文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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湯川遥菜の任務はスパイだったのか?



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「日刊ゲンダイ」が、安倍首相の健康法不安説を流している。おそらくたいしたことはないと思われるが、時期が時期だけに、黙殺できない情報である。安倍首相は、1月の中東歴訪直前に、フランスの「シャルリー・エブドテロ事件」を念頭に、「俺はついている」とほくそ笑んだと言われているが、一連の「イスラム国・人質殺害事件」とその後の情報工作が、余りにも思惑通りに行きすぎたことで、ほくそ笑むどころか、逆に、日本人二人が斬首されたこともあり、あまりの事態の深刻さという重圧を受け、精神的に追い詰められつつあるのではないのか?とも思われる。



「イスラム国人質事件」が、昨年末から継続していた事件だったことが明らかになり、安倍首相のエジプトでの演説から、その後の人質交渉 、交渉決裂、そして人質殺害、報復宣言に至るまで、ある程度、安倍政権によって仕組まれていたのではないか、という疑いが湧いてくる。



さて、湯川遥菜のことであるが、彼が経営していた「民間軍事会社」の表の顔と裏の顔が気にかかる。つまり、湯川遥菜の本当の役割は何だったのか?ネット情報には「湯川遥菜スパイ説」などがあるが、どこまで信用できるだろうか?確かに湯川遥菜ブログには「スパイ」という言葉が出ている。

現在の僕:1972年(東京都逓信病院で誕生)千葉市で24歳
 から会社経営、事業家、軍事、スパイ関連に係わる。

この言葉を鵜呑みには出来ないが、少なくとも、本人も「スパイ気取り」でいたのかもしれない。あるいは、本物の「スパイ」だったのかもしれない。湯川遥菜が斬首されたのは、「イスラム国」に潜入後、スパイ疑惑を疑われ、結果的に拷問を受け、白状し、スパイと判断されたのかもしれない。


確かに「イスラム国」には「民間軍事会社」の名目で、多くのボランティアや武器商人やスパイなどが出入りしているようだ。「イスラム国」の信頼が厚い言われている中田考元同志社大学教授も、外国人特派員クラブでの記者会見で、「人質交渉」は「民間軍事会社」に依頼せよ、と言っている。ということは、「民間軍事会社」の人間が「イスラム国」に出入りしているということを、中田が知っているということだろう



中田考元同志社大学教授やジャーナリスト常岡浩介等の話によると、昨年、湯川遥菜が「イスラム国」に潜入し、その結果、人質になったことが明らかになった頃、「イスラム国」で、イスラム法に基づいて湯川遥菜が裁判にかけられるということで、「イスラム国」側から、中田考等に連絡があり、中田考等は「イスラム国」に入国していたようだ。つまり、「イスラム国」は、最初は、人質交渉ではなく、通訳担当の日本人立会いのもとで、裁判を行おうとしていたようだ。


その頃、北大生事件が起こり、中田考等は警察の家宅捜査をうけ、以後、警察の監視下に置かれる。その結果、裁判は不可能になったようだ。この北大生事件は何だったのか?謎が残る。「湯川遥菜裁判」を妨害しようとしたのではないか?




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