文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

小林秀雄と大江健三郎について話します。……北千住読売文化センターにて。

四月から始まっている文学講座「宮沢賢治から大江健三郎まで 涙と笑いの名作劇場」(読売日本テレビ文化センター北千住)だが、いよいよ僕の番が、やってきたようだ。来週金曜日、午前10時30分開始。来週のテーマは、「小林秀雄 色男の苦悩、三角関係の果てに……

小林よしのりの沈没とブログ進化論と植草一秀ブログ。

小林よしのりがダメでヘタレなのは、かなり以前から分かっていたことだが、今回の、「沖縄集団自決論争」(笑)を通じての、小林よしのりの迷走・後退・発狂ぶりを見てもそれは明らかで、今さら、小林よしのりの政治思想や思想感覚の「いい加減さ」を物笑いの…

大磯と文学者たち……。

●大磯プリンスホテルで……。 先日、文藝講演会の講師を依頼されたので大磯のプリンスホテルに行って来た。大磯プリンスホテルというと、窓側に、大磯ロングビーチが広がり、その向こうに相模灘が……というわけで、途方もなく明るく健康的な場所なのだろうが、…

小林よしのりが反論を「月刊日本」に寄せている。

「月刊日本」では、小生の「マンガ右翼・小林よしのりへの宣戦布告」(「月刊日本」五月号)と題する「小林よしのり批判」を掲載すると同時に、小林よしのりに、反論の投稿を呼びかけていたが、予想通りにというか、予想外にというか、どつちでもいいのたが、…

沖縄独立論とは何か。

小林よしのりが、小生や、あるいは小生と佐藤優氏の沖縄問題をめぐる対談を批判するつもりで、「わしズム」(5/16、春号)で問題提起しているのが「沖縄独立論」だが、小林よしのりは「沖縄独立論は沖縄市民の間には存在しない、それは一部の沖縄極左マスコミ…

村上正邦先生の「収監」に思う……。

最近、頻繁にお会いしている人に村上正邦という元政治家がいる。現役ではないとはいえ、特定の政治家、あるいは元政治家にこれほど身近に且つ頻繁に接したのは、初めてである。先日も、収監を直前にした某神社での断髪式とやらに参加させてもらって髪に鋏を…

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「澪標」編集長挨拶とご購読のお願い

●日本保守主義研究会メルマガ「闘う保守……憂国読書録」より。http://archive.mag2.com/0000099590/index.html ← 人気・ブログ・ランキングへ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 「澪標」編集長挨拶とご購読のお願い ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 『日本再建〜祖国再生への道〜』 ※定価…

「澪標」に「丸山真男と小林秀雄」を連載開始……。「澪標」は日本保守主義研究会の機関紙。

20代前半の若者達を中心に、大学生、大学院生、若手研究者たちで組織された「日本保守主義研究会」という保守系の思想集団があるが、このグループの機関紙が「澪標」(れいひょう)というわけだが、このたび編集長が早瀬善彦(京都大学大学院博士課程)に交替し…

大江健三郎氏が、「佐藤優/山崎行太郎対談」(「月刊日本」3月号)から引用……。

「世界」6月号巻頭に大江健三郎氏が、「沖縄集団自決裁判」問題について、大阪地裁判決の内容についての詳しい感想を綴った文章を発表しているが、実は、先日、佐藤優氏に教えられるまで気が付かなかったのであるが、その文章の中に、小生と佐藤優氏との「対…

マンガ右翼・小林よしのりへの宣戦布告。(「月刊日本」5月号)……マンガで「政治」や「歴史」を語る「マンガ右翼・マンガ保守」の時代は終わった!!!

以下は、「月刊日本」5月号掲載の「マンガ右翼・小林よしのりへの宣戦布告。」の全文である。 ●マンガ右翼・小林よしのりへの宣戦布告。 ……マンガで「政治」や「歴史」を語る「マンガ右翼・マンガ保守」の時代は終わった!!! ■自称「保守思想家」たちは、何故…

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保守論壇を憂う(3)。

以下は「琉球新報」に掲載された連載コラム「保守論壇を憂う。」の最終回です。 保守論壇を憂う。(3) 山崎行太郎 (文藝評論家、埼玉大学講師) 秦郁彦氏を筆頭とする保守論壇の面々が、「軍命令はなかった」と主張するもう一つの論拠に遺族年金給付手続きの問…

伊豆・伊東沖で……。

伊豆・伊東マリンタウンで…。

保守論壇を憂う。(2)

次は、「琉球新報」連載コラム「保守論壇を憂う。」の二回目です。 ●保守論壇を憂う。(2) 山崎行太郎 (文藝評論家、埼玉大学講師) 思考停止に陥っている昨今の保守論壇を象徴するかのように、多くの人が基本文献すら読まずに、盲目的に妄信する『ある神話の…

伊豆・伊東沖で……。