僕は、「自分の頭で考えること」を放棄し、「分かりやすさ」と「単純明快な解答」を求める「イデオロギー的思考」を批判的に取り上げた。そして、その傾向が、「正論」や「諸君！」で活躍する、いわゆる保守論壇の面々の思考に顕著であると指摘した。具体的に名前を言うと、西部邁、西尾幹二、櫻井よしこ、中西輝政、渡部昇一、曽野綾子等の思考である。彼らの思考は、日々の政治情勢や国際情勢を追い掛けるだけで、薄っぺらな思考に終始し、問題を深く掘り下げる「存在論的思考」がない。それゆえ、雑文しかなく、歴史に残るような代表作がない。都知事選の候補者やその応援団を、細かく見てみると、僕の分析が間違っていなかったことを、あらためて再確認した。僕が『保守論壇亡国論』で批判した保守論壇の面々が、一斉に、申し合わせでもしたかのように、「田母神支持」を表明した。田母神俊雄は、航空幕僚長の時、「日本は侵略国家ではない」とかいう、小学生並みの幼稚・稚拙な作文で 、論壇にデビューし、同時に航空幕僚長を更迭された人である。一部で持て囃されているようだが、僕は、まともに読んだこともない。その程度の人だ。何故、そんな田母神俊雄ごときに、いかれるのか？お互いに「似非保守」」だからではないのか？ そこで、今月の２３日(木曜日--2014/1/23)に、「『保守論壇亡国論』の政治哲学ーー都知事選を、『保守論壇亡国論』で読み解く」と題して、新宿小田急ビルの一室で、「創造経営研究会」主催の「講演会」を開催することななった。一般参加も自由だそうだ(会費1、000円)。詳細は、のちほど。
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