文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

突然、Amazonランキング(政治)でトップになりました。拙著『それでも私は小沢一郎を断固支持する』が、どうしたことか、Amazonランキングの政治部門でトップになりました。昨日、日曜日、NHKの朝の番組に小沢一郎が出演し、「権力闘争」や「政争」について、独自の見解を示したことと関係あるのかどうか。「『政策』を実現するために『権力闘争』も『政局』も必要不可欠だ・・・」と小沢一郎は言った。実は、拙著『それでも私は小沢一郎を断固支持する』で、私が、中心的なテーマとして展開した議論と、ほぼ同じだった。しかも、A

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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 異色の小沢一郎本, 2012/7/8
By えっつい (東京都) -
レビュー対象商品: それでも私は小沢一郎を断固支持する (単行本)



山崎行太郎氏の歯に衣をきせぬ痛快な執筆活動(http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/)を応援している。
そんな中で、山崎氏が「小沢一郎」しかも「断固支持」の本を出版されると、なんとも愉快なタイトル、と思いながら、注文するも、手に入るまで2週間もかかった。きっと、注文が殺到して、在庫切れであったのであろう(笑)

この本は、次の2冊の本のテキストを読み解くところから始めている。2冊とも、小沢氏を絶賛している。
・文芸評論家&政治評論家、江藤淳氏の「小沢一郎論」
・アムステル大学、教授 カレル・ ヴァン・ウォルフレン教授の「小沢一郎論」
その他にも多くの本からのテキストを解釈しながら、小沢氏の「政治哲学」をわかりやすく紐といている。
最後には付録として、「月刊日本佐藤優氏との特別対談も掲載されており、嬉しい限りだ。

特に山崎氏は、オリジナルのテキストの意味をきちんと解釈する。
既存のメディアの誤読、改竄、デタラメな解釈については、厳しく追求し、メディアの基礎体力のなさ、だらしなさ、あるいは戦略的な誘導は、ここでも暴かれている。今に始まったことではないところが、暗澹たる気持ちになってくる。

文藝評論家ならではの、異色の愉快な「小沢一郎」本である。

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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 当代随一の政治家、小沢一郎を読み解く本, 2012/7/9
By 品川大樹 (神奈川県) -
レビュー対象商品: それでも私は小沢一郎を断固支持する (単行本)


文藝評論家、山崎行太郎氏による小沢一郎論。
全国に15%存在すると言われている小沢ファンには待望の一冊だろう。
そうでない私のような傍観者にとっても興味引かれる題材だ。

そのポイントは・・・
”なぜ、大手マスコミは小沢氏に対して感情的になるのだろうか?”

冷静に論理的に評価することや、証拠に基づく検証は一切ない。
事実を歪め、扇情的にののしり、悪意に満ちた言葉を投げつける。
我々が抱いているイメージと真逆の行為をなぜマスコミは繰り返すのか?

その疑問をすっきりと解消するのがこの本だ。

本書は、小沢一郎氏を読み解く本というより、
大手マスコミの偽善や欺瞞を読み解く本といった方がいいだろう。
小沢氏が新党を結成し、バッシングを受けている今だからこそ、
多くの人に読んでほしいと願う。


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