文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

佐藤優氏との対話。昨日は、雪の中、赤坂の「ANAコンチネンタル」で、「月刊日本」3月号のための佐藤優氏との連続対談でした。第4回目も予定しています。近く「佐藤優/山崎行太郎対談集」も、「月刊日本」(「KKプレス」03ー5211ー0096」から出る予定です。

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テーマは「大分裂の時代が到来(ニセモノとホンモノの分裂)」です。私は、「廣松=柄谷時代を超えて」「佐藤優時代が到来した」「神学的思考力=超越論的思考力の時代が到来」と分析しています。またまた面白い話が出来ました。「月刊日本」3月号をお楽しみに。


近日中発売の「月刊日本」2月号に「櫻井よしこ大批判」の特集があります。三橋貴明氏も登場するそうです。「日韓合意」によって「ネット右翼」と「エセ右翼=保守」が分裂しました。昨年末の山口組の分裂に続いて、SMAPにも分裂騒動が起きました。何かが起きています。


この「大分裂の時代」を読み解くためには、社会学的思考力や政治学的思考力では、太刀打ちできません。「佐藤優」が、論壇やジャーナリズムで生き続けているのは、佐藤優氏の持つ宗教的思考力、神学的思考力、神話的思考力・・・のためだと思われます。


私は、奈良県吉野での「佐藤優太平記』合宿」に何回も参加しています。昨年亡くなった「月刊日本」副編集の尾崎秀英氏等が中心になって、企画した「吉野=佐藤塾」でしたが、私は、そこで、佐藤優氏の思考力が、最近の若手論客たちのように凡庸なものではないことを知りました。


佐藤優氏以外にも、沢山の論客たちが登場し、侃侃諤諤の議論をわせています。しかしながら、あきらかに、佐藤優氏以外の若手論客たちは精彩を欠いています。みんな似たようなことしか言いません。「立憲主義批判」が流行るとそればかりです。シールズが脚光を浴びると、みんな「シールズもどき」になります。


若手論客たちが精彩を欠いているのは、思考力が、社会学的思考力や政治学的思考力、あるいは受け売りのポスト・モダン的思考力でしかないからです。彼等が、ステレオタイプの議論しか出来ないことの原因は、彼等のの通俗的思考力にあります。頭デッカチで地に足がついていないのです。大学やアカデミズムでは通用するかもしれませんが、論壇やジャーナリズムでは通用しないでしょう。


ホンモノとニセモノが分裂する「大分裂の時代」が来ました。ニセモノは、すぐに淘汰されていくでしょう。
(続く)



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安倍政権は「ネット右翼政権」である。安倍政権の正体を知りたければ、これを読むべし。最近の日本の「保守」は「エセ保守」ばかり。山崎行太郎著『保守論壇亡国論』と、佐高信氏との対談集『曽野綾子大批判』は、安倍政権とそれを支持する現代日本人の「思想的劣化」=「政治的劣化」=「反知性主義化」を哲学的に分析・解明しています!

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曽野綾子批判」の元祖・佐高信氏と、「沖縄集団自決論争」以来、曽野綾子批判を続ける山崎行太郎との過激な対談集。
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