文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

安倍政権とB層の政治学。「すぎやまこういち」の登場。昨日のTwitterに引用された「首相動静」(2013)に「すぎやまこういち」の名前がある。かなり昔の話だが、安倍首相夫妻と「公邸」で、食事をしたとある。

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別に、作曲家=「すぎやまこういち」に関心はないが、何故、安倍晋三夫妻が、「すぎやまこういち」と食事なのか?ちょっと首を傾げたくなる。むろん、「すぎやまこういち」が悪いというわけでも、批判しなければならないというわけでもない。


言うまでもなく、「すぎやまこういち」は、最近のエセ保守論壇で、派手に活動する安倍政権よりの文化人の1人である。「すぎやまこういち」が現代政治に興味を持っていても不思議ではない。しかし、「すぎやまこういち」を論壇のスター扱いする保守論壇の面々も保守政治家たちも、あまりにも国民を甘く見ていると思う。


百田尚樹」や「曽野綾子」らが次々とスキャンダルに巻き込まれ、醜態を演じているが、彼等に取って代わるべき「安倍系文化人」として、「すぎやまこういち」が登場してきたというわけだろうか?なんとも侘しい風景である。何故、安倍政権には、軽量級のエセ文化人ばかりが登場するのか?もっとましな文化人はいないのか?日本にはこの程度の文化人しかいないのか?とでも言いたくなる。


私は、小泉純一郎政権の頃から、官邸周辺に、このような軽量級のエセ文化人ばかりが出入りするようになったのではないか、と思う。いわゆる「B層」対策である。「B層」の国民を洗脳するには「B層文化人」が必要だったというわけだろう。その「B層文化人対策」を主導したのは竹中平蔵世耕弘成だった。


竹中平蔵世耕弘成は、安倍政権においても、この「B層文化人対策」を主導しているのではないか、と思われる。その成果が「百田尚樹」や「曽野綾子」であり、そして「すぎやまこういち」であろう。

(続く)



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