文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小沢一郎抜きの「野党連合」に勝ち目はない。


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岡田や枝野や野田が、いくら頑張ったとしても、彼等には、そもそも「野党連合」や「野党統一候補」・・・に関して、その思想も意味も目的も分かっていない。要するに「野党連合の政治哲学」なるものが何であるかが、少しもわかっていない。「野党連合の政治哲学」は、小沢一郎志位和夫等の「オリーブの木」構想や「国民連合政権」構想から始まったのである。



野田等、「政権交代つぶし」「民主党政権つぶし」のA級戦犯等が、今頃になって、それを、横取りしようとしても横取り出来るわけがない。北海道補選では、選挙戦終盤で、民進党(旧民主党)の札付きのワル政治家たちが、大挙して応援に駆けつけたのだそうである。岡田や野田等だけではなく、前原、細野、長島・・・等が・・・。一方では、小沢一郎の応援演説を、池田陣営が何回も断ったそうである。




民進党の札付きの議員たちは、池田候補に勝ち目が出てきたので、それに便乗しようとしたのであろう。そして手柄を横取りしようとしたのであろう。民進党の執行部は、「北海道補選敗北」の責任を取り、即刻、全員、辞任=退場すべきである。野党連合、野党統一候補者の勝利は、その後の話である。



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(小沢一郎の「北海道補選総括」)

小沢一郎生活の党と山本太郎となかまたち代表



 北海道5区での野党候補の敗北は誠に残念だ。様々なことが影響したと考えられるが、負けは負けであり、結果については真摯(しんし)に受け止める必要がある。
 敗因としては、野党各党が基本的に共闘はしたものの、各党それぞれの微妙な温度差を感じとり、国民の目には野党共闘がいまだ十分でない、安倍政権に代わり得る選択肢になっていないと映った可能性も否定できない。
 ただし、今回の戦いは始まりに過ぎない。野党は安倍政権を倒すと言うその一点で団結すべく、様々な細かい感情を乗り越え、共闘に向けた協議を更に深化させていくべきだ。我が党も来る選挙に向け、野党共闘の架け橋になっていきたい。(24日、コメントを発表)

(産経新聞の「北海道補選総括」)
『「今後、相当引き締めていかないといけない」

 安倍晋三首相は24日夜、改めて周囲にこう決意を示した。与党候補対野党統一候補の対決という構図となった衆院北海道5区の補欠選挙は、ひとまず与党候補が勝利した。

 「(旧民主党時代も含め)民進党共産党がこんなにずぶずぶの関係となった選挙は初めてだ。民進党はどうかしている」

 安倍首相は選挙中、こうあきれてもいた。今回、与党はその破れかぶれにも見える「民共合作」戦術を打ち破ったにもかかわらず、夏の参院選に向けて不安材料が浮上したのだ。

 それは、共同通信出口調査によると、支持政党を持たない無党派層の実に73%が自民、公明両党が推した和田義明氏ではなく、野党候補である無所属の池田真紀氏に投票したことだ。

 「どうしてこんなことになってしまったのか」

 政府高官はこう感想を述べ、衝撃を隠さない。安倍政権の熊本地震対応が国民の多くの支持を受けている中で、無党派票が逃げていったのは、失言や醜聞をはじめとする自民党内の「ゆるみ」が影響しているとみられる。政府・与党は、5月に安倍首相が議長として主催する主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や、それに合わせてオバマ米大統領被爆地の広島を訪れる見通しになったことは、政権浮揚の一助とはなるとみているものの、それほど大きな効果は期待していない。

 平成28年度補正予算案の早期提出など、打てる手はすべて打つにしろ、楽観できる情勢にはない。このままでは、自民党の党是であり、安倍政権の一大目標である憲法改正に向け、是が非でも勝ちたい「正念場」である参院選への不安が払拭できないことになる。

 北海道5区補選は安倍首相にとって、野党共闘の限界を露呈させることに成功した点で、参院選での野党の連携にくさびを打つという意義はあった。

 だが、同時に無党派層による「風」は容易には得られず、むしろ対処を誤ると「逆風」が吹きかねない厳しい現実も見せつけた選挙だった。(阿比留瑠比)(産経新聞16年4月25日)』


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衆院北海道5区補選 民進党の野田前首相や岡田代表らが駐屯地前で「朝立ち」 異様な光景に自衛隊員無表情産経新聞 4月22日 11時29分配信




 衆院北海道5区補欠選挙(24日投開票)の候補者応援のため北海道を訪れている民進党岡田克也代表、野田佳彦前首相、北沢俊美元防衛相は22日朝、北海道5区内にある陸上自衛隊東千歳駐屯地(千歳市)前で、同党や共産党などが推薦する無所属候補とともに「朝立ち」を行った。


 首相や防衛相経験者がそろって自衛隊施設前で「選挙活動」を行うのは極めて異例。野田氏らは演説などは行わず、駐屯地から自衛隊車両などに乗って出発する自衛官らに手を振りながら「おはようございます」と声を掛け、アピールした。


 駐屯地前には一般の通行人の姿はほとんどなく、野田氏らとSP(警護官)、報道陣らのみが立つという異様な光景となった。野田氏は記者団に「(自衛隊員らは)基本的に無表情だが、それなりの手応えがあったと思う」と語った。


 北海道5区内には自衛隊関係者が多く居住。自民党公認の新人候補との一騎打ちとなっている選挙戦は横一線の状態とみられ、投票日まで残り2日となった最終盤にかつての“最高司令官”らを投入することで、大票田である「自衛隊票」を取り込む狙いがある。


 民進党は、党綱領で自衛隊解消を掲げている共産党などとともに安全保障関連法の廃止を求めている。


(産経新聞)



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