文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

青山繁晴の情報源は、何処の、誰か?大いに興味あるな。青山繁晴が、オバマ・野田会談の会話の言葉まで知っているとは、不思議だ(笑)。情報源は、おそらく米国政府筋とツーカーの日本の有力政治家だろう。

小沢一郎秘書三人全員有罪という判決をうけて、自民党朝日新聞だのが、あるいは「タカジンのそこまで言って委員会」(追記ーーこれは僕の間違い。正確には「関西テレビ」の「スーパーニュース アンカー」9月28日 2011年09月29日<木>…)の青山繁晴だのが、ここぞとばかりに異常に張り切って、議員辞職勧告だの証人喚問だの、「真犯人は小沢一郎だ」などと騒いだけれども、その後が全然盛り上がらないように見えるが、当然と言えば当然だろう。多くの日本国民の関心は、証拠や物証もなしに強引に「有罪」というトンデモ判決を下した裁判官の、裁判官としての良識や資質の問題にある。そもそも今回の小沢一郎秘書裁判の争点は、政治資金規正法政治資金収支報告書の記載もれ、記載時期のズレにあったにもかかわらず、そんなものは問題にもせず、いかがわしい伝聞情報や噂話の類を寄せ集めた、いわゆる「天の声」に象徴されるような東北地方の公共事業の入札問題や一億円裏献金などが判決文の中心になっている。法律の専門家でなくても首をかしげたくなるようなトンデモ判決であったということを、ネットや週刊誌などを通じて、多くの国民はすでに知っているのである。つまり、この裁判の背景に、何か政治的謀略のようなものがあるのではないかと。さて、青山繁晴の話である。関西方面で放送されている「関西テレビ」の「スーパーニュース アンカー」という、かなり政治的にいかがわしいテレビ番組があり、この番組の常連に青山繁晴という人がいる。青山の話はいつも具体的である。某氏に電話で聞いたとか、関係者からの直接情報だとかいった具合である。香具師か詐欺師の手口である。しかし、青山の話が嘘だと言いたいわけではない。むしろ逆である。うそっぽく聞こえるが、真実も少なくないと僕は見ている。問題は青山の情報源である。青山を動かしている黒幕の存在である。誰が、何の目的で青山に、かなりきわどい内部の秘密情報を流しているのか。僕は、薄々、それが誰だか、あるいは誰の関係者だか、わかっているが、ここには書かない。物証も何もないからである(笑)。ところで、青山は、小沢一郎秘書裁判判決を受けて、とんでもないことを言っているようだ。二、三のブログや動画で確認すると、青山は、今回の判決は画期的な判決だったとでもいうかのように、これからの裁判は検察の調書より裁判所法廷での証人による「証言」が重要になる、というようなことを言っている。つまり、これからの裁判では物証や証拠などはどうでもよくて、証人の「証言」が中心になるというわけだ。そして、今回の小沢一郎秘書三人全員有罪判決を受けて、つまりあの迷裁判長の判決を盲信、賛美したうえで、「真犯人は小沢一郎だ」と断言している。某通信社の司法記者だったという青山だが、ここまで妄想たくましいことを断言できるとは、まったく面白い人である。あくまでも間接情報だが、青山は、テレビを録画した動画や、テレビでの発言を文字化し、記録した人によるとこんなことを発言したらしい。

青山繁晴
「・・・・・・これ、何を物語るかというと、みんなの見てる、公開の法廷で証言した、それを重視するってことなんです。つまり、みんなが見てない密室で検察官が取り調べた供述調書じゃなくて、皆さんがご覧になった証言を重視しますって言ってるわけです。だから、これを重視するためには、その、密室でやられた取り調べの調書はむしろ捨てるべきだったわけです」
一同
「うーん、なるほど…」
青山繁晴
「要するに、その、密室で行われ、しかもそれを石川被告って、石川被告はたまたま録音してたんですよ。その録音の中に、この、裁判長の登石(といし)さんが首を傾げることが含まれていた。例えば、嘘があった。つまり他の奴はもう自供したぞと、お前も落ちろというような、あの、これは違法なんですけど、そういう、嘘も含まれていたから、そんなものは捨てなきゃいけない。そのかわりに今後は、こういう生の法廷証言を大事にしますよと。これはですね、検察官の取り調べに対して、問題点がたくさん出てきた、その検察批判をちゃんと踏まえて、新しい裁判の在り方を示してるわけですよね」

青山の分析によると、この登石(といし)という裁判長は、この迷判決で、「新しい裁判の在り方」を示したのだそうである。恐れ入りました。そう言えば、毎日新聞主筆とかいう・・・も、今度の判決は「司法改革の成果だ」と言っているらしいから、似たような奴は他にもいるのだろう。


さて、青山は、この番組でオバマ・野田会談についても面白いことを言っている。





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