文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「陰謀論」って何ですか。「何も考えるな…」「警察や政府、新聞、テレビの言うことをそのまま信じよ…」ということですかい…(笑)。アホかいな。

西村真悟逮捕事件が明らかにしているように、こういう政治的事件の場合は事件そのものの中身よりも、事件の背後で蠢いている魑魅魍魎どもの動きの中に「事件の真実」は隠蔽されている。「鈴木宗男逮捕事件」が思い出されるだろう。「外務省職員を殴ったとか、蹴飛ばしたとか」「ムネオ・ハウスがどうした、こうした…」とかいう「大事件」(笑)の背後で、何が動いていたか、誰が動いていたか…は、逮捕された当人である鈴木宗男佐藤優の二人の最近の反撃によって暴露されているが、そんなことは当人が告発しなくても最初から「見える人には見えるだろう」(小林秀雄)というもんだ。むろん、そういう陰謀の実態を暴露し、背後の人脈を分析していくことこそ、学問であり思想であり、ジャーナリズムだろう。ところが、こういう事件が起きると、必ず登場するのが、「陰謀論批判」という常識論である。「政府や警察の言うことに文句を言うな」、「新聞やテレビの報道をそのまま信じよ」という奴ですな。はい、はい。わかりましたよ。ワタシヤー、「陰謀論」者で、「陰謀論」大好き人間なんですよ。陰謀論が嫌いでインチキだと言うオマイラは、何事においても全面的に「思考停止」して、警察や政府の言うなりになり、「イヌ」にでも「ネコ」にでもなってくれ…。「丸いものは丸い…」「四角いものは四角い…」…。そういう「思考停止人間」には、確かに間違いないわな。さーて、今日も、大好きな「陰謀論」でも始めるかな…。というわけで、小生が、公然と「西村真悟擁護論」と「○○一派・陰謀論」を始めた途端に、小生のブログランキング(「人気ブログ・ランキング」)が急上昇している。これって、どういうこと…? 自慢じゃないが、多くの人が、小生と同じようなことを考えているということだろう。それに対して、「また陰謀論かよ…」「陰謀論はやめましょう…」なんて、解かったようなことを言う「お説教馬鹿」こそ、実は陰謀グループの手先…なんだよね。(笑)だからアタシやー、ばんばん陰謀論やりますよ。だってさー、ソクラテスプラトンも、そしてマルクスハイデッガーも、言うなればぜーんぶ、陰謀論だよな。ちあうかい? そこのバカ・ダンナ。というわけで、今は、「スポーツ新聞」が一番、信頼できる。「スポーツ放置(報知?)」の「陰謀論(「拉致議連つぶし」!?)」をどうぞ…(↓↓↓)。

背景に「拉致議連つぶし」!?

 事件は7月末に鈴木容疑者の書類送検で、一度は捜査を終えていたはずだった。その後、大阪地検と府警が、再度動き始めたという情報にも、西村事務所関係者からは「大丈夫」という楽観的な声しか聞こえてこなかった。だが事態は一気に代議士本人の逮捕へ。永田町では「大きな力が働いたとしか言いようがない」の声も上がっている。
 ある関係者は「露骨な拉致議連つぶし」と指摘する。西村氏は拉致議連の幹事長を務めているが、今回の逮捕で民主党を除籍処分となり、議連は会長の平沼赳夫経産相をはじめ幹部は無所属になった。「政党の協力が全く期待できなくなる」と関係者は懸念を強める。
 被害者家族は「活動が弱まることは心配していない」(横田滋代表)と述べているが、西村氏を筆頭に議連メンバーの過激な政府・与党批判が世論を動かす原動力になってきたのは事実だ。関係者は「政府主導で交渉を進め、日朝国交正常化交渉を軌道に乗せるのが狙いでは」と推測する。
 ほかに「常に小泉批判を過激に繰り返してきたため、官邸からにらまれていた。特に最近の月刊誌が引き金になったのでは」という声も。また、この時期に逮捕となったことについて北朝鮮亡命女性の帰国が北朝鮮側から交渉を進めようという何らかのサインだとすれば、西村氏の逮捕が日本側からの返答を意味するサインの可能性もある」と話す関係者もいるなど、日朝交渉をめぐってさまざまな憶測を呼んでいる。

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■かなりいい線いっているんじゃないかな。この分析、いや、陰謀論…(笑。石原慎太郎の「紀宮ご成婚祝辞ベルグソン誤用事件」を、唯一、特集記事として報じた「日刊スポーツ」の記者もスゴかったが、この「スポーツ報知」って新聞もたいしたもんだな。




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