文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「ネット右翼亡国論」と廣松渉と桜井誠。何故、東大教授の廣松渉と反社会集団=在特会のリーダー桜井誠を同列に論じるのか?廣松渉と桜井誠と言えば、月とスッポンだろう。何か、共通するテーマでもあるのか?それが、あるのだ。それは、「思想の土着化」「思想の血肉化」「思想の内在化」「思想の存在論化」とでもいうべき原理論的問題である。廣松渉は、タダの東大教授ではない。桜井誠も同じく、タダの「ネット右翼」ではなhい。

彼等の思想や哲学には、生きるか死ぬかの根本的な問題があり、それは彼らの生い立ちや生まれ育った風土とも切り離せない。彼等の思想や哲学が難解であり、複雑怪奇、荒唐無稽であるにもかかわらず、人を惹きつけるのは、そこに理由がある。


つまり、廣松渉は哲学研究者であるが、単なる哲学研究者ではない。そこが、廣松渉廣松渉の弟子を売り物にしている東大教授=熊野純彦と違うところである。熊野純彦は、ハイデガーの『存在と時間』の翻訳でも知られるように、典型的な「哲学研究者」である。それだけのことである。廣松渉は違う。


廣松渉の第一義的な仕事は、哲学のではない。「革命家」である。 廣松渉マルクス研究は、研究のためのマルクス研究ではない。革命(実践)のためのマルクス研究である。私が、廣松渉桜井誠を同列に論じるのは、そこである。実践を伴った思想や哲学。それこそ「思想の血肉化」「思想の血肉化」「思想の土着化」である。私は、敢えて、それを「思想の存在論化」と呼んでいるのである。



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