文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2014-04-28から1日間の記事一覧

山中教授にも研究不正の疑いが・・・。ネットでの指摘を受け、自らの申し出によって、関係者が調査を行ったらしい。その結果、「問題なし」となったようだが、そんな簡単な問題ではないだろう。「30代の研究者は未熟だ」とか「研究ノートが二冊とは?」とか、国会にまで出かけていき、偉そうなことを言った人が、自らの「研究不正」の発覚に怯えている実態が、浮き彫りにされた形だ。そもそも研究や発見、発明そのものの盗作やパクリなら問題だが、「小保方バッシング」の時のように、研究や発言、発明そのものとは、あまり関係のない手段や方法論

山中教授、14年前の論文にネットで疑義 一部データ散逸で陳謝 産経新聞 4月28日(月)18時19分配信 京都大iPS細胞研究所は28日、所長の山中伸弥教授が平成12年に発表した論文に疑義があるとの外部指摘を受け、山中教授自身からの申し出を受けて調査を…

曽野綾子よ、『曽野綾子大批判』に反論できるなら、反論してみろ!!! 沖縄集団自裁判」被告席に大江健三郎を引き摺り出した曽野綾子よ、「『ある神話の背景』改竄=捏造文書」論争に立ち上がる根性はないのか 。「家庭画報」あたりで「夫婦往復書簡ごっこ」などを、呑気にやっている場合じゃないだろう?

★Amazonは、ここをクリック★ 曽野綾子の『ある神話の背景』は1970年に、谷本小次郎によって書き直された戦争記録「陣中日誌」に依拠している。その原資料が、辻正弘によって、戦時中書かれた「辻版陣中日誌」である 。つまり、「谷本版陣中日誌」は、原資料…

小保方晴子とエセ科学者たち、あるいはソクラテスとプラトンの哲学的差異について。柄谷行人の『哲学の起源』を読む。

僕は柄谷行人の『哲学の起源』を読みながら、小保方事件をじっと観察していた。僕は、この事件が、つまり「小保方晴子バッシング報道」が始まって以来、一貫して、「小保方晴子擁護」の立場から 、この事件を論じてきた。 柄谷行人は、デビュー以来、一貫し…