140529「マルクスとエンゲルス」。「月刊日本」8月号から、「マルクスとエンゲルス」を連載開始する。
というわけで、昨日、その一回目の原稿を入稿した。マルクス的思考とエンゲルス的思考を比較検証するものだ。もっと具体的にいうと、柄谷行人的思考と廣松渉的思考を比較検証するものだ。この問題は、「小保方事件」の解釈と評価のも問題とも無縁ではない。つまり「科学」と「科学主義」の差異という問題だ。科学の理想主義、あるいは科学のイデオロギー中心主義とでも言うべき知的官僚主義の悪習が、日本の科学者やその予備軍の脳内を占拠しているように思われる。
佐々木真一とかいう物理学専攻の京都大学教授が、小保方晴子さんの「理研就職」について、こんなことを言っているらしい、「この人事選考について説明のないままやりすごすことは、これから科学を志す人のやる気を奪うだけでなく、ある種の怨念として今後日本の科学界にのしかかる気がします」 と。
この京都大学教授って、どうしようもない馬鹿だねえ。早大理工学部卒の小保方晴子さんが理研に採用されたことが不当だと言いたいらしい。不当採用だと？可愛いから採用された？ じゃー、京都大学理学部卒のブス女ならいいのか？くだらない。
理工系は未だに、くだらない学閥で守られているらしいことが分かる。文科系の学者で、こういうことが言えるか？恥ずかしくて言えるはずがない。京大卒の政治学者？京大卒の経済学者？京大卒の哲学者？ 早稲田大学卒の政治学者や経済学者、哲学者・・・とはレベルが違うのか？どこが違うのか？違いがあるなら、見せてみろよ。
京大卒の政治家といえば、前原誠司に細野豪志・・・だろう。いいお笑いだよ。
京都大学の理科系て、教授も学生も、就職のことで頭がいっぱいらしい。だから、小保方晴子さんの「理研就職問題」に異常な関心を示すのだろう。これだから、民間会社は、理系博士課程修了の人間を採用しようとしないのだろう。当然だ。佐々木真一とかいう物理学者よ、お前は、就職課の職員か？科学者なら、もっと科学的、学問的な話をしろよ。STAP細胞はあるのか？ないのか？STAP細胞は、捏造だったのか？そうではなかったのか？
■今月、発売中の「文藝春秋」(８月号)の「同級生交歓」のページに載っている甲南高校の「同級生たちと私」。「思えば、遠くへきたもんだ」である。桜島が目の前に見える我が母校 。桜島が火を吹く頃は、恋も試験も苦しかりき・・・。興味のある人は立ち読みでも。小生は右端。女性は、東京外大名誉教授(ドイツ演劇)の谷川道子さん。他に早大教授(理事)の紙屋君、法政大学教授の村野君、鹿児島大学教授(県立図書館長)の原口君、前厚生労働省局長の丸田君など。(写真参照)
■中央は、文藝春秋の「同級生交歓」の企画を推進してくれた前田利孝君。鹿児島甲南高校から北海道大学へ。北大法学部卒で、日本鋼管へ。日本鋼管と川崎製鉄が合併してできた新会社の役員。
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■曽野綾子の『ある神話の背景』は、全面的に、赤松部隊の制作した「陣中日誌」に依存している。だが、この「陣中日誌」は１９７０年に赤松部隊隊員=谷本小次郎によって全面的に書き換えられた、歴史的資料価値ゼロの「改竄=捏造文書」であった。
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