文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

検察審査会議決は「架空議決」だった。小沢一郎を「強制起訴」した検察審査会11名の審査会委員は存在しない、ということが、関係者の証言から明らかになった。多くの人が予想した通り、検察審査会は開催されていなかった。といいことは、検察はとんでもないインチキ組織ということになる。即刻、解体すべきである。

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中国権力闘争「重慶事件(薄熙事件)」の続報です。英国人殺害の主犯として、薄熙来夫人の谷開来の死刑がほぼ確定したようだ。一説には、薄熙来の「国民的人気」を考慮して、決定的な罪は免れるのではないかと思われていた薄熙来本人も、死刑か無期懲役は免れない状況のようだ。「政治家」という存在の、危険性と過酷さを、あらためて感じる。つい昨日まで、中国政府の最高指導者の一人として「政治局常務委員」がほぼ確定と言われていた人が、あっという間に犯罪者の烙印を押され、夫人もろともに「死刑」・・・、というのだから・・・。薄熙来夫妻

・ ■薄氏の妻、殺人で死刑の見通し=中国・重慶の疑惑で香港メディア(時事通信 4月13日 20時49分配信) 【香港時事】先に失脚した前中国共産党重慶市委員会書記の薄熙来氏をめぐる疑惑で、香港のニュースサイト・明鏡新聞網は13日、消息筋の話として、故意殺…

早瀬善彦君の書評(岩田温著『政治とはなにか』)が届きましたので、掲載します。ご一読ください。早瀬君は、現在、京大大学院博士課程在学中で、日本保守主義研究会機関紙「澪標」の編集長です。

『政治とはなにか』書評 早瀬善彦(「澪標」編集長、京大大学院博士課程) 筆者の知る限り、『政治とは何か』と銘打った著作は、今日、後藤田、竹下といった政治家の回顧録などを除けば、ハンナ・アレントの邦訳書しか現存しない。ただし、このアレントの著作…

野田内閣支持率21・7%に下落。「時事通信」の調査によると、野田内閣支持率はまた下落したのだそうである。明らかに、これは、日本国民が、野田が「不退転の決意」で、「命をかけている」と宣言して取り組んでいるところの狂気の政策、つまり「消費税増税」なるものに拒否反応を示しているということだろう。しかし野田本人は、政権の存続さえ危ぶまれる状況に追い込まれている、この「支持率下落」も、痛くも痒くもないらしいから驚きである。これは、野田政権が、国民の意向など眼中にない、つまり「宗主国アメリカ」の顔色ばかり伺っている典

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小沢一郎とドストエフスキー。ドストエフスキーの『地下室の記録』を読む。かって『地下生活者の手記』とか『地下室の手記』とかいう題名で訳されたドストエフスキーの特異な作品があった。ドストエフスキーの作品の中でもひときわ風変わりな作品で、ドストエフスキー愛読者なら例外なく取り上げる作品である。たとえばアンドレ・ジッドは「ドストエフスキーを解く鍵」となる作品であると言っている。その作品=小説が、ドストエフスキーの長編小説『カラマーゾフの兄弟』の新訳で、大ヒットをとばし、ドストエフスキー・ブームをもたらした亀山郁夫

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4月20日「STOP!権力の暴走」国民大集会「小沢一郎政治裁判の不当判決は許せない―」からのお知らせ。当日は、小生(山崎行太郎)も参加予定です。

★4月20日「STOP!権力の暴走」国民大集会 主催:「STOP!権力の暴走」国民大行動 ーー小沢一郎政治裁判の不当判決は許せない―ー 実行委員会委員長 平野貞夫(日本一新の会代表・元参議院議員) 実行委員会事務局長 伊東 章(小沢一郎議員を支援する会 代表…

薄熙来の政治生命は完全に絶たれた。その一方で、胡錦濤 の引退後も、つまり習近平体制下でも、薄熙来事件処理で存在感を増した胡錦濤 の「院政」の可能性が高まったと見られる。つまり、国家主席の座は習近平に渡すが、人民軍軍事委員会のポストにはそのまま居座り、「習近平体制下でも睨みをきかせる」ということになるのではないか・・・というわけである。さて、中国国営新華社通信は、11日未明、規律違反で共産党政治局員などの職務停止となった薄熙来(前重慶市党委書記)をめぐる事件について、次のように論評したもようだ。「胡主席の果

★「胡主席の果断な決定」=薄熙来事件、法治徹底訴え−中国党機関紙 【北京時事】中国国営新華社通信は11日未明、規律違反で共産党政治局員などの職務停止となった薄熙来前重慶市党委書記をめぐる事件について論評した同日付の党機関紙・人民日報の評論員文…

中国権力闘争の渦中にある薄熙来夫妻とその息子。胡錦濤=共青団一派と習近平=江沢民一派との権力闘争を背景にした重慶事件は、薄熙来とその妻で弁護士会の谷開来、そして薄夫妻の息子で、英国オックスフォード大学政治哲学部留学を経てハーバード大学大学院に留学中の薄瓜瓜を巻き込んだ凡庸な「薄熙来一族スキャンダルl」に矮小化されつつあるが、この権力闘争において、政権交代を目前にした習近平=江沢民一派が、手痛い打撃を受けたことは明らかである。さて、この一連の重慶事件が勃発した時点で明らかになったのは、重慶書記の薄熙来のマフ

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五・一五事件 八十周年「大夢祭」ご案内ーー昭和七年五月十五日、三上卓先生ら先達は昭和維新を目指して立ち上がりました。本年はこの決起から八十周年を迎えます。ところが、わが国の政治はますます混迷を深め、内外の危機が深刻化する中で昨年三月十一日には東日本大震災が起こりました。現在の危機を打開するために、今ほど青年的情熱が求められる時代はないと、私たちは信じております。 決起の二年前、「民族的暗闇を打開し、開顕しうるものは、青年的な情熱以外にはない」との確信に基づき三上先生が佐世保の軍港で作ったのが「青年日本の歌

★五・一五事件 八十周年「大夢祭」ご案内 合掌 昭和七年五月十五日、三上卓先生ら先達は昭和維新を目指して立ち上がりました。本年はこの決起から八十周年を迎えます。ところが、わが国の政治はますます混迷を深め、内外の危機が深刻化する中で昨年三月十一…

小沢事件と重慶事件の類似性と差異性。突然、重慶副市長兼公安局長・王立軍の米国大使館逃げ込み事件とともに、重慶で勃発した胡錦濤 一派と中国の次期指導者・習近平一派をめぐる権力闘争は、「小沢一郎事件」を彷彿とさせるが、小沢一郎事件とは異なり、さらに過激の度を増しつつある。王立軍が逮捕されただけではなく、政治局入り確実と見られていた習近平一派の薄熙来(重慶市書記)が、当局の監視下におかれ、政治的に完全に失脚した模様だというから驚きである。さらに、習近平一派の支持勢力と思われる大連や上海の財閥が次々と逮捕されるな

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「小沢一郎裁判」とは何だったのか? 今月末(4/26)に小沢一郎裁判の判決が出るわけだが、もはや、「有罪か無罪か」に一喜一憂する段階を過ぎている。有罪にしろ無罪にしろ、目先の政治動向は別としても、それが日本の政治を大きく左右するとは思えない。何故なら、小沢一郎裁判の「真相」は、日本国民の大多数が、換言すれば日本の一般大衆庶民が、自明の常識として、つまりいかがわしい「政治謀略的な暗黒裁判」であることを認識するところとなったからだ。昨日も「小沢一郎支援デモ」が行われたようだが、これだけ、「小沢一郎支援デモ」や

・ ★みんなの党渡辺代表 小沢氏無罪で政局は増税から逆回転予測2012.04.09 ーー政治資金規正法違反で強制起訴された小沢一郎・元民主党党首に対する判決が4月26日に下る。 ★「小沢一郎裁判」とは何だったのか。 政権交代直前の西松建設事件捜査で小沢一郎氏…

昨夜は岩田温『政治とはなにか』出版会に出掛けた。場所は湯島聖堂前の「御茶ノ水ガーデンパレス」・・・。久しぶりに井尻千男さんや宮崎正弘さん、藤井厳喜さん、稲村公望さんらともゆっくり話が出来た。司会は僕の友人でもある「文芸社」の浜本博さん、冒頭の挨拶は、岩田君の学生時代からの親友で、株式会社アカデミア代表の漆原亮太さん。他にも岩田君が主宰する日本保守主義研究会機関誌「澪標」編集長の早瀬善彦(京都大学大学院博士課程)さん、『政治とはなにか』を編集した「総和社」の佐藤春生さん、横浜のIT企業経営者で、今年、7月か

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岩田温君の新著『政治とはなにか』(総和社)が刊行されました。昨年末の『逆説の政治哲学』(ベスト新書)に続く本格的な、つまり最近の政治的言説をめぐる論壇やジャーナリズム、アカデミズムに欠如している原理的、哲学的著作で、まだ20代の若手論客・岩田温の存在を印象付ける画期的な著作です。僕は、まだ学生だった岩田君と最初に会った時、20歳そこそこだったと思いますが、その力強い言動や学識の豊富さに接し、これはタダモノではないなと感じたものですが、そしてそれ以来、親子ほども歳が離れているにもかかわらず、頻繁に交流するこ

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下地幹郎は「中央学院大学卒」らしい。「中央学院大学」って何処にある大学なの? 聞いたこともない。別に学歴差別をするつもりはないが、沖縄一区選出の代議士・下地幹郎が何者であるかを知るための一つの基礎資料にはなるのではないか。その下地幹郎を中心とする国民新党の「裏切り、寝返り集団」が、議員総会を開き、消費税増税反対を貫こうとする代表の亀井静香議員と政調会長の亀井亜紀子議員を、「解任」したという。前代未聞の珍事であり、日本の現在の政治の堕落を象徴する事件である。しかし、それにしても驚くのは、「私利私欲」にくらん

★国民新の連立維持派が代表「解任」=亀井氏は無効と反発―政権混乱、首相に痛手 時事通信 4月5日(木)21時31分配信 国民新党の自見庄三郎金融・郵政改革担当相、下地幹郎幹事長ら民主党との連立維持派6人は5日夜、党本部で議員総会を開き、連立離脱を主張して…

小沢・橋下連合の情報で、政界に激震が走る!!! 民意を無視した強引な「消費税増税閣議決定」に続いて、仙谷由人一派の司法裁判工作、つまり「小沢一郎有罪」という情報謀略工作までが明らかになった反小沢一郎グループだが、おそらく追い詰められているのは、彼ら、反小沢一郎グループの方であろう。ここにきて、いよいよ小沢一郎と橋下徹の「連携の可能性」が濃厚になって来たからである。昨日の石原慎太郎と橋下徹の会談の結果で、石原新党は完全に消えた。石原慎太郎と亀井静香の顔色を見れば、誰にでもわかるだろう。橋下徹は、早速 、

■【激動!橋下維新】なぜ今… 橋下市長、ツイッターで「小沢先生は筋が通っている」2012.4.5 14:12 橋下徹大阪市長が、石原慎太郎東京都知事と会談した直後の4日夜、自身のツイッターで消費税増税について言及。「選挙なくして増税法案はありえない」と野田…

「ポスト植民地主義的傀儡政権に堕した野田政権」・・・。「撃論プラス」創刊第一号に掲載した小生の論考の一部を、以下に紹介します。

・ ―――――――――――――――――― 野田政権はポスト植民地主義的な傀儡政権である。 ・・・山崎行太郎(政治哲学者) ―――――――――――――――――― 野田佳彦首相は、支持率が5、60%代の時期ならともかくとして、支持率が30%代を割り、20%台前後に突入しているにもかかわらず、…

「撃論+PLUS」創刊第一号が発売されました。小生の論文『ポスト植民地主義的傀儡政権に堕した野田内閣』も掲載されています。是非、書店でお求めの上、ご一読ください。他に、僕の友人でもある若手論客の岩田温、早瀬善彦、適菜收、但馬オサムの各氏に加えて、平野貞夫、高橋洋一、井尻千男、宮崎正弘・・・の各氏等の論考やインタビューも掲載されています。読むに値する「新しい世代のオピニオン雑誌の誕生」ということになります。

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本日の東京新聞を読もう!!! 「一市民T」より緊急連絡あり。「こちら特報部」欄に検察審査会と最高裁事務総局のイカサマ疑惑を追求する「検察審査会スキャンダル研究」第二弾が掲載されたとのこと。是非、東京新聞のご一読を。「一市民T」氏の実名も記されている。「一市民T」氏とは、この問題を追求し続けてきた元会社役員の志岐武彦氏である。もう検察審査会も最高裁事務総局も、逃げることは出来ないだろう。(続く)

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ケビン・メアの『決断できない日本』を読む。国民新党の党内クーデター騒動について考えているうちに、党内クーデターを仕掛け、国民新党の乗っ取り企む主犯・下地幹郎が、前沖縄那覇総領事で米国務省日本部長、そして「沖縄県民蔑視発言」で更迭されたケビン・メアと親しいということが分かり、ケビン・メアが、最近、書いたという『決断できない日本』(文春新書)のことを思い出した。むろん、僕は、例によって例のごとく、この手の粗製乱造の新刊本にはあまり興味がないので、まだ読んだことはなかった。しかし、今回の国民新党の騒動の影響もあ

中国への大訪問団を組織した小沢氏がなぜ、訪米を計画したのか。自身、オバマ大統領に会い、また自分の息のかかった議員をも大統領に会わせることができれば自分の派閥の基盤を強化できると判断したためでしょう。日米関係を思う戦略的な発想があって訪米を…

「沖縄の恥さらし」下地幹郎の正体。下地幹郎は、沖縄米軍基地の「沖縄県内移設」を主張する「土建屋」(元「大米建設」副社長)であり、沖縄の米軍存続を主張し、利権の確保を狙う典型的な「防衛利権マフィア」である。「沖縄はごまかしの名人で怠惰」「日本人は和の文化をゆすりの手段に使う」などの「沖縄県民侮辱発言」で更迭された米国国務省日本部長(元沖縄総領事)のケビン・メアを「大歓迎」するのも、この男なら当然であろう。 沖縄県民の、そして多くの日本国民の悲願である「米軍基地海外移設」を妨害する障害物である。即刻、排除すべ

・ 亀井氏「連立戻らず」下地氏「説得する」 [2012年3月31日19時35分] 小中大 消費税増税関連法案をめぐり連立離脱を表明した国民新党の亀井静香代表は31日、今後の対応に関し「連立に戻る気持ちはない」と重ねて明言した。同時に石原慎太郎東京都知事を党…