2011-01-01から1年間の記事一覧
今日あたりから「月刊日本」11月号が発売されるらしい。僕は、今月号では、インタビュー「小沢裁判は現代のドレフュス裁判だ」と、毎号連載している「月刊・文芸時評」として「情勢論の言葉から存在論の言葉へ」・・・の二つで登場している。前者は「小沢一…
★今月、来月の日程★ 10/3・・・10/17・・・11/7・・・11/21 ≪読むこと≫から≪書くこと≫へ 小説を書くためには、まずすぐれた小説を読むことから始めなければなりません。本居宣長は「やまとごころ」や「もののあはれ」を知りたければまず『源氏物語』を読めと…
僕は、今、20、30代の若い世代の思想や批評の動向を知りたくて、集中的に東浩紀やその周辺のもの、あるいは東浩紀以後のものを読んでいる。最近、「週刊読書人」でも若手批評家たちを特集で何回か取り上げていたが、先週、金曜日、授業講義のあと、学生の一…
■場所、西武池袋線江古田駅北口1分の「江古田樽平ロフト」(居酒屋「樽平」二階)。 http://www.geocities.jp/ekoda_taruhei/top.htm ■毎月第三土曜日、午後5時から午後8時。 (※日程、時間が変更になりました。) ■会費1000円(ワンドリンク付き)。 ■当…
久しぶりに立川に行った。朝日カルチャセンターの「小説入門塾」の仕事である。ベトナム旅行などで休講や臨時特別授業などで、変則的になっていたのだが、やっと昨日から正常に戻った。前回の講義の日は、僕の小説講座の卒業生で、「北日本文学賞」や「講談…
検察が不起訴を決断したにもかかわらず、一般市民から選ばれたという11人の検察審査会のメンバーが、二回も不起訴不当の決断を下し、小沢一郎を、敢えて強制起訴に持ち込み、被告席に座らせることになったわけだが、この検察審査会のメンバーとやらの実態が…
■場所、西武池袋線江古田駅北口1分の「江古田樽平ロフト」(居酒屋「樽平」二階)。 http://www.geocities.jp/ekoda_taruhei/top.htm ■毎月第三土曜日、午後5時から午後8時。 (※日程、時間が変更になりました。) ■会費1000円(ワンドリンク付き)。 ■当…
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江藤淳の『閉ざされた言語空間』の偉大な業績は、米占領軍による日本の新聞を中心にマスコミへの「発禁・検閲」という占領政策の一環としての情報工作、つまり「言論表現の自由」を奪うという歴史的事実があったということを、アメリカ本国に残された資料を…
僕の前には、今、江藤淳の『閉ざされた言語空間』と『南洲残影』がある。他に佐藤克己の『言論統制』と有馬哲夫の『日本テレビとCIA ーー発掘された「正力ファイル」』がある。これらの書物を、僕はあらためて読みなおしてみたいと思ったのである。むろん、…
繰り返しになるが、小泉純一郎政権は、出身派閥が「清和会」(旧福田派)であったにもかかわらず政権基盤が弱かったために、政権維持のために、飯島勲という秘書官を先頭に、数々のダーティワークに手を染めたように思われるが、その悪弊の一つが、テレビや新…
「小沢事件」「陸山会裁判」「小沢一郎暗黒裁判」を通じて、もっとも重要な問題は、「有罪か無罪か」、あるいは「検察の暴走」という問題であることは間違いないだろうが、むしろこの一連の「小沢事件」が暴露した問題で忘れてはならない、より深刻な問題は…
1898年、エミール・ゾラというフランスの作家は、普仏戦争(独仏戦争)に敗れ、アルザス・ロレーヌ地方を奪われた上に多額の賠償金を課せられ、フランスの国内経済が疲弊していく中で、自称「愛国派、保守派」によって仕掛けられた「冤罪事件」、つまりフラン…
日本という国家が、いまだに米国のポストコロニアリズム的な植民地支配の対象になっていることを象徴する「小沢一郎暗黒裁判」が始まった。小沢一郎は「意見陳述」で、「裁判そのものの無根拠性」と、「検察との全面対決」の姿勢を鮮明にした。小沢一郎は、…
(『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html ) ・ ■以下は小沢公判の罪状認否・意見陳述全文です。 今、指定弁護士が話された…
テレビや新聞など、いわゆるマスコミが、「小沢一郎暗黒裁判」の第一回法廷について、何を、どう報道するか。あるいはコメンテーターや文化人、タレント…がどういうコメントを寄せるかに、僕は関心を持っていたが、僕の知りうる限りでは、あまり極端な小沢一…
今日、10月6日、いよいよ米国による日本支配の実態を象徴する「小沢一郎暗黒裁判」が始まったわけだが、昨日、5日、青山繁晴と関西テレビは、この「小沢一郎暗黒裁判」について、例の「アンカー」で何か語ったようだが、いったい何を、どう語ったのだろうか…
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僕の知る限り小沢一郎秘書三人全員有罪の判決を、「証言だけで有罪に出来る」という先鞭をつけた画期的な判決と絶賛したのは、毎日新聞の主筆・岸井成格と関西テレビ「ニュースでズバリ、アンカー」のレギュラー、青山繁晴だけである。おそらく朝日新聞の星…
どうでもいい話だが、「みのもんた」が、来年三月で、全番組を降りる(降ろされる)という情報がかけめぐっている。事実なのかガセネタなのかわからないが、そろそろ、「みのもんた」や「青山繁晴」のように、特定の政治家の「イヌ」になり、その政治家からの…
小沢一郎秘書三人全員有罪という判決をうけて、自民党や朝日新聞だのが、あるいは「タカジンのそこまで言って委員会」(追記ーーこれは僕の間違い。正確には「関西テレビ」の「スーパーニュース アンカー」9月28日 2011年09月29日…)の青山繁晴だのが、ここぞ…
■ 番組タイトル 「日本を語ろうー フツーの市民vs小沢一郎 60分vol.2」 9月26日、まがりなりにも三権分立が存在していると思われていた日本で信じられない判決が下されました。 東京地検は検察側の主張を支える供述調書の多くを証拠不採用としながら、…
僕は朝日新聞を購読していない。だから朝日新聞を読んでいない。むろん新聞そのものを購読していないので、朝日新聞だけが特別だというわけではない。同じように、関西で人気があるらしい「タカジンの何でも言って委員会」とかなんとかいうテレビ番組も見て…
陸山会裁判の有罪判決を受け、誰もが「不当判決」だと疑問を感じているというのに、頭がおかしいとしか思えない裁判官が下した判決結果を鵜呑みにして、自民党が、石川議員や小沢一郎議員に対して、議員辞職勧告や証人喚問を求めて騒いでいるらしいが、つく…
陸山会裁判で、小沢一郎秘書三人全員有罪という予想外の判決がくだされたことで、一部には一喜一憂する向きがあるらしいが、しかし、普段、「国家とは何か」という国家の本質論を考えていれば、この判決は予想外でも想定外でもなく、いたって常識的な判決な…
米軍基地が日本列島を覆っている。日本の米軍基地の7割を占めているといわれている沖縄基地だけではなく、岩国基地、横田基地、横須賀基地、三沢基地…が存在し、特に横田基地には、軍事的役割だけではなく、日本政府を支配・コントロールする政治的謀略の拠…
今日は記念すべき日だな。日本の司法の実態が、国民の前に丸見えになった日。つまり、これは日本という国家が、絶体絶命の危機に瀕しているということだろう。何が何でも、恥も外聞もなく、国民が注視している中で、目障りな奴はブタバコにぶち込め、という…
深層心理学や精神分析、集合的無意識論、あるいは単純に無意識の心理学。そういったものに関心があった。政治や思想、文学、芸術を語るのにもそれは欠かせないものだった。しかし、現在、日本で流行るものは・・・。
深層心理学や精神分析、集合的無意識論、あるいは単純に無意識の心理学。そういったものに関心があった。政治や思想、文学、芸術を語るのにもそれは欠かせないものだった。たとえば小林秀雄や福田恒存は、人間の心理、つまり善意や正義の欺瞞性を激しく追及…
http://www.mag2.com/m/0001151310.html ・
野田佳彦首相が首相失格であることは、今回の訪米で明らかになったが、それ以上に始末の悪いのが、随行した各マスコミの政治記者たちであったように見受けられる。たとえば、沖縄の普天間基地移設問題に関してオバマは、ほとんど実質的に意味のあることを発…