文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2010-01-01から1年間の記事一覧

植草氏の『日本の独立』論を読みながら……。

一昨日の『日本の独立』出版記念講演会は、副島隆彦氏の登場の影響もあったのかもしれないが、大成功のうちに終わったらしく、第二回目の講演会も企画されているらしい。さて、その植草氏の『日本の独立』だが、発売早々からベストセラー街道を驀進中らしく…

検察審査会の情報公開を求める請願署名のお願い。

(「―市民が斬る!!」ブログ よりhttp://civilopinions.main.jp/ ) (請願署名のお願い) 「小沢一郎議員強制起訴議決」を行つた東京第5検察審査会が秘匿する情報の公開を求める請願署名取りまとめ団体 『小沢―郎議員を支援する会」 表記の件に関し、下記理由に…

鈴木宗男事件と佐藤優事件とは何だったのか?

ここ五、六年の思想状況の変化はかなりは激しい。昨日、一昨日に行われた「反検察」「小沢一郎支援」のデモや、ウォルフレン講演会や植草講演会、そして昨日の鈴木宗男氏の収監騒動等に象徴される、この思想状況の変化は決して表層だけのものではなく、そこ…

鈴木宗男氏の収監の日に思うこと。

衆議院議員・鈴木宗男氏が、とうとう収監される日がやってきた。小泉政権時代、鈴木氏は、政治的謀略に巻き込まれ、そして同時に激しいメディアバッシングを受け、やがて「やまりん事件」という冤罪で逮捕され、裁判の結果、有罪が確定し、ついに収監の日と…

緊急変更。ウォルフレン教授講演会、新たな開催場所のお知らせ。

(「日々坦々」ブログより転載。) (ウォルフレン教授講演会、新たな開催場所のお知らせ、実行グループより。) 実行委員会は解散されましたが新しい実行グループ数人によって、最終的な準備が完了しましたので、以下のとおりお知らせする次第です。記:『12/5…

「現閣僚・検察・最高裁・検審・メディア」に民主主義を潰されるぞ!「検審の情報公開求める請願」の100万人署名で猛烈抗議を!

署名の紹介宜しくお願いします。ブログ更新です。「現閣僚・検察・最高裁・検審・メディア」に民主主義を潰されるぞ!「検審の情報公開求める請願」の100万人署名で猛烈抗議を! http://civilopinions.main.jp/ ・ 有料メルマガ『週刊・山崎行太郎』(500円/月) 『週刊・山…

民主党ポスターから『菅直人』の顔が消えたらしい。地方からの反乱か…。

本日から明日へかけて、「小沢支援デモ」や、「植草一秀『日本の独立』出版記念講演会」「ウォルフレン講演会」のような小沢支援の講演会など、政治家・小沢一郎を応援するデモや集会等が、各地で派手に繰り広げられるらしいが、つまり、民主党支援者らを中…

「日本保守主義研究会」の主催する「出陣学徒慰霊祭」のお知らせ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日本保守主義研究会学生部の主催する 「出陣学徒慰霊祭」が執り行われます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■第7回出陣学徒慰霊祭のお知らせ■ 主旨 大東亜戦争という未曽有の国難に際し、立ち上がり、散…

「小沢復権」なくして「民主党再生」なし。 

菅直人や仙谷由人を中心とする現在の民主党政権の支持率急落と各種の選挙における相次ぐ民主党系候補の惨敗、そして解散総選挙の「風」が吹き始めると共に、急激に浮上してきたのが、全国的な規模で同時多発的に繰り広げられた「小沢支援デモ」に象徴される…

「三井環・ウォルフレン講演会」&デモのお知らせ。

「senoo」 氏より、以下のコメントがありましたので、ここに再録しておきます。 senoo ■「三井環・ウォルフレン講演会」&デモ検察裏金問題を内部告発し検察から迫害う受けた三井環氏と、小沢氏を世界的大指導者と評価したウォルフレン博士の講演…

フッサール現象とは何だったのか?(その3)

現象学は体系や理論ではなく、哲学的な思考を展開する際の方法や態度のことだ、とよく言われるが、それはどういうことか。そこに、フッサールとハイデガーが、決別する理由があるのではないのか。そもそもハイデガーは、フッサール現象学から、何故、決別す…

フッサール現象学とは何だったのか?(その2)

マサリクの勧めにしたがってフッサールはウイーン大学のブレンターノの下で哲学研究を開始するわけだが、と言っても所謂、観念哲学ではなく数理哲学、ないしは論理学を専門的に研究するわけだが、フッサールが数学研究に飽き足らなかった根本問題は、この頃…

「日本保守主義研究会」の主催する「出陣学徒慰霊祭」のお知らせ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日本保守主義研究会学生部の主催する 「出陣学徒慰霊祭」が執り行われます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■第7回出陣学徒慰霊祭のお知らせ■ 主旨 大東亜戦争という未曽有の国難に際し、立ち上がり、散…

フッサール現象学とは何だったのか?

エドムント・フッサールは、1859年、現在のチェコ領のプロスチョフに生まれている。つまり、現在の地政学的に言えば、フッサールはチェコ出身の哲学者ということになる。むろん、フッサールが生まれた当時は、そこはオーストリア領であったが、やはり、現在…

民主党堕落論−もっとどん底まで堕ちて堕ちて堕ちてみろ、民主党よ。

こんな民主党に誰がした……と民主党議員ならずとも、冬の夜空を見上げながら、これで民主党議員生活も終りだな、と怨み節でも叫びたくなる気分だろうが、こんなブザマな民主党にしてしまったのは、言うまでもなく、政権交代に何の貢献もしなかったが、政権交…

小沢一郎氏のやるべきことは「日本の独立」運動の父となることだ。

昨日は、豊島公会堂で行われた「ネットが変える……」集会に、「月刊日本」副編集長とともに参加してきたが、舞台上にいた民主党の川内博史議員、辻恵議員をはじめ、司会者の小澤遼子氏、飛び入り参加の宮崎学氏等から、一般の観客席を含めて、ほぼ参加者全員…

「小沢支援デモ」は実行委員会の内部分裂など荒々しく踏み越えて拡大していく。

全国に拡大しつつある「小沢支援デモ」だが、その実行委員会内部で、主導権争いが原因かどうか知らないが、除名騒ぎや名称変更騒ぎ、あるいは実行委員会内部に紛れ込んでいて、小沢一郎や小沢信者を罵倒・冒涜する工作員の存在が露見するなど、くだらない内…

小沢政権待望論がマスコミの世論調査でトップに。マスコミの世論調査にも小沢待望論が反映され始めた模様だ。

これまで小沢一郎批判で売り上げを伸ばしてきたマスコミも、国民の間に沸き起こりつつある「小沢一郎政権待望論」を無視できなくなってきたということだろうか。それにしても変わり身が早いな。(FNNの世論調査より。) 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が20…

11.20大阪デモ「検察とマスコミの横暴に抵抗する市民の会」について。

大阪在住の「HAIGUJIN」氏からの情報によると、大阪で「小沢支援デモ」(大阪デモ「検察とマスコミの横暴に抵抗する市民の会」)が、11月20日、行われ、約800人が参加したそうである。菅内閣の支持率が急落するなかで、皮肉なことに、小沢支持の…

三島由紀夫没後四十年「憂国忌」について。

恐らく、三島由紀夫の切腹・自決事件に驚愕し、それぞれ政治的、思想的立場は異なるとしても、また三島事件なるものの意味と本質が理解できたかどうかとは関係なしに、精神的に深い影響を受けなかった日本人はいないだろう。むろん、僕も 深い影響を受けた者…

民主党は小沢・鳩山に大政奉還するしか生き延びる道はない。

柳田法相の辞任・更迭が確定的となり、一方では、仙谷官房長官が、「自衛隊暴力装置」発言で、知ったかぶりのエセ左翼の正体をさらけ出し、世間の失笑を買うような、堂々たる馬鹿っぷりを発揮する等、菅政権の内部崩壊がいよいよタイムリミットを迎えつつある…

シンポジウム「ネットが世論を変える! 検察・メディア・民主党」について……。

来週、水曜日、11月24日、豊島公会堂で、以下のような、小沢一郎支援のシンポジウムが開かれるそうです。途中で、小沢一郎氏からの「ビデオレター」の放映もあるとかで、なかなか充実したプログラムが組まれています。僕も、第二部で登壇、簡単なスピーチ…

トーマス・ホッブスの国家の起源論について。

柄谷行人が『世界史の構造』のなかで、トーマス・ホッブスの国家論『レバイアサン』について、そのまま放置したならば「万人の万人の闘争」となる野蛮の弱肉強食の自然状態を、個人と個人の契約によって脱するために、国家が誕生するという通説を批判してい…

『本当にそんなに国民の反応は悪いのかな。いろいろ進展させたり、成果が出てきた部分もあるのに』

朝日新聞社が、11月16日、発表した全国世論調査によれば、菅直人内閣の支持率は27%で、前回調査(10月5、6日)の45%から急落しているそうであるが、外野席から見ていればそれも当然だろうと思うが、当の本人は、どうもそうではないらしい。本人は…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」第二回勉強会(「柄谷行人の『世界史の構造』を読む」)を、今週金曜日(11/19)、午後七時より開催します。場所は、西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

「漫画」や「駄文」「受け売り」で政治や思想を語る時代は終わった!!!『現代の松下村塾=江古田哲学研究会』で哲学書や原典テキストを読みながら、政治や思想の本質を探究しよう。しばらく、柄谷行人の新著『世界史の構造』を読みながら、現代日本政治論、…

政権交代・民主党幻想の時代は終わった。しかし親米属国政権・自民党の復活はありえない。とすれば、小沢一郎主導の政界大再編しかない? 

福岡市長選挙で民主党推薦候補が大敗したということだが、あまりにも予想通りで別に違和感はないし、なるべくしてなった結果として冷静に受け止めたというのが、正直な感想だろう。菅直人内閣支持率が30%を割って、20%台に突入したという話もあるが、小沢…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」第二回勉強会(「柄谷行人の『世界史の構造』を読む」)を、今週金曜日(11/19)、午後七時より開催します。場所は、西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

「漫画」や「駄文」「受け売り」で政治や思想を語る時代は終わった!!!『現代の松下村塾=江古田哲学研究会』で哲学書や原典テキストを読みながら、政治や思想の本質を探究しよう。しばらく、柄谷行人の新著『世界史の構造』を読みながら、現代日本政治論、…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」第二回勉強会(「柄谷行人の『世界史の構造』を読む」)を、今週金曜日(11/19)、午後七時より開催します。場所は、西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

「漫画」や「駄文」「受け売り」で政治や思想を語る時代は終わった!!!『現代の松下村塾=江古田哲学研究会』で哲学書や原典テキストを読みながら、政治や思想の本質を探究しよう。しばらく、柄谷行人の新著『世界史の構造』を読みながら、現代日本政治論、…

「抱き付き会談」としての「日中会談」と「日露会談」の政治学

過熱化する一方の尖閣問題や北方領土問題など、多くの難題を抱えながらの「日中会談」と「日露会談」が、日本政府側(菅・仙谷コンビ)の恥も外聞もない、土下座にも等しい、哀れな平身低頭のお願いにより、不可能とおもわれていたが、実現してしまったのだ…

政治哲学の本質は「国家論」にあり。

国家観という言葉が頻繁に使われるようになったのは何時ごろからだろうか。この政治家には国家観がないとかあるとか、保守系の政治家や評論家、ジャーナリスト、そしてマンガ右翼やネット右翼の若者たちあたりが、しきりに得意気に国家観という言葉を使って…