文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小保方晴子博士が「マウスをすり替えた」という若山照彦説は、今、どうなっているのか?今では、科学的に正しいと証明されているのだろうな?それでなければ、おかしいだろう?「小保方晴子博士=捏造犯=詐欺師論」が、科学的に証明されたと、マスコミにも多くの国民の間にも、定着したのではなかったか?

dokuhebiniki2014-10-03



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小保方晴子博士たたき」「STAP細胞たたき」を繰り返してきたロバート・ゲラーという東大教授がいる。そのロバート・ゲラーが、「御嶽山噴火事故」に際して、「地震と噴火の予知は不可能」「予知できなかったことを批判すべきではない」「むしろ地震や噴火の『予知連』を批判すべきだ」とツイッターで書いている。面白いと思った。ロバート・ゲラーとは何者か。何処から送り込まれた人物なのか?


ロバート・ゲラーは地震研究が専門だという。そして、地震や噴火は予知できない。当然だという。予知できなかったことを批判するのはおかしい。予知できるかのように言う「予知連」こそ嘘吐きだということだろう。この発言は何を意味するか。地震学者や火山学者は、高給をもらいながら、静かに遊んでいろ、ということか。


ゲラーの言葉は、「地震や噴火を事前に予知できないか」と、いまだ不可能であった未開拓の領域に挑戦し、未知の領域へと突き進んでいく地震学者や火山学者の「冒険的な試み」を、笑うものだと言うことだ。何もやらなくていいというわけだろう。


小保方晴子博士のように、未知の領域に挑戦すると、成功より失敗が多い。失敗すると、ゲラーのようなエセ科学者が登場してきて、嘘つき、詐欺師 、捏造・・・と騒ぎ、「研究不正」で、抹殺しようとする。「地震予知は不可能!」と、得意気に語るゲラー東大教授は、「地震学者」だが、地震の何を研究しているのか?地震や噴火の起きた後、調べるのが仕事か?地震や噴火の予知はどうすれば可能か、と考えないのか。


ロバート・ゲラーのような科学者をエセ科学者と、僕は呼ぶ。小保方晴子博士を批判罵倒する科学者の多くは、エセ科学者である。自分たちは、何もやらない。未知の領域には、決して手を出さない。今までに分かっていることを丸暗記し、復唱するだけ。そして無難に定年を迎え、年金生活へ。メデタシ、メデタシ。


「誠実な研究者イメージ」が売り物のエセ科学者・若山照彦は、共同研究者であり、nature論文の共同執筆者でありながら、小保方晴子博士批判を繰り返しているが、かなり早い時期に、「マウスのすり替え」という説を主張し、マスコミがその説を拡散。「小保方=詐欺師」説が定着したわけだが


小保方晴子博士が「マウス」をすり替えた?小保方晴子博士の「STAP細胞」は実は「ES細胞」だった?しかし若山照彦が主張した説は、科学的に証明されたのだろうか?NHKを筆頭にマスコミが拡散した「小保方晴子博士がマウスをすり替えた」という主張は、今はどうなっているのか?忘れた?忘れたではすまないだろう。

(以下の久米秋三郎氏からのコメントも、ご一読を!)


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小保方晴子「マウスすり替え」!共同執筆の若山教授「私が提供したのとは違う」2014/6/

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理化学研究所小保方晴子リーダーが成功したと主張するSTAP細胞は、すでに20年前から研究されている万能細胞の一種、ES細胞の可能性が濃厚になってきた。

論文共著者の若山照彦山梨大学教授が16日(2014年)に会見を行い、小保方氏が作成したとされるSTAP細胞は若山研究室が提供したのとは違うマウスから作られていたことを明らかにした。第三者機関に解析を依頼して判明したという。若山教授は「STAP細胞があるという証拠はなかった。予想していた中で最悪の結果と思っています。世界3大不正と思われてもしょうがない」と語った。

以前から小保方研究室の冷蔵庫にあったES細胞

その経緯はこうだ。若山研究室から提供を受けたマウスを使ってできたとされる小保方氏のSTAP細胞を使って若山教授が培養しSTAP幹細胞を作成し、さらにそれをもとに万能性のあるキメラマウスを作った。今回、保管していたSTAP幹細胞を第三者機関に解析を依頼した結果、若山教授の研究室のマウス由来とはまったく異なる遺伝子情報が出てきた。


「大前提となるところが崩れてしまった」(若山教授)というSTAP細胞のマウスはいったい何なのか。謎を解くカギは小保方研究室の冷凍庫にあった。ESのラベルの張ってある容器があり、理研が遺伝子情報を調べた結果、若山教授が解析を依頼したSTAP幹細胞の特徴と酷似していることが分かった。遺伝子情報に詳しい東大の菅野純夫教授は「結局、ES細胞だったのではないか。あってはならないミスだ」という。はたして単なるミスなのか。意図的にすり替えたのか現時点ではわからない。

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■久米秋三郎氏からのコメントを紹介します。

若山照彦は7月22日に、「マウスすり替え説」を「訂正」したようです。しかし6月に、鬼の首でも取ったかのように大々的に「小保方博士は詐欺師だ」と報じておいて、その一月後に、「この解析結果は誤りだった」と、軽々しく訂正しました。若山照彦は確信犯だとしか思えない。「小保方博士は悪人だ」というイメージを拡散させることが目的だとしか思えない。

NHKは「STAP細胞 不正の深層」という、小保方博士に怪我をさせてまで取材して作った番組を、この「訂正」のあとに(7月27日)放送しましたが、「訂正」には触れず、「マウスすり替え説」をそのまま垂れ流した。ES細胞を保管していたという、「例の冷蔵庫」の不気味な映像を思い出します。NHKは、こんな眉唾番組を放送して、恥かしくないのか?


産経ニュース→http://www.sankei.com/life/news/140722/lif1407220003-n1.html
≪2014.7.22 21:14
理研が解析結果を訂正 若山教授のマウスの可能性も

 理化学研究所は22日、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が作製したSTAP(スタップ)細胞から培養された幹細胞の解析結果を訂正した。共著者の若山照彦山梨大教授が提供したマウスから作製されたものではないとした6月の発表は誤りで、若山研究室のマウス由来だった可能性も否定できないとしている。

 若山氏が目印となる遺伝子を18番染色体に挿入したマウスを作製し、これを受け取った小保方氏がSTAP細胞を作り、若山氏が培養して幹細胞を作った。

 この幹細胞について理研は当初、遺伝子は15番染色体に挿入されており、若山氏が提供したマウス由来ではないと発表。だが詳しい調査の結果、この細胞には別の遺伝子も挿入されており、染色体の挿入場所は分からなくなったという。同じ遺伝子の特徴を持つマウスは大阪大が作製し、若山研究室で飼育されていた。

 また若山氏は同日、科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP論文の撤回理由書が、共著者の合意がないまま書き換えられた問題について、締め切り間際に他の共著者と自分の文章の差し替えが交錯したことが原因とするコメントを発表した。≫


朝日新聞デジタルhttp://www.asahi.com/articles/ASG7R3QW7G7RPLBJ002.html
≪2014年7月23日13時11分
「STAP細胞解析結果は誤り 若山氏、会見内容を訂正」

 三木弁護士は、「6月の若山氏の会見では、小保方氏がSTAPそのものを捏造(ねつぞう)したのだと国民や科学者に思われ、断罪されたが、その根幹部分が間違っていたということ」と指摘。その上で「マウスを小保方氏が持ち込んだかのように話していたが、とんでもない。以前から言っているように、マウスは若山研究室のものだ」と主張した。
 若山氏は6月の記者会見で、残っていたSTAP幹細胞の遺伝子を解析した結果、細胞の由来は、自分の研究室では飼育したことのないマウスだったと説明した。その上で、「STAP細胞は若山研究室が提供したマウス由来ではない」と主張していたが、22日に山梨大のホームページ上で「この解析結果は誤りだった」と訂正した。≫


ロバート・ゲラーは、「地震予知は不可能」と何十年も言い続けている人物。Youtubeでも彼が出演していますが、「地震予知は不可能だから、税金の無駄」だと、その主張が彼の最大の「業績」です。科学の歴史は、不可能(と思われていること)との戦いではなかったのか?

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