文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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何故、保守論壇とネット右翼は、韓国側が仕掛けたフランス国際漫画フェステバルの「 朝鮮人慰安婦騒動」に巻き込まれたのか?ーエセ右翼=百田尚樹への宣戦布告(3)

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フランス・マスコミは、アングレームで開催された国際漫画祭の「慰安婦騒動」をどう伝えたか? 決してル・モンドなど、フランス・マスコミの報道は、日本側に有利な報道ではない。主催者側は、強引に日本側の展示を撤去したり、記者会見を中止させたりしたようで、それに対して日本側は、激しく抗議したようだが、主催者側(ニコラ・フィネ)に、無視され、一蹴されたようだ。日本の右翼(ネオナチ?)が、国際漫画祭を、妨害した、と。確かに、誤解であるにせよ、そういうイメージで受け取られたということは、まんまと敵側(韓国側)の謀略戦に巻き込まれ、大恥を晒したということになるだろう。



主催者側は、「完全に独立した国際的文化祭・・・」と主張し、マスコミは、「韓国人女性強制売春に関わる展覧会、日本が激怒」と伝えている。さらに鈴木日本大使やNHK新会長・籾井某の例の「慰安婦発言」も引用されている。


フランスのアングレーム で開かれていた国際漫画フェステイバルの「慰安婦騒動」は、日本の保守論壇ネット右翼、保守政治家、そして百田尚樹のような時代の風潮に付和雷同する軽薄な文化人・・・たちの思想的レベルを象徴する事件であった。つまり、百田尚樹レベルの「強制連行はなかった」という日本の国内向けの自己満足的な「慰安婦論」が、国際社会で、どう理解されるかを象徴しているということだ。


言い換えれば、「強制連行はなかった。その証拠もない」という保守論壇で定説化している理論武装が、物の役にたたないということだ。つまり、「強制連行はなかった」と日本側が主張すれば、「慰安婦はいなかった」と主張しているとしか理解されないということだ。この保守論壇のワンパターン化した紋切り型の理論武装が、「沖縄集団自決論争」における「軍命令はなかった」という理論武装と同様に、まともな理論武装になっていないということだ。


僕は、韓国側の「慰安婦問題」をネタにした「日本批判」に賛成するわけではない。中国が政治的意図を込めて宣伝する「南京事件」もそうだが、韓国が国際社会に拡散する「朝鮮人慰安婦」も、極めて政治的なものだ。しかし、それに対応する日本側の対応も負けず劣らず政治的で、下劣である。一説によると、アングレーム国際漫画祭に押し掛けた日本関係者とは、某新興宗教関連のネット右翼だったとか?




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■主催者側の人物ーニコラ・フィネ。日本でもお馴染みの人物らしい。韓国側の政治的介入を否定したが、怪しい。毒饅頭を食ったか?


ル・モンド


■ヌーヴェル・オブセルヴァトール。




■韓国側の漫画作品と日本側の漫画作品。

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