文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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「小沢一郎を警戒せよ」と新党問題と野党連合政府構想で、尻に火のついたナベツネ(読売新聞)が書いたらしい。

dokuhebiniki2016-02-25



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私は、時間の無駄だから新聞を読まないから気がつかなかったが、小沢一郎を無視、黙殺、軽視していた読売新聞を初めとする大手新聞が、大慌てで、小沢一郎の言動に注目し始めたらしい。もちろん、民主党と維新が新党結成へとか、共産党野党統一候補調整で「立候補辞退」とか、そういう政局の裏に小沢一郎がいるからであろう。


そう言えば、先日の豊島公会堂の「翁長知事と共に闘おう」という大集会での、「政権交代は可能だ。そのために小選挙区制を作った・・・」という「新・政権交代論」とも言うべき「小沢演説」も、産経新聞が取りあげていた。「小沢警戒」の表れだろう。「今頃、遅いよ」と思うが、しかし、しないよりはマシだろう。政局報道への「小沢ブランド」の登場で、御用新聞化し、「ネット右翼」化していた日本の新聞の政治報道にも、一挙に緊張感が増していくだろう。


「新党結成」の報道が衝撃的ニュースだったことは間違いない。新党報道に接して、「衝撃」を受けたらしく、菅義偉官房長官等が、冷静を装ったコメントを発表していたが、内心は決して平静ではなかっただろうと推察が付く。もし本気で、余裕綽々だというのなら・・・、ということで、読売新聞が、「小沢一郎を舐めていたら大変なことになるぞ」と自民党に警告を発したということだろう。小沢一郎の政治的能力の恐ろしさを一番、知っているのが、読売新聞のナベツネ(渡辺恒雄)というわけだ。


共産党の国民連合政権構想や民主党と維新の新党構想の裏に、小沢一郎がいるとすれば、「ネット右翼」のように呑気に笑ってはいられない、と考えるのはナベツネだけではないだろう。そもそも民主党と維新の新党構想が、「分裂」「空中分解」「雲散霧消」・・・という話も、小沢一郎自民党に対する「情報撹乱工作」の一環だった可能性が高い。

(続く)


「2/18、翁長知事と共に闘おう。東京大集会」(豊島公会堂)で「新'・政権交代論」を演説する小沢一郎氏。

小沢一郎演説のYoutube動画です。⬇
https://m.youtube.com/watch?v=WdAy8ZHXNDc

https://m.youtube.com/watch?v=FrJk6EL6clw&feature=youtu.be


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(琉球タイムス)
基地問題翁長雄志知事を支援する考えを示す小沢一郎氏=18日、東京・豊島公会堂基地問題翁長雄志知事を支援する考えを示す小沢一郎氏=18日、東京・豊島公会堂




【東京】生活の党の小沢一郎共同代表は18日、都内で講演し、辺野古の新基地建設に反対して政府と対峙(たいじ)する翁長雄志知事を支援する考えを示した。「翁長氏を全面的に応援し、国会でも共に闘っていく」と述べた。支援団体主催の集会で語った。



 小沢氏は、安倍晋三政権が「対米従属を強め、軍事大国への道を歩んでいる」と指摘。「翁長氏を勝利させ、安倍政権へ痛手を与えることが重要だ」と述べ、翁長氏への支援を表明した。基地問題を解決するため野党共闘を実現し、次期参院選衆院選で政権を取る必要性も強調した。


(以下略)
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山崎行太郎の本。
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安倍政権は「ネット右翼政権」である。安倍政権の正体を知りたければ、これを読むべし。最近の日本の「保守」は「エセ保守」ばかり。山崎行太郎著『保守論壇亡国論』と、佐高信氏との対談集『曽野綾子大批判』は、安倍政権とそれを支持する現代日本人の「思想的劣化」=「政治的劣化」=「反知性主義化」を哲学的に分析・解明しています!

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文芸評論家・江藤淳の「小沢一郎論」をヒントに、「政治家・小沢一郎」の思想と行動を論じた存在論的政治家論。
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『それでも私は小沢一郎を断固支持する』

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