文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「保守論壇亡国論」とは何か・・・参院選選挙が近づいてきた。おそらく自民党圧勝で終わるだろうが、問題はその後だろう。安倍晋三政権は、いつまでつづくのだろう。安倍の弱点は、安倍が、保守論壇の三流思想家たちの「妄言」や「ヘイトスピーチ」に洗脳され、それを信頼し、心服すぎているところにあるのだが、さらに、本人が、それを自覚 していないところにある。渋谷の街頭演説か、フエイスブックか何かで、安倍晋三首相は、「左翼が・・・」という言葉を、「批判罵倒用語」として、使ったらしい。思想や論壇、ジャーナリズムというものについ

安倍晋三発言 "渋谷には本当に沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説妨害してましたが、かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。ありがとう。前の…

小沢一郎は死なず。小沢一郎の次の政権奪取戦略。反自民の野党勢力もその応援団も、次の政権奪取戦略が描けず、右往左往するだけのようだが、こういう時はド素人は黙って、その代わり、小沢一郎のような百戦錬磨のベテラン政治家の話に耳を傾けるべきだろう。

■小沢一郎が語った野党再編3年シナリオ <「民主党は割れた方がスッキリする」> 参院選が始まるというのに、野党の影は薄く、安倍自民の独壇場だ。こんな状態がいつまで続くのか。 いや、続かせていいのか――。昨年の衆院選敗北後、鳴りを潜める政界の引っ…

「松木けんこう君を囲む会」に行ってきた。場所は、いつもの芝公園の東京プリンスホテル。デビ夫人が、「鳩は鳩小屋に閉じ込めて、鍵をかけろ !!!」と挨拶。デビ夫人と松木さんの出会いは、松木さんが、国会でTPPに反対して、民主党を除名された時に、テレビを見ていたデビ夫人が、松木事務所に直接、電話したことがキッカケらしい。「松木けんこう」と「デビ夫人」。いいコンビだ。昨夜の「松木パーティー」で、一番、良かったことは、くだらない三流文化人や政治評論家の挨拶がなかったことだ。ほぼ、「松木けんこう」本人の独演会だった。

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鳩山由紀夫と孫崎享の自己破産。最近、「反米自立」にこだわるあまり、急速に「中国」に接近しつつある鳩山由紀夫と孫崎享のトンデモ・コンビだが、尖閣諸島問題で、カイロ宣言を持ち出して「日本が盗んだようなもの・・・」と、「日本」を「泥棒扱い」。ついにここまで来たかという感じ。次は「天皇の政治責任追求」か。このお二人。大多数の日本国民を敵に回して・・・。もう救いようがない。自己破産でも宣言するしかない。(続く)

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櫻井よしこの「北方領土返還論」論争に異議あり。

櫻井よしこと鈴木宗男との間で繰り広げられた、「四島一括返還」か「二島先行返還」か・・・という「北方領土返還論」論争は、その後、どうなっているのだろうか。例によってまた、櫻井よしこが「逃げた」のだろうか。櫻井よしこは、自らが仕掛けた論争であ…

都議選、自民党圧勝、当然の結果だ!!!

昨日、都議選が行われ、開票の結果が判明したようだが、自民党圧勝、民主党惨敗で終わったようだ。事前報道から、予想されたこととはいえ、「民主党惨敗」は当然の結果だろう。国民の多くは、「ザマ、見ろ!!!」と溜飲を下げたことだろう。「維新の会」と「生…

サイエンスライターの竹内薫さんが、著書『シュレジンガーの哲学する猫』(中公文庫)とかいう本の中で、小生の『小林秀雄とベルグソン』を取り上げ、本文を引用した上で、かなり好意的に紹介しているらしい。昨日、「江古田哲学研究会」の後の飲み会の席で、一緒に勉強している若い友人の一人「内山誠」君から聞いた。驚いた。まったく知らなかった。たとえば、こんなことを書いているらしい。「この評論には、ある意味では、僕が漠然と抱えていた不安や悩みに対する答えがはっきりと書かれていた・・・」、「大変、失礼とは思うが、僕は、山崎行太

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■緊急連絡■「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月の「江古田哲学研究会」は、第4土曜日、6/22(土曜日)、午後6時からです。

■■■■■■■■■■ 緊急連絡 ■■■■■■■■■■「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月の「江古田哲学研究会」は、第4土曜日、6/22(土曜日)、午後6時からです。 ■■■■■■■■■■ 緊急連絡 ■■■■■■■■■■ ★ 柄谷行人の『世界史の構造』の続編『哲学の起源』を読みながら、同時に…

石原慎太郎が橋下徹を批判、「この人、終ったね」と斬り捨てる。僕は、今まで、しばしば、石原慎太郎を批判してきたが、石原慎太郎の発言にはそれなりに注意を払ってきた。節目節目で発する石原慎太郎の発言は、やはり無視できない重みを持っているからだ。かっては、時代を先導する作家だっただけのことはある。都議会議員選挙、参議院議員選挙を前にして、政界が大きく動きそうだ。

日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)は18日、スポーツ報知の取材に応え、共同代表の橋下徹大阪市長(43)について「終わったね…、この人」と“三行半”を突きつけた。昨年11月の太陽の党の維新合流以来、蜜月関係だったはずの2人。参院選を前に絶…

■緊急連絡■「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月の「江古田哲学研究会」は、第4土曜日、6/22(土曜日)、午後6時30分からです。

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小林リズムさんの、毎日、連載、コラム「紙の無駄使い」が、遂に、80回(連載)を超えました。ますます絶好調です!!! 是非、御一読を!!! 最近作は、「自意識という病」(?)シリーズ・・・が面白いです。以下の「日大芸術学部教授・清水正ブログ」で読めます。

日大芸術学部教授・清水正ブログ ↓↓↓ ★http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi★ ★ 今日も「小林リズム」のコラムが面白い!!! 是非、御一読を!!! 「日大芸術学部教授・清水正ブログ」に毎日連載中!!! 以下をクリック!!! 日大芸術学部教授・清水正ブログ ★http:…

近刊『保守論壇亡国論』で言いたかったこと。それは、「保守」と「保守主義」の違いについてである。それは、言い換えれば、「マルクス」と「マルクス主義」の違いについて・・・ということでもある。この違いが、最近の保守思想家たちは分かっていない。彼らに、語るべき「作品」と「創造」がないのは、そのためだ。

「マルクス」と「マルクス主義」の違いについて柄谷行人は、こう書いている。 ≪マルクスは膨大な著作を残したが、それらは基本的に断片的であって、マルクスの哲学とか経済学とかコミュニズムというものをそれ自体で取り出すことはできない。最初にそれらを…

メルマガ「週刊・山崎行太郎」110号を配信しました。少し、模様替えしました。近著『保守論壇亡国論』の一部を掲載しています。先日、早稲田の古書店で買った廣松渉の『エンゲルス論』にちなんで 、「マルクスとマルクス主義は違う」「マルクスはマルクス主義者ではなかった。」「マルクス主義はマルクスではなくエンゲルスがつくった」「マルクス的思考とエンゲルス的思考は異なる」・・・をモットーに、書いています。小生の「批評」の原点はここにあります。小林秀雄や江藤淳に学びました。もちろん小生のウリは、「マルクス主義的」思考を徹

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孫崎享の「北方領土返還交渉」の歴史の誤解と隠蔽。

(この小論は近著『保守論壇亡国論』に収録予定の論考の一部です。) 孫崎享は、「北方領土返還問題」「尖閣諸島問題」についてもかなり詳しく言及しているが、そこにも、思考の単純化、思考の図式化・・・による誤解と隠蔽が見られる。 たとえば、北方領土交…

■緊急連絡■「江古田哲学研究会」からのお知らせ。今月の「江古田哲学研究会」は、第4土曜日、6/22(土曜日)、午後6時30分からです。

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今日は「歴史物語作家クラブ新人賞」の授賞式がある。今年で二回目だそうである。大学時代からの友人で、作家の岳真也氏や 、文芸評論家の秋山駿氏らが主催している。去年は行けなったので、今年は行こうと思う。久しぶりに、岳真也さんにも会いたいと思う。三田誠広さんも来るらしい。

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孫崎享的な単純素朴な二項対立的な思考の図式主義が国を滅ぼす。

(この小論は近著『保守論壇亡国論』に収録予定の論考の一部です。) ■孫崎享の『戦後史の正体』を読む 孫崎享は、民主党への政権交代後に、自民党を批判しつつ、民主党政権を擁護するという形で、ジャーナリズムに登場してきた外交評論家である。 著書に、『…

早稲田大学からの帰り道。古書店で廣松渉の『エンゲルス論』(盛田書店)を、1000円で買う。しかも初版、かきこみなし。

早稲田古書店街には、さすがに、なつかしい本が並んでいる。40数年前にタイムスリップした感じになる。僕は、10代後半の頃、早稲田大学の学生だった兄と、この古書店街に入り浸っていたことがある。メシ代も惜しんで、古本や古雑誌を買い漁っていた。当時…

孫崎享の「中国論」の単純さ。ー米国属国論から中国属国論へー

(この小論は近著『保守論壇亡国論』に収録予定の論考の一部です。) 孫崎享は、米国の衰退を予測すると同時に、中国の台頭、中国の超大国化という議論に熱心である。むろん、それはそれで、一つの見識であり、ことさら批判すべきこととは思わない。 米国が衰…

東祥三氏や川島智太郎氏と名刺交換、初めて話が出来た。特に、七月の参院選に立候補が確定している東祥三氏とは、以前から何回か「小沢一郎議員を支援する会」などで同席する機会があったが、個人的に話したことはなかった。一昨日、「小沢一郎議員を支援する会」の「三周年記念パーティー」で、初めて名刺交換、話が出来てよかった。その風貌とは異なり、意外に気さくな人だった。小沢一郎グループにとってはなくてはならない人だと以前から思っていた。頑張ってもらいたいと思う。

■東祥三ブログ➡http://azuma-shozo.jp/ 「小沢一郎議員を支援する会」の 「三周年記念パーティー」で。 小沢一郎、東祥三、川島智太郎の各氏。 平成24年9月28日(金) 「小沢一郎議員を支援する会」シンポジウム。 ・ (続きは、『思想家・山崎行太郎の…

電話回線が回復しました。緊急連絡は元の電話番号090-6007-0726へ、

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「小沢一郎議員を支援する会(伊東章代表)、三周年記念の集い」が、神田御茶ノ水の中大駿河台記念館で行われた。小沢一郎衆議院議員を筆頭に、今夏の参院選全国区に立候補している三宅雪子さん、東祥三さん。さらに「生活の党」から、姫井由美子さん、川島智太郎さん、相原史乃さん・・・など、多数出席。橋本久美さんの司会で進行。小沢一郎代表が、今夏の参院選、さらに次の衆院選への決意表明。再び政権奪取、政権交代を目指して頑張る、と。(右写真は、小沢一郎衆議院議員、司会の橋本久美さん、「小沢一郎議員を・・・会」代表の伊東章弁護士

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平野貞夫氏と稲村公望氏より電話あり。平野氏は新著が近く出るそうで、住所を教えて欲しいと。稲村氏は、かつて、郵政省が出していた「郵政」という雑誌について。たまたま、「電話故障中」に電話なんて・・・。

平野貞夫氏より電話。さらに、我が畏友・稲村公望さん(「日本郵便」副会長)から電話あり。かつて、郵政省で出していた「郵政」という雑誌の「文芸賞」の話。慶応の先輩・江藤淳先生の死とともに消滅したが、その頃の担当者の滝沢さんが僕のことを覚えていて…

姫井由美子茨城支部設立パーティー「小沢一郎代表を囲む会」(in鹿島セントラルホテル)が、昨日(6/5)、小沢一郎代表も参加して開かれたそうです。姫井由美子さん、三宅雪子さん、橋本久美さんら三人も集まりました(写真)。Twitterでいろいろありましたが、橋本久美さんが司会 。明日、6月7日(金)にも、「小沢一郎議員を支援する会」のバーティーが。ここにも小沢一郎代表は出席だそうです。司会はこちらも橋本久美さん。僕も、大学の授業があるため遅れるかもしれませんが、出席の予定です。

橋本久美さん「twitter」より。 橋本久美twitter 姫井由美子茨城支部設立パーティー「小沢一郎代表を囲む会」in鹿島にて、姫井由美子さんと三宅雪子さんと私。本日司会をやらさせて頂きました。 橋本久美twitter そして今週の6月7日(金)「小沢一郎議員を支援…

緊急連絡-「i-PHONE」不通、緊急連絡は、090-2910-5987へ

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政界引退老人・野中広務は、中国で、いったい、なにをしているのか?

小沢一郎の「天敵」ということで、小沢一郎に対して「政治とカネ」をネタに、悪罵雑言を繰り返してきた野中広務ーーー。小沢一郎無罪確定で、お役御免、今頃、何をしているのかと思えば---。数年前、日本に帰化した怪しい中国人(笑)、というより、我が友・石…

今日も「小林リズム」のコラムが面白い!!! 是非、御一読を!!! 最近作は「登校拒否児だった頃」「日芸恋物語」・・・などです。

日大芸術学部教授・清水正ブログ ↓↓↓ ★http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi★ ★ 今日も「小林リズム」のコラムが面白い!!! 是非、御一読を!!! 「日大芸術学部教授・清水正ブログ」に毎日連載中!!! 以下をクリック!!! 日大芸術学部教授・清水正ブログ ★http:…

保守論壇亡国論序説ー三島由紀夫の「特攻隊コンプレックス」について。

私は、文学や思想というものは、西尾幹二をはじめ、保守論壇の三島由紀夫信者たちが考えるほど単純素朴なものだとは思わない。三島由紀夫の思想を、「三島事件」からのみ考えることは間違っている。三島由紀夫は、「生命尊重のみで魂は死んでもよいのか」と…

漫画家は、何故、自殺しないのか?---つげ義春試論

僕は「つげ義春」を読んだことがない。名前は知っている。それもかなり昔から、独特な漫画を描いているらしいことを、それとなく知っているが、一度も読みたいと思ったことがない。不思議だ。何故だろう。あまりにも「文学的」だからだろうか?小林リズムさ…

「被害者ヅラ」の政治学から「加害者ヅラ」の政治学へ。(写真は江藤淳と小沢一郎)

かつて江藤淳は、「治者の文学」とか「治者の政治」とか言って、文学批評や政治思想の分野に、「治者」という概念を導入し、「被害者」や「弱者」ばかりが美化され、「弱者の政治」や「弱者の文学」が蔓延する文壇や論壇、そして世相に、衝撃を与えたことが…