文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「抱き付き会談」としての「日中会談」と「日露会談」の政治学

過熱化する一方の尖閣問題や北方領土問題など、多くの難題を抱えながらの「日中会談」と「日露会談」が、日本政府側(菅・仙谷コンビ)の恥も外聞もない、土下座にも等しい、哀れな平身低頭のお願いにより、不可能とおもわれていたが、実現してしまったのだそうである。早速、会談の中味には関係なく、日本政府側(菅・仙谷コンビ)は大喜びしているようだが、いい加減にしてもらいたい。確かに、ここに来て、「日中対立」や「日露対立」を扇動している勢力の動きが活発化しているわけで、彼等の政治謀略に乗せられることも警戒しなければならないが、それにしても今回の「日中会談」と「日露会談」は異常である。恐らく、日本政府側(菅・仙谷コンビ)の頭に政権維持しか頭にないということだろう。つまり「日中会談」と「日露会談」の実現で人気回復と支持率回復を目指しているのだろうが、残念ながらそう簡単にはいかない。時事ドットコムによると、菅内閣の支持率は「30%」以下に急落したそうである。そろそろ、「左翼市民運動家くずれ」の権力亡者たちによる、この場当たり政権も限界に来たのではないか。(続きはメルマガで…)

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