文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2016-06-22から1日間の記事一覧

佐藤優氏との対話。「月刊日本」の企画で実現した佐藤優氏との連続対談だったが、ジャーナリズムで売れっ子の佐藤優氏はともかくとして、少なくとも、ジャーナリズム的には、ほぼ無名に近い私にとっては、二度とない、歴史に残る対談となったと言っていい。対談は次回もやる予定なので、これで終わるわけではないが、今回の対談の一部を公開しよう。

応援クリックよろしくお願いします! 佐藤優×山崎行太郎 沖縄は戦時下の無法地帯だ ◼沖縄は今でも戦時下の無法地帯だ 山崎 今回の対談は沖縄の問題から始めたいと思います。先日、沖縄で女性強姦殺人事件が起こりました。沖縄ではこの事件に対して激しい怒り…

「ネット右翼亡国論」と廣松渉と桜井誠。何故、東大教授の廣松渉と反社会集団=在特会のリーダー桜井誠を同列に論じるのか?廣松渉と桜井誠と言えば、月とスッポンだろう。何か、共通するテーマでもあるのか?それが、あるのだ。それは、「思想の土着化」「思想の血肉化」「思想の内在化」「思想の存在論化」とでもいうべき原理論的問題である。廣松渉は、タダの東大教授ではない。桜井誠も同じく、タダの「ネット右翼」ではなhい。

彼等の思想や哲学には、生きるか死ぬかの根本的な問題があり、それは彼らの生い立ちや生まれ育った風土とも切り離せない。彼等の思想や哲学が難解であり、複雑怪奇、荒唐無稽であるにもかかわらず、人を惹きつけるのは、そこに理由がある。 つまり、廣松渉は…