「小保方晴子事件」と「小沢一郎事件」の類似性。

小保方晴子事件の特徴は、絶えず、硬軟織り交ぜた「バッシング情報」が、「何処か」から流され続けるところだが、それ故に、思い出すまでもなく、「あの事件」を連想させる。「小沢一郎事件」である。小保方事件は、「画像の切り貼り」「博士論文のコピペ」などから始まり、「不倫疑惑」「マウス取り替え疑惑」、そして「就職面接疑惑」「ES細胞混入疑惑」「・・・」と、「小保方博士潰し」の情報工作(内部情報暴露)には、終わりがない。

多くの人が、何か「変だな？」と思うはずである。「小保方晴子博士支持者」が増えるはずだ。しかし、「小保方博士潰し」の情報工作(内部情報暴露)は、毎日新聞を筆頭とするマスコミとの共同戦線の元に、さらに過激になりつつある。しかも忘れてならないのは、「小保方博士潰し」の情報工作(内部情報暴露)に加担しているのが、若山照彦を中心とするエセ科学、エセ科学ジャーナリストたちであることだろう。何故、専門家たちが、競って「小保方博士潰し」の情報工作(内部情報暴露)に加担するのか ？純粋に「科学者」としての関心からか？どうもそうではない。

僕は、現代日本の「思想的劣化」という問題が、ここにも露呈していると思う。つまり、専門の科学者たちといえども、主要な関心は、研究や実験そのものにはなく、大学や研究機関への就職や肩書き、そして生活、年金・・・の方にあるように見える。

文学や思想、学問の世界でも事情は同じだ。たとえば、蓮實重彦とその仲間たちの言動とその結果に見られるように、「東大教授的官僚主義」「地方公務員的生活主義」がはびこり、「文学の地盤沈下」と「思想的劣化」をもたらしていることは、明らかだ。こんなところに、生き生きとした文学や、生き生きとした思想が生まれるはずはない。

■曽野綾子が、 某週刊誌で、夫の三浦朱門と、夫婦対談をしていた。健在であることをアピールしたかったのだろうか？それとも？曽野綾子よ、夫婦漫談をやっている場合じゃないだろう？大江健三郎を批判=罵倒したように、『曽野綾子大批判』に反論出来るなら反論してみよ!!!いつでも、受けて立つぜ!!! それとも、嵐が過ぎ去るのを待つつもりか？喧嘩を売られて沈黙するようじゃー、「作家」じゃないだろう。

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曽野綾子が、沖縄集団自決問題を論じた『ある神話の背景』は、全面的に、赤松部隊の制作した「陣中日誌」に依存している。だが、この「陣中日誌」は、１９７０年に、赤松部隊隊員=谷本小次郎によって、全面的に書き換えられた、歴史的資料価値ゼロの「改竄=捏造文書」であった。とすれば、大江健三郎を訴えた「大江・岩波裁判」の根拠となった曽野の『ある神話の背景』も、「改竄=捏造文書」だということになる。しかも、曽野が、赤松部隊の共同謀議の場所に参加している「証拠写真(下)」まで残されている。曽野綾子は、曽野の改竄=捏造、共同謀議参加・・・を告発した『曽野綾子大批判』に答えるべきだろう。それとも、無視し、この問題から逃げるのか？ 逃げるとすれば、曽野綾子は、「文学者失格」ではないのか？
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■曽野綾子が赤松嘉次や赤松部隊のメンバーと謀議を凝らしている写真は、これ。