文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「みのもんた」と「青山繁晴」について。そろそろ、自民党政治家の「手先」に堕落した「テレビ芸人」が跋扈する時代を終わりにしなければならない。

どうでもいい話だが、「みのもんた」が、来年三月で、全番組を降りる(降ろされる)という情報がかけめぐっている。事実なのかガセネタなのかわからないが、そろそろ、「みのもんた」や「青山繁晴」のように、特定の政治家の「イヌ」になり、その政治家からの情報を元に、怪しい情報工作の手先を演じているようなヒト達の時代は終わりにしなければならない。姜尚中藤原帰一星浩等がレギュラーとして出演していた小宮悦子司会のテレビ朝日の日曜日、朝の報道番組も九月で打ち切りになったようだし、テレビ業界も、確実に変化しつつあるようだ。テレビが特定の政治家や政党の「情報工作」や「情報操作」の道具に転落し、ジャーナリズムとして堕落し始めたのは小泉純一郎首相時代であり、それを具体的に実行したのは小泉政権の黒幕として暗躍した飯島勲秘書である。党内基盤の弱い小泉政権の政権維持のために国民の「人気」と「支持」を必要としたが、飯島は、その手段としてスポーツ新聞とテレビを重視するという情報戦略、つまり「B層戦略」を打ち出し、テレビ司会者、コメンテーター、エッセイスト、政治記者、政治評論家、あるいは報道番組のスタッフなどを次々と懐柔していった。逆に小泉政権に批判的な政治評論家やコメンテーターたちを、テレビから追放しただけではなく、スキャンダル暴露や逮捕、裁判等によって社会的に抹殺していった。そして、テレビ画面には、小泉政権や小泉・竹中改革、つまり構造改革を擁護する司会者やコメンテーター、政治記者、政治評論家ばかりになった。僕は、小泉政権時代に、小泉政権が政治的危機に陥ると、その度に小泉政権に批判的な多数の政治家や経済学者等が逮捕され、社会的に抹殺されるという不可解な事件のことを、何回も書いてきたが、その政権の危機、逮捕、抹殺という政権維持のパターンは、小沢事件にまで踏襲されている。しかし、繰り返すように、そのパターンが、少しずつ変化しようとしている。おそらく「田原総一郎」や「みのもんた」のテレビ業界からの退場は、それを象徴している。「みのもんた引退」情報がガセネタであろうとなかろうと、この流れはもはや押しとどめることは出来ない。検察側の調書を不採用としながら、また物証も不明のままであるにもかかわらず、水谷建設元社長の「証言」だけを優先的に評価し、「訴因変更」までやったにもかかわらず有罪とした、今回の「小沢一郎秘書三人全員有罪」という不可解な判決を、そのまま素直に受け入れる人は少ない。多くの人が、その判決の不当性を感じている。青山繁晴岸井成格(毎日新聞主筆)等が、どれほど登石(といし)裁判長を賛美し、その判決文を高く評価しても、むしろ多くの国民は、青山繁晴岸井成格等の「真意」を疑っていると言ったほうがいい。青山繁晴は、「真犯人は小沢一郎だ」とまで断言していたが、僕に言わせれば、小沢事件の「真犯人はお前らだ…」と言い換えた方がいいと思う。(続く)


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