連合静岡の吉岡某よ、支持率急落の原因は「政治とカネ」問題ではない。「政治とカネ」問題は、マスコミと検察が捏造した「小沢一郎潰し」のネタ(小道具)にすぎない。
二人区に民主党から二人目の候補を立候補させ、民主党同士で一騎打ちするという、小沢幹事長の強引ともいうべき参院対策を受けて、連合静岡の吉岡某が、マスコミ受けを狙って、「政治とカネ」問題を持ち出し、勇ましく「小沢辞任」をぶち上げていたが、その発言が今の政治状況の現実を無視したピエロの発言でしかないことが、連合静岡の連中にまったくわかっていないという点で、政治センスは「生方幸夫」以下と見て間違いない。そもそも、吉岡某は、検察とマスコミという既得権益守護連合軍によって政治的謀略として捏造された「政治とカネモ」問題が、最近の日本国民の最大関心事だと思っているようだが、とんでもない勘違いであって、テレビや新聞が大騒ぎする「政治とカネ」問題など、不景気に苦しむ国民にとっては、普天間米軍基地移設、子供手当て、郵政改革見直し・・・等と比べても、取るに足らない問題であることは自明である。鳩山政権の支持率下落の根本原因は、マニフェストに掲げた政策目標を、財源不足等を理由に、ことごとく反故にし、とりわけ鳩山政権の最大の政治課題であった「普天間基地移設問題」に、未だに何の解決の目処も立っていなどころか、ますます混迷を深めているという鳩山首相自身の優柔不断な政権運営にあることは自明である。しかも鳩山首相は、支持率下落の原因を、「小沢問題」に、つまり「小沢幹事長辞任問題」に摩り替えようとして、仙谷、枝野、前原等、「反小沢」の面々を閣内に取り込んだ上に、さかんに「小沢批判」や「小沢辞任勧告」をさせて、密に「小沢外し」を画策しているようだが、その小沢包囲網による「小沢外し」の謀略が、すでに小沢サイドに見透かされているが故に、ますます小沢幹事長とては、「小沢包囲網」や「小沢外し」などものともせずに、巷間、言われているところの「豪腕」とやらを発揮して、参議院議員から衆議院に鞍替えし、太田公明党委員長を撃破した青木愛の例を持ち出すまでもなく、「過酷な選挙を勝ち上がってきた者…だけが政治をやる資格がある」という命懸けの中央突破作戦を展開するはずである。無風選挙など夢想している「連合静岡」の吉岡某よ、テレビばかり見ていないで、たまには、政権交代にともなう政治や政界の権力闘争の現実でも勉強してくれ。それが嫌なら、さっさと労働運動などやめて、早く消えてくれ。
小沢氏辞任なら戦える」 連合静岡会長
連合静岡の吉岡秀規会長は３１日、静岡市内で記者会見し、民主党が参院選静岡選挙区に２人目の候補者を擁立することについて「小沢一郎幹事長が２人擁立の提案とセットで辞職願、辞任届を出す覚悟があるなら、民主党の支持率は上がり、２人立てて戦うことができる」と述べた。
吉岡会長は「支持率の下がった原因は政治とカネの問題で、根本は小沢幹事長の問題」とも述べた。
小沢幹事長は同日、静岡市で記者会見し、会社員中本奈緒子氏（３０）を２人目の候補者と発表。吉岡会長の発言について「直接聞いたわけではないので論評に値しない。本人から聞いたときは答えます」と話すにとどめた。
連合静岡は昨年７月、同選挙区から出馬する民主党の藤本祐司氏の推薦を決定。組織内に亀裂を生む可能性があり「２人目は擁立すべきではない」としており、今後推薦取り消しも含め、検討するという。
2010/03/31 20:05 【共同通信】
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