文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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「週刊新潮」の「小保方晴子バッシング」の記事は「間違い」だらけである。情報源が怪しい。「2チャンネル」からのパクリか?

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たとえば、笹井芳樹副センター長と山中伸弥京大教授は、「京大の同期でライバル」だったと、理研関係者が証言していると書いている。この匿名の「理研関係者」は、存在しないか、嘘つきか、事情が良く分かっていないドシロートか、どちらかである。笹井芳樹山中伸弥は、京大の同期ではない。


山中伸弥は、神戸大学医学部、大阪市大大学院、アメリカ留学、奈良先端科学技術大学研究室・・・。笹井芳樹は京大医学部、京大教授、理研・・・。どうして同期なのか。確かに生まれた年齢は同じだ。しかし、年齢が同じだけで、「京大で同期」とは言わない。「ライバル」であったことは、事実だろうが、「京大で同期」と勘違いしたのだろう。門外漢の考えることである。


さらに、「週刊新潮」は、「上昌広東大特任教授」なる人物の発言を重要証言として引用しているが、この人物が、どいう人物だかを、知っているのか。最近、 stap細胞研究の専門家でもないのに、「小保方晴子バッシング」に加担し、「東大特任教授」の名において、頓珍漢な発言を繰り返しているようだが、この人物こそ怪しいだろう。(参照ー週刊ポスト2013年8月30日号)


さらに、「新潮」は、小保方晴子さんと笹井芳樹とが、不倫関係にあったことを暗示し、それを記事のメインテーマにしようとしているが、二人が恋愛関係にあったかどうかはともかくとして、そもそも科学者や研究者というものは、恋愛や不倫をしてはいけないのか。聖人君子でなければならないのか。変人や世捨て人ではいけないのか。巫山戯た話である。


ちなみに、小林秀雄は、中原中也の恋人を横取りし、同棲。しかも数年もしないうちに、その女を捨てて家出している。だから、どうしたというのだ。要するに、「週刊新潮」は、先端科学の分野における発見競争や開発競争の問題を、下世話な不倫事件にすり替えようとしているのである。何を隠蔽しようとしているのか?


(続く)







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