文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「STAP細胞問題」と「STAP細胞事件」とは異なる。STAP細胞問題とは科学問題だが、「STAP細胞事件」とは、「2チャンネル」やTwitter、ブログ、そしてマスコミに於ける「小保方博士バッシング報道」のことだ。小保方晴子博士を鬱病状態に追い詰め、そして笹井芳樹博士を自殺に追い込んだのは「小保方博士バッシング報道」である。

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エミール・ゾラは、1898年にドレフュス事件に際して、『我弾劾す』("J'accuse")という論文を発表して、ドレフュスを擁護している。ゾラは、そのために当局に睨まれロンドンに亡命せざるを得なかった。


僕は、『小保方晴子論』を書きたい。タイトルは「小保方博士バッシング報道事件」。そして出版し、後世のために「小保方博士バッシング報道事件」について記録を残しておきたいと思う。


この事件は、歴史に、重大バッシング事件として、つまり「研究不正事件」としてではなく、「小保方博士バッシング報道事件」として残る。「御船千鶴子事件」、「千里眼の女事件」・・・として知られる事件がある。


熊本の御船千鶴子という女性は超能力の保持者で透視能力の持ち主として騒がれたが、その透視能力を疑われて、東大教授らが検証実験を行い、その結果、「嘘つき」「詐欺師」「ペテン師」?・・・とののしられ、そのた挙句、マスコミと東大教授たちによる過剰なバッシング報道の結果、追い詰められて服毒自殺した。「STAP細胞事件」はそれ以上の「バッシング報道スキャンダル事件」として残る。
(続く)


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■その透視能力を、東大教授らの行った検証実験の結果、「トリック」「詐欺師」と判定され、当時のマスコミと東大教授(理学博士)らによるバッシング報道で、追い詰められて服毒自殺した御船千鶴子。「サダコ」や「らせん」のモデルとか?


■現代の御船千鶴子



■2個のコメントを頂きました。ご一読を。

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■くわどん 2014/10/04 17:59
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山崎さま、いつも鋭い視点の分析を学ばせていただいてます。
STAP細胞をめぐる騒動を素人ながら関心を持ってきました。
捏造説を唱える方々が全く捏造の再現実験をしていないことに
疑問を感じてます。
捏造説の最大の疑問は、ES細胞から胎盤ができていることです。
捏造説では、ES細胞と胎盤系の幹細胞であるTSの混合により
胎盤ができたということですが、
STAP細胞論文の共同著者でES細胞研究の第一人者とされる
丹羽仁史氏がかつて実験で、ES細胞とTS細胞を混合させる
実験をしたが均一に混合させることはできず分離したと語っていた。
そう、ES細胞とTS細胞を混合させると別々の塊になるということでした。

ES細胞とTS細胞を混合させひとつの塊のままに
させるにはかなりのテクニックが必要ということで、
10年以上の細胞培養実験のベテランでないとできないとも
言われているようです。
そうであるなら、小保方さんにそのようなことができたのか
疑問ですし、もし、できたとしたら、
小保方さんはベテランの丹羽仁史氏を上回るテクニックを
持っているということになります。
それはそれで、ある意味すごいことかもしれません。

せめて、捏造説を唱える方々は
ES細胞とTS細胞を混合させ、ひとつの塊の細胞になる
実験をして欲しいものです。それはそれで
何かの発見につながるかもしれません。

また、捏造だとすると、
あとひとつ疑問に残るのは、
理研内部の研究員で、かつ、STAP細胞論文の共著者ではない
人物が2名、部分的ではあるが再現実験に成功していると
理研が認めていることです。

もしその部分的再現実験も捏造あるいは虚偽だとしたら、
全く自分の業績ではないことにどうして、
その研究員2名が関わろうとしたのはなぜか?
動機が謎です。

ここからは浅はかながら素人の推測ですが、
小保方さんがいた若山研究室で
小保方氏には全く捏造の意志がなかったが、
その第三者が何らかの意図を持って、
新型の万能細胞であるSTAP細胞の実験に成功したと
小保方氏が信じ込ませるように細工したという場合も
あるかもしれないということです。

そう思った明確な根拠はないですが、
なんとなく、そう思った背景に
若山氏の夫人が研究室の職員として
採用されていることがあります。



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■ 玉川陽平 2014/10/04 22:01
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STAP論文撤回、若山氏が理由修正 ネイチャー誌、掲載直前に 2014年7月17日05時00分 朝日新聞Digital http://digital.asahi.com/articles/DA3S11247446.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11247446
の記事の中に「ただ、若山氏は、STAP幹細胞が若山研究室にあったマウスに由来するとしても、そのマウスを小保方氏に渡したことはないと主張している。」という記載があるが、完全に論理的に意味不明です。何故小保方氏に渡したことはないと言えるのだろう。若山研究室のマウスを使って小保方氏がSTAP細胞をつくり、若山研究室でSTAP幹細胞をつくったのであれば、小保方氏に若山研究室のマウスを渡したことになるし、もし小保方氏に渡していなければ若山研究室の中でSTAP細胞をつくったことになる。どのように考えてもSTAP細胞の存在を若山氏が証明したような言葉だと思います。また同じ記事の中で若山氏は「改めて詳細な解析結果を公表する」としている。との記載があり、私はもう2ヶ月以上その公表を待っています。

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