文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

百田尚樹と朝日新聞のデスマッチ(論争)を、『保守論壇亡国論』的視点から読み解く。


田母神都知事候補の応援演説における百田尚樹の「南京事件はなかった」論が引き金になり、百田尚樹を「修正主義者」と呼ぶ朝日新聞との間で、激しい論争がはじまったようだ。しばらく、野次馬として、様子を見ることにしよう。ーー「エセ右翼=百田尚樹への宣戦布告(6)」。

百田尚樹が、Twitterに次のような書き込みをしている。最初の頃の威勢の良さに比べると、よく読むと、若干、トーンダウンしているように見える。早くも「逃げる」態勢を取り始めたのか?「南京事件はなかった」「南京事件は捏造」論から、「もし「南京30万人大虐殺」の決定的証拠が出てきたら、その事実を認めるにやぶさかではない」「大虐殺は捏造」論・・・・・・へ、大幅に後退している。つまり、「「大虐殺」は捏造」とは、「中虐殺」や「小虐殺」はあった・・・・・・ということを認めることだからだ。百田尚樹は、最初は、鈴木明の『南京大虐殺まぼろし』から始じまる「南京事件はなかった」という「まぼろし派」だったはずである。批判を受けて、百田尚樹の主張は、明らかに、「まぼろし」派から「中間派」へと後退している。曽野綾子を筆頭に保守論壇の連中が、よく使う逃げ道である。そして、「もし「南京30万人大虐殺」の決定的証拠が出てきたら、その事実を認めるにやぶさかではない」・・・というが、「南京30万人大虐殺の決定的証拠」とは、なんだろうか。そいう「公文書」でもあると考えているのか。百田尚樹が、論争から逃げようとしていることは明らかだ。そうでないというのなら、「堂々と・・・」、付け焼き刃の「受け売り」であろうとなかろうと、ご自慢の「持論」をご披露願いたい。



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百田尚樹
私は普通の思考回路の人間である。もし「南京30万人大虐殺」の決定的証拠が出てきたら、その事実を認めるにやぶさかではない。しかしながら現在、肯定派、否定派の双方から出されている資料を見る限り、またその歴史的経緯を鑑みれば、「大虐殺」は捏造によるものと読み取れる。
2014年2月04日 - 8:44pm


百田尚樹
とうとう朝日新聞が本格的にやりだしたか。一介の物書きが日本有数の大新聞を敵に回して勝てるわけがないな。百田尚樹も早晩つぶされるだろう。RT @gsxr889 朝日新聞が英語版で百田氏を修正主義だと書いています。これは許せませんよね。ajw.asahi.com/article/behind… …
2014年2月04日 - 11:07pm


百田尚樹
朝日新聞が英語版で、私を「修正主義者」と書いている。朝日新聞よ、信念があるなら、堂々と日本語で書け!ln.is/ajw.asahi.com/… …
2014年2月04日 - 11:48pm


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