文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

【緊急速報】「生活の党」が小沢一郎抜きで民主党へ。小沢一郎は、勢力的に新党を模索していたらしいが、まず、「生活の党」議員全員を民主党に合流させることになったようだ。


昨夜、「月刊日本」の南丘喜八郎氏の出版記念会で、小沢一郎亀井静香らの新党工作が失敗したと言う話を聞いたばかりなので、小沢一郎の政界工作の「複雑さ」「スピード」「変幻自在」には、あらためて驚く。やはり小沢一郎だと思う。安倍首相の幼稚・稚拙な、且つ単純素朴な「解散総選挙戦略」は、どこまで成功するのか。小沢一郎の工作は、まだまだ続くと思われる。



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生活の党、小沢氏除き全員民主入りの方向 衆院解散目前に急転
産経新聞 11月20日(木)18時36分配信



 衆院は21日午後の本会議で解散される。「12月2日公示−14日投開票」の日程で行われる衆院選に向け、与野党各党は事実上、選挙戦に突入する。第2次安倍晋三政権が発足してから約2年。これまでの政権の経済政策「アベノミクス」の評価が最大の争点となる。

 政府は21日午前の閣議解散詔書を決定。午後の衆院本会議で伊吹文明議長が解散詔書を朗読し、解散を宣言する。

 自民党は25日に、公明党は来週中に公約を決める。自公両党とも円安対策や地方創生などが中心になりそうだ。公明党は消費税再増税の際の軽減税率導入を前面に訴える。野党各党も公約の策定を急いでいる。

 一方、解党が決まったみんなの党山内康一(比例北関東、中島克仁(比例南関東)両衆院議員は20日、民主党に入党を申請した。また、小沢一郎代表以外の生活の党議員が民主党入りする方向となったことも同日、分かった。民主党は正式に入党申請があれば受け入れる方針だ。

 最大の焦点は、維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)が衆院大阪3区から立候補するかどうかで、党内には最終的に出馬に踏み切るとの見方が強まっている。



最終更新:11月20日(木)20時30分産経新聞

安倍首相が18日、解散・総選挙を表明した。安倍政権のやりたい放題に歯止めをかけられるかどうかは、野党の連携がカギだ。
そんな中、あの“剛腕”も水面下で動いている。ただの選挙協力ではなく「新党」じゃなきゃダメだと吠えた。





小沢一郎・生活の党代表は、常々、「野党が統一戦線を組んで戦えば必ず勝てる」と主張してきた。
それには、選挙区でのバッティングを避ける候補者調整などの形もあるが、この日の会見で小沢氏はこう踏み込んだ。
「『新党』という形にしないと完全な統一戦線にはならないし、国民は、ひとつの政党でないと与党に代わる受け皿とは見なさない」

一部で浮上している比例の「統一名簿」作成だけでは、物足りないという。

「新党じゃないと、(野党共闘の)意味は半減する。180ある比例議席を、ドントで野党7党で分けることになると圧倒的に自民党が有利になる」

実際、新党結成の動きはある。民主とみんなが政策協議を進めているが、みんなの浅尾代表が新党も念頭に置いた結集を口にしている。
維新の橋下共同代表が民主の前原・元外相や細野・元幹事長の名前を挙げて「飛び出して新党をつくって欲しい」と呼びかけてもいる。

民主、維新、みんなの若手50人が集まり、それぞれの党の執行部に大同団結を働きかけようと確認した。
「安倍政権に代わる選択肢をつくる気概をもち、大きなうねりを起こしたい」と、新党結成を視野に入れたものだ。

ただ、想定される公示日(12月2日)まであと2週間しかない。現実に「新党」がつくれるのか? 会見後、記者が小沢氏に尋ねると、こう力強く語り続けた。

「やる気になれば時間をかけないでもやれる。必要なのは『決断』だけ。事務手続きは後からの話。今週中とされる解散までに決断できるかどうか、だ」
「前原さんや細野さんはその気があるやに聞いている。若い人が動いてもいい。1人が動けば、それがきっかけになる」

もっとも、小沢氏自身は新党には入らない、と言う。民主党内などにまだ“小沢アレルギー”が残っている。
それを受け止め、小沢氏は「捨て身」の覚悟なのだ。

「いろいろ言う人がいるが、自分は自分(無所属)で戦える。新党に行かなくてもいい」

過去に何度も「新党」や「再編」を経験した剛腕のアドバイスは、野党幹部らに伝わるだろうか。


(「日刊ゲンダイ」2014年11月19日)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155062


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