文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

人権が大事か、人命が大事か?「週刊新潮」が「川崎事件」の犯人の顔写真を含む実名報道に踏み切るそうです。3/12号。3/5発売。遅すぎるが、私は歓迎する。人命無視の「人権原理主義」の毎日新聞は、即刻、廃刊すべし?

dokuhebiniki2015-03-05



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少年法基本的人権の尊重も大事だが、目前にある「現実」から逃げてはならない。「可愛そうに・・・」というお涙頂戴の美談(メロドラマ)や、少年法や人権尊重の名の下に、「川崎中1少年惨殺事件」が有耶無耶にしてはならない。人命あっての人権である。犯人の実名報道こそ人権尊重である。


ところで忘れていたが、毎日新聞って、「小保方晴子=STAP細胞事件」では、「2チャンネル」情報を使って、散々、人権侵害と名誉毀損の限りを尽くした新聞だったよね。毎日新聞の科学記者=須田桃子には人権感覚はゼロだったはずだ。「小保方博士バッシング報道事件」に「人権」の意識はどこにもなかった。


その毎日新聞が、「人権」の名において、凶悪殺人犯を擁護する。まさに「出来すぎた美談」(笑)である。毎日新聞的ブラックジョークか?人命無視の「人権原理主義」の毎日新聞は、即刻、廃刊すべし?


それにしても警察とマスコミの動きには疑問が残る。警察もマスコミも、被害者の名前が判明した時点で、犯人の目星はついていたはずである。犯人が誰か、ほぼ分かっているのに、「慎重に捜査中・・・」を繰り返していたのは、何故か?警察情報を垂れ流していたマスコミとは何か?2/12のトラブルについて、「週刊新潮」は、次のようなことを書いているらしい。

2月12日、数人の先輩グループが舟橋の自宅に押しかけ、警察沙汰になった時、家の中に舟橋龍一もいた。
で、家の中に入って舟橋と話をした警察官は、グループに「舟橋君、上村君と仲良さそうに電話で話していたよ。舟橋君も謝ってたし、上村君も許してた。だから、この件は終わりね」と伝えた。
グループのメンバーは警察官の馬鹿さ加減に呆れた。


ということは、2/12の時点で、警察は、犯人の舟橋龍一と、被害者の上村君とのトラブルを確認済みだったということだ。上村君の名前が判明した時点で、警察は、直ちに動いたはずである。 何故、1週間が必要だったのか?マスコミは?マスコミも現場周辺を取材して、犯人や犯人グループの実態をほぼ把握していたはずである。


しかし、一切、報道しなかった。何故か?政府や警察の顔色を伺っていたからだろう。政府や警察の情報統制、情報管理下に入ってしまった新聞やテレビにジャーナリズムを名乗る資格はない。


おそらく、これは、少年犯罪報道だけのことではない。沖縄米軍基地移設問題でも、安倍政権の政治とカネ問題でも、同じような報道が繰り返されているということだろう。

(続く)



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