文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

安倍政権は、経済政策の破綻をアホノミクスという言葉で誤魔化しているだけだろう。ところが、安倍は、破綻した筈のアホノミクスを「さらに加速させる」と方々で叫んでいるらしい。日本国民は「集団自殺」を目指すのか?

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安倍政権の経済政策は大企業優先の経済システムの構築を目指す「構造改革」である。小泉改革=竹中改革の再現=踏襲である。大企業が儲かれば、中小企業にもオコボレが落ちて来るという「トリクルダウン」という言葉がそれを象徴的に体現している。



「世界資本主義論」の文脈で言えば、トリクルダウンのオコボレは、国内の中小企業や労働者ではなく、開発途上国へ向かう。中国や東南アジアからの大量の旅行者は、その表れの一つだ。現代日本の経済的病理は、統計学的数字では表せない。富は大企業に集中し、同時に開発途上国に流れている。



つまり、ひところ、盛んに言われていた「総中流化社会」に対して、その「総中流」破壊工作が、安倍政権の経済政策である。しかし、大企業は国民の富を独占することによって、最終的には、自分の首を自分で締めることになる。この危機を、構造改革で乗り切れるわけではない。資本主義のパラドクスである。


しかし、いわゆる「竹中改革」なるものを甘く見てはいけない。竹中平蔵は、単なる大企業優先の構造改革派ではない。竹中平蔵は、現代日本の社会構造の破壊と再構築を目指している。自民党的支配構造と官僚的支配構造とを徹底的に破壊し、新しい支配システムの構築を目指していたのである。つまり、竹中平蔵は「平成の大久保利通」を目指していた。


革命家気取りで、小泉純一郎内閣の一員として、構造改革を断行していたのである。竹中平蔵は左翼よりも過激な左翼だったのである。そして、現在の安倍政権でも、竹中平蔵は、総中流破壊工作としての「構造改革」なるものを推し進めようとしている。「アホノミクスを加速させる」という安倍首相の言葉は、総中流破壊工作を加速させるということである


日本国民は、自分の首を絞めることにほかならないアホノミクスを支持して、日本国民は、嬉々として、「集団自殺」へ向かうのか?


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