文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「小保方博士問題」を検証する。stap細胞は存在するのか?存在しないのか?小保方晴子博士は、stap細胞の生成実験に成功したのか?成功していないのか?問題のポイントは、そこだろう。誰に答えが出せるのか?東大や京大のエセ科学者どもに、あるいは、世界中のエセ科学者どもに、答えが出せるのか。出せるわけがない。

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湯川秀樹(大阪大学)や山中 伸弥(奈良先端科学技術大学)の発見も、東大や京大の研究室と無縁だった・・・。ただ、その研究の功績を評価されて、「京大教授」になっただけだ。東大や京大は、上前を横取りするだけだ。だから、小保方晴子博士の思考や思想が、その前人未到の先端研究の「虚無の深淵」が分かるわけがない。


言うまでもなく、テレビや新聞の馬鹿記者に分かるわけないだろう。論文のアラ探しをするぐらいが関の山。アメリカあたりの科学論文検索サイトも同じ。揚げ足取りばかりで、哀しくならないか?


stap細胞が存在するかどうかが、問題だろう。小保方晴子博士が人類未踏の領域に一歩を進めようとしたのだ。そこに興味はないのか?気の毒に、俗物は、やはり俗物だ。理研理事長の野依某が、「未熟」「ズサン」「精神状態」「採用したことが間違い」「教育をやり直す」とか言ったらしいが、哀れだ。野依某こそ「未熟」で「ズサン」な頭脳の持ち主ということが、バレバレだ。科学的思考とは無縁な、科学を食い物にする「科学主義的俗物」だ。ノーベル賞受賞も、弟子たちの研究の横取りじゃーないのか。


stap細胞とは、「まだ思維されていないもの」(ハイデガー)だからだ。「まだ思維されていないもの」(ハイデガー)を思考することは危険なことである。一歩間違えば、何も考えない怠惰な科学者どもと、大衆どもの餌食にされる。「まだ思維されていないもの」(ハイデガー)を思考することを、僕は「存在論的思考」と呼ぶ。


「論文の不正」・・・? 猿でもできる批判である。それでは、小保方晴子博士の研究は、ガセで捏造だったと断言できるのか。しかし、「そこ」からは逃げる。僕は、そういう批判を「イデオロギー的思考」と呼ぶ。我々、凡人は、「イデオロギー的思考」しかできない。


柄谷行人は『畏怖する人間』という本を書いた。「畏怖する」とは、どういうことか?「まだ思維されていないもの」を思維する「存在論的人間」を、畏怖せよ、ということだ。「理研」の幹部どもが、「存在論的思考」と無縁な俗物だということが、よく分かった。ノーベル賞を受賞しようと、俗物は俗物。ホンモノの科学者ではない。論文の書き方でも考えてろ。


丹羽仁史理化学研究所プロジェクトリーダーが、16日(日曜日)、テレビにうつったが、終始、無言、取材拒否。この人も、小保方晴子博士とともに、「stap細胞」を見たのだ。

論文の共著者の一人、丹羽仁史理化学研究所プロジェクトリーダーは14日朝、NNNの取材に対し「STAP細胞の存在を信じて揺るがない」と答えた。

丹羽仁史理化学研究所プロジェクトリーダーは、「理研」幹部の発言を受け入れていない。


「たとえ狂ったとしても見たものは見たのだ」(ランボー)。「天才は天才を知る」というヘーゲルの言葉ががある。僕は凡庸な俗物だが、小保方晴子博士が、やろうとしている究極の学問・科学の世界が存在することは分かる。


毒にも薬にもならない博士論文と就職とポスト、生活・・・にしか興味がない東大教授たちとその弟子たちよ、消えろ。小保方晴子博士が理研から追放されたら、そのポストが自分に回ってくるかも・・・などと妄想している、哀れな俗物どもには興味がない。

(続く)



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