ハイデガー
ヴイトゲンシュタインのハイデッガー論
《私はハイデガーが存在と不安について考えていることを、十分に考えることができる。人間には、言語の限界へ向かって突進しようという衝動がある。たとえば、何かが存在するという驚きを考えてみるがいい。この驚きは、問いの形式で表現することはできないし、また答えなど存在しない。われわれがたとえ何かを言ったとしても、それはすべてアプリオリに無意味でしかない。それにもかかわらず、われわれは言語の限界に向かって突進するのだ。》
(ウィトゲンシュタイン『談話』)
(1929年末、シュリク家での談話、ハイデッガーについて)、79(ハイデガーの思想)
《神秘的なのは、世界がいかにあるかではなく、世界があるということである。」『論理哲学論考』》
《民族の精神的世界とは、文化の上部構造ではなく、・・・・・・民族の大地と血に根ざした諸力をもっとも深いところで保持する力である。》(ハイデッガーの思想186
)
《精神とは、普遍的なものではあっても、ドイツ独自の血、ドイツ独自の故郷に属している》186
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