文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

百田尚樹と「南京大虐殺のまぼろし」。百田尚樹の「南京事件はなっかった」論を『保守論壇亡国論』的視点から読み解く。ー「エセ右翼=百田尚樹への宣戦布告(7)。

dokuhebiniki2014-02-08


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百田尚樹は、馬鹿の一つ覚えの如く、「南京事件蒋介石の捏造」「南京事件はなかった」「世界は問題にしなかった」・・・というが、果たして、そうか。たとえば、南京攻略後に、日本軍は、「一般市民」に変装した中国兵(「便衣兵」)を大量処刑しているが、これを、百田尚樹は、どう解釈するのか。換言すれば、「ハーグ陸戦法規」をどう解釈するのか。便衣兵の大量処刑は当然だ、と考えるのか。百田尚樹が「南京事件はなかった」というなら、それにも答える必要があるのではないか。


断るまでもなく、僕は、「30万人虐殺説」や中国政府の政治宣伝工作「南京大虐殺事件キャンペーン」を支持しているわけではない。しかし、「南京事件はなかった」論を信じているわけでもない。大なり小なり、「虐殺事件」はあったと思っている。それを認め、そこから出発することは、決して日本国家の強靭化にとって、マイナスではないと考える。


便衣兵大量処刑問題」に限っても、百田尚樹ネット右翼、保守政治家たちのように、南京事件問題は、そう単純に「南京事件はなかった」「捏造だ」「デッチアゲ」・・・とは言えないのだ。南京事件は、良かれ悪しかれ、政治的な問題である。それ故、最終解決はない。(続く)


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