文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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「みのもんた事件」の深い闇と『保守論壇亡国論』。

dokuhebiniki2013-09-20

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みのもんた」の次男が逮捕され、責任をとる形で、「みのもんた」自身がテレビ出演を自粛する事件があった。「何か変だな?」「何かおかしいな?」と多くの人が感じたことだろう。事件の経緯と事件の状況を細かに点検していくと、やはり、この「みのもんた事件」なるものは、普通の、平凡な不祥事件=窃盗事件ではなく、政治的謀略や政治的陰謀が裏で蠢いており、何らかの政治的意思が深く関わっていることが分かる。しかし、単純に、「みのもんた」は、何者かに「はめられた」とは思わない。一部では、「みのもんた」が、「フクシマ原発事故」や「汚染水」について、かなり踏み込んだ、過激な発言(反政府的?)をしていたという説も流れているが・・・。私は、『保守論壇亡国論』で、「分かりやすさ」「単純明快な答え」を警戒せよ、と書いた 。「深くものを考える」ためには、「単純素朴なわかりやすい答え」は禁物である。やはり「みのもんた事件」は普通の「バカ息子事件」ではない。しかし、単純な「陰謀謀略説」も取らない。この問題を追求していくと「国家とは何か?」「国家機密とは何か?」という国家の根幹に関わる問題にたどり着く。「国家には生き残りの本能がある」と佐藤優が言ったが、今回の「みのもんた事件」にも 、「小沢事件」同様に、国家の「生き残り本能」ともいうべき「近代国民国家」の宿命とも言うべき深い闇が関わっているのかもしれない。
いずれにしろ、「みのもんた事件」は、個人の犯罪でも、特定の誰かや組織に「はめられた事件」でもない。早速、「週刊文春」と「週刊新潮」が、個人的犯罪・事件として、「みのもんたバッシング報道」を開始したようだが、明らかにピントはずれだ。所詮、「みのもんた」にしろ「週刊文春」にしろ、「週刊新潮」にしろ、適当に利用され、そして切り捨てられる「捨て駒」に過ぎない。


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