文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「小保方事件」は現代日本の思想的劣化を象徴する事件である。「小保方博士バッシング報道」が月刊誌にも登場。バッシングする側の正体と貧弱な論理が見えてきた。

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新潮45」は当初から熱心にバッシング報道を続けていたが、「筆者」が何者なのか、その正体も顔も見えなかった。偽名か匿名か、無名のライターか。しかし、今月は、「中央公論」や「文藝春秋」が、テレビで「小保方博士バッシング」を繰り返した中山敬一(九州大教授、分子生物学会副会長)や、京大理学博士とかいう⚫▲◼★➡等を使って、派手にこの問題を取り上げようとしているようだ。


しかし、「小保方問題」、つまり「stap細胞問題」を、真面目に取り上げるつもりはないらしい。あくまでも「「小保方晴子スキャンダル」として、面白おかしく取り上げようとしている気配が濃厚だ。現代日本の思想的貧しさが露呈しているといっていい。たとえば、「不正は何故、防げなかったのか?」(中央公論)とか、「小保方捏造を産んだ科学界の病理」(文芸春秋)などと、「はじめに捏造ありき」「はじめに不正ありき」の論調である。これでは、先端科学的な問題としての「STAP細胞問題」は、徹底的に隠蔽されるしかない。


ということは、STAP細胞そのものが捏造だと考えているということか?「週刊読書人」でも、科学ジャーナリストと称する「緑慎也」という、初めて聞く名前の人物が、ips細胞擁護の立場から「STAP細胞捏造論」「研究不正論」を、展開している。今のところ、大手の活字メデイアに、「小保方晴子擁護論」はない。何故か。大手マスコミは、何故、「小保方バッシング」一色なのか。緑慎也という人物も東大中退の科学ジャーナリストらしい。山中伸弥京大教授と共著で本を出しているらしいが、要するに、科学業界の◼◼? 少なくとも第一線の科学研究者ではない。


ところで、先日、日曜日、山中伸弥教授が、早朝のNHKの短歌講座に出ていたが、今週は、「阿川佐和子の朝」とかいうトーク番組に出るらしい。テレビに出まくって、いったい何をするつもりか。それにしても、ノーベル賞科学者なんて、暇なもだね。ライバルになるはずだった小保方晴子博士を、「小保方晴子スキャンダル」で潰して、わが世の春を謳歌しているのか?

(続く)


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下品? 意地が悪い? 大いに結構! 上品と綺麗事こそが論壇を劣化させたのだ! 辛口評論家・佐高信と、『保守論壇亡国論』の論客・山崎行太郎のスリリングな対談。現代日本の論壇を右から左までメッタ斬り。曽野綾子だろうが姜尚中だろうが容赦はしない。論争なき論壇は滅ぶべし。



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