文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

検察審査会のメンバーが「無作為抽出」の選出ではなく「任意公募」で決められた? これって本当?  (伊香保温泉にて)

検察審査会のメンバーの選出方法に関しては、原則的には次のようになっているらしい。 http://www.courts.go.jp/kensin/seido/sinsain.html 検察審査員・補充員とは 検察審査員・補充員 検察審査会は,被害者からの申立てなどを基に検察官のした不起訴処分の…

米澤敏雄弁護士とは何者か?

小沢民主党幹事長「起訴相当」議決を作成補助したのは米澤敏雄弁護士。ではその米澤敏雄弁護士とは? 以下は「ツィッター」で拾った情報だが・・・。3月、米澤敏雄弁護士の所属する「麻生法律事務所」の創立40年祝典(京王プラザホテル)に、谷垣自民党総裁や…

小沢氏、幹事長続投を支持する。

「検察審査会」が小沢氏を「起訴相当」としたことに悪乗りして、マスコミや枝野等を初め、「小沢つぷし」に狂奔してきた面々が、「小沢辞任」を期待して大騒ぎしているようだが、残念ながら、小沢氏本人は「続投」を宣言したようだ。当然のことだが、僕は、…

「検察審査会」が小沢一郎を「起訴相当」だって。なんだか怪しい話だね。

「検察審査会」メンバーに選ばれたドシロートの顔が見てみたい。(笑)こんなに早く、結論が出せるのだから、きっと徹夜、徹夜で、膨大な捜査資料を解読し、政治資金に関する法律の詳細を猛勉強したのだろう(笑)。というのは冗談で、おそらく猛勉強なんて…

民主党「仕分け人」どもを「仕分け」せよ。

自動車のハンドルに遊びが必要なように、人間にも社会にも、そしてあらゆる共同体や組織にも、何らかの遊びが必要だ。民主党や小沢一郎に批判的な言論を繰り返す「週刊現代」の記事だから、話半分だとは思って聞いた方がいいだろうが、鳩山兄弟は揃って「東…

岡田は、本当は何をルース米大使に言ったのか?

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題が、いよいよ大詰めを迎えつつあるように見えるが、またまた岡田外相が、本人はあわてて否定しているようだが、おかしな発言をしたようだ。「ポスト紙の報道によると、岡田氏は日本時間の23日にルース氏と都内…

石原慎太郎は、いつ、どのように転向したか?

現在の石原慎太郎は、初期の石原慎太郎と見比べてみると、明らかに思想的にも、人間存在としても、大幅に転向したように見えるが、それでは石原が転向したとすれば、いつ、どのように転向したというのであろうか。やはり石原が転向したのは、作家から政治家…

石原慎太郎と父親殺し。

石原慎太郎の父親・潔が急死したのは石原が湘南高校時代である。石原は、この頃、一年、留年しているが、これは父の急死と関係あると、僕は、長い間、想像してきたが、実際はそうではないようである。つまり石原は、父の急死の一年前ぐらいに登校拒否を続け…

石原家の秘密

その昔、『磯野家の謎』とかいう本がベストセラーになったことがあったが、今、『石原家の謎』とでもいうべき本が出たら、ベストセラーとまではいかなくとも、興味本位から、かなり読まれるのではないかと思われるが、しかし、おそらくそれだけの勇気のある…

石原よ、まず自分の家系を調査せよ。

石原慎太郎が、「ネット情報」を根拠に、民主党中心に連立政権を組んでいるある党の党首や幹部の一部に、両親か先祖の代に「帰化」した家系の者がいる、だから「外国人参政権」にこだわるのだ、と発言したらしい。僕も、「外国人参政権」には反対であり、こ…

鳩山内閣支持率急降下の意味するもの。

新聞社やテレビ局の支持率調査なるものを信用しているわけではないが、それにしても鳩山内閣の支持率が20パーセント台に突入し、政権運営の上でも、そうとうに危機的な段階に差し掛かってきたのではないか、という解説を聞かされれば、いくら支持率調査なる…

日大芸術学部「講師懇談会」にて。(左から、下原敏彦、木下豊房、清水正の各氏。)

例によって今年も大学は新学期を迎えたらしく、講師懇談会なるものが開かれるというので、昨年に続いて今年も、新宿の高層ビル街にある「ハイヤット」とかいうホテルに行ってきたが、この日大芸術学部の「講師懇談会」は、文藝学科だけではなく、映画、演劇…

全共闘世代とは何だったのか?

やたらに分厚い本を書く小熊英二と、作家の高橋源一郎が、「文学界」五月号で、小熊の最新作『1968』をめぐって対談している。『1968』は全共闘世代の「若者たちの叛乱」を描いたものだが、僕は、小熊の全共闘世代の政治運動に対する分析的批判にも全共闘世…

石原慎太郎の「危機感」の押し売りについて。

何回も「新党、新党」と騒いできたが、いつまでも掛け声ばかりで、その気配すらなく、ジリ貧をつづけた挙句、自民党から民主党への政権交代が現実のものとなり、すっかり支持者たちからも見放されたと思っていた平沼新党が、突然、これまたジリ貧を続けるし…

『月刊日本』鈴木宗男講演会のお知らせ。

政権交代後の民主党政権下で、北方領土問題や外務省の密約問題、そして「オザワ事件」における「検察の暴走」批判等、ますますその政治家としての存在感が増している鈴木宗男先生ですが、その鈴木宗男先生の講演会「北方領土返還にかける我が政治人生」が、…

作家になるとは共同体を出て、砂漠に留まることである

作家になるとは共同体を出て、砂漠に留まることである。江藤淳や石原慎太郎が教授や政治家になったことは逆説的な意味で価値があった。しかるに古井由吉は作家になると同時に大学教授を辞めた。つまり、その時、古井由吉は共同体を出て、砂漠に留まる決心を…

『月刊日本』鈴木宗男講演会のお知らせ。

『月刊日本』特別講演会 講師 鈴木宗男 演題 北方領土返還にかける我が政治人生 場所 赤坂区民センター 日時 平成22年4月14日(水)午後6時〜 会費 千円(資料代) *参加希望の方は事前にお申し込み下さい。先着70名。 電 話 03(5211)0096 FA…

鳩山首相の「腹案」は徳之島だった?

普天間基地の移転先として鳩山首相が公表を渋っていた「腹案」の中身とは、どうも「徳之島」だったようであるが、はたしてそれを突然、聴かされた徳之島の住民が、大人しく、引き下がるものかどうか、僕はとても無理だろうと思うが、鳩山首相は、住民の反対…

柄谷行人の『世界宗教について』を読む。

昨夜、都内某所で、朗読会なるものがあり、文芸評論家の柄谷行人が登場するというので、僕も暇だったのでちょつと覗いてみた。この朗読会は、10年ぐらい前から作家の古井由吉を中心に始められたものらしく、すでに多くの作家が登場したらしいが、実は今回が…

小沢一郎は、何故、選挙にこだわるのか?

「政治は数である」「政治は選挙である」という政治哲学を持つらしい小沢一郎の政治的リアリズムに関して、「政策」や「理念」を語りたがる政治的な理想主義者たちやマスコミ関係者、あるいは学者・思想家たちは、「政治は政策である」という視点から、その…

戦後最大の疑獄、「かんぽの宿疑獄」について。

コメント欄に、「匿名」氏から、以下のような長文のコメントが寄せられたので、ここにも再録する。「かんぽの宿」に関するものである。是非、ご一読いただきたい。 匿名 2010/04/03 11:24 戦後最大の疑獄、「簡保の宿疑獄」。 当時のマスゴミが完全スルーし…

連合静岡の吉岡某よ、支持率急落の原因は「政治とカネ」問題ではない。「政治とカネ」問題は、マスコミと検察が捏造した「小沢一郎潰し」のネタ(小道具)にすぎない。

二人区に民主党から二人目の候補を立候補させ、民主党同士で一騎打ちするという、小沢幹事長の強引ともいうべき参院対策を受けて、連合静岡の吉岡某が、マスコミ受けを狙って、「政治とカネ」問題を持ち出し、勇ましく「小沢辞任」をぶち上げていたが、その…

『月刊日本』鈴木宗男講演会のお知らせ。

『月刊日本』特別講演会 講師 鈴木宗男 演題 北方領土返還にかける我が政治人生 場所 赤坂区民センター 日時 平成22年4月14日(水)午後6時〜 会費 千円(資料代) *参加希望の方は事前にお申し込み下さい。先着70名。 電 話 03(5211)0096 FA…