文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

保守論壇大分裂論ー「日韓合意」によって安倍政権は安泰のようだが、保守論壇は、日韓合意を擁護=絶賛する櫻井よしこグループと、批判的な青山繁晴=水島聡グループに大分裂の兆しが見える。どっちもどっちだが、櫻井よしこ等の「馬鹿さ加減」、つまり「思想的劣化」を超えて「思想的終焉」が鮮明になってきたと言っていい。ーオバサン保守=櫻井よしこの正体(5)。


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私は、現在の保守論壇に思想的関心はない。興味本位の関心があるだけである。日韓合意によって保守論壇は、大分裂状態になっているが、大分裂から自壊=壊滅へ向かおうとしているように見える。日韓合意擁護派も、日韓合意批判派も、思想的に見るべき価値はない。


これで保守、あるいは保守論壇は、「日韓合意擁護派」、「日韓合意批判派」、「ネット右翼派」の三派に分裂したと、私は見る。私は、どのグループにも関心はないが、あえて言えば、思想的関心を持つのは「ネット右翼」一派だけである。その思想に賛同するかどうかはべつとして、「ネット右翼」だけが思想的にホンモノだからだ。


したがって、「ネット右翼」一派だけが、激しい言論統制言論弾圧を初め、様々な受けるだろうと予想する。しかし、「ネット右翼」一派は、それでも言うべきことは最後まで言い続けるだろう。私は、彼等の思想には賛成ではないが、彼等が思想的にホンモノであることに関しては、一目おく。彼等の今後を注視したい。


先日の対談で、佐藤優氏に教えられたのが、高倉健主演の映画に、『山口組三代目襲名』というヤクザ映画があったそうである。私も見ていると思ったが、正確には分からない。私が見たのは、『山口組三代目』なのか『山口組三代目襲名』なのか?いずれにしろ、昨年、高倉健が亡くなった時、この映画のことは、あまり語られることはなかったと言う。何故、表に出なかったのか。


山口組三代目、田岡一雄は、敗戦直後の無法地帯と化し、「三国人」が乱暴狼藉を繰り返す神戸の街を、暴力という権力を行使することによって立て直した人物であった。田岡一雄は、三国人という朝鮮人等等が大手を振ってのし歩いている敗戦後の日本を、その朝鮮人等を叩き潰すことによって、立て直したのである。


我々、大多数の日本人は、田岡一雄の時代を忘れていない。「嫌韓」「厭韓」・・・の感情は、集合的無意識に強迫観念として生き続けている。それは、「ヘイトスピーチ禁止法」などを制定したところで、消せるわけではない。



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 突然の分裂騒動が社会的ニュースとなっている山口組。そんな中、突如東映ビデオが、来年1月「山口組三代目 田岡一雄自伝」(徳間文庫カレッジ刊)を原作にした「山口組三代目」(73年)「三代目襲名」(74年)、関連作となる「山口組外伝 九州進攻作戦」のDVDソフト発売を発表した。中でも、「山口組三代目」「三代目襲名」は、数ある高倉健主演作品の中でもビデオ以降のソフト化が行われていなかっただけに、このニュースに映画関係者は大いに驚かされることとなった。

「特に『山口組三代目』は、実在の山口組と田岡三代目を実名で登場させたということで大きな話題を呼び、公開時の観客動員はものすごかったです」(映画ライター)

 物語はまさに田岡三代目の青春時代を描いたものであったが、高倉が演じることでヒーロー的な扱いとなったこともあり、製作会社である東映はマスコミから「これは山口組の宣伝映画だ」と猛烈な批判を受け、さらに警察からも目をつけられたものだった。その状況にむしゃくしゃしたのだろうか、当時の東映社長である岡田茂氏が思いついた企画が、深作欣二監督「県警対組織暴力」(75年)という作品だった。

菅原文太が、青年極道(松方弘樹)に共感しながらも、次第に彼との対立を避けられなくなる悪徳刑事を演じた作品。『仁義なき戦い』の延長線上にある傑作のひとつです」(映画ライター)

「極道も警察も結局は同じような存在ではないか」という強烈なメッセージを訴えた1作。危うく封印されかけた問題作は、別の名作を生み出すきっかけとなっていたのだ。


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